一人旅 第四夜 福岡 二日目

公開日:2008/10/11

【前回までのあらずじ】
大阪から福岡まで2日連チャンで深夜バスに乗り、とんこつの聖地、福岡は博多にやって来た管理人。
博多到着早々、北九州市だ、大分県だと突発的な行動ばかり。
しかし、この行動が事前に予定されている行動だと言うから、計画段階で既に何かが崩壊しているに違いない。
深夜バス3連チャンは流石になく、昨日は博多に一泊。福岡二日目はどんな行動に出るのだろうか?

 
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6時10分 博多エクセルホテル東急 308号室。
 
携帯のアラームが私をたたき起こした。今日は月曜日。平日だからアラームが鳴ったのか…
ベッドから起き上がりシャワーを浴びる。今日も観光とラーメン取材の予定が目白押しである。
昨晩。屋台でちょっと食べ過ぎじゃないかと我なガラ思ったりしたのだが、ちゃんと腹は空いている。
まぁビールとつまみじゃあまともな食事ではない。腹持ちの悪いものばかりだ。
いつものように「めざましテレビ」を見ながらの身支度。
「今日の占い カウントダウン」で私の星座は1位だった。良いことがあるであろうか。
8時。ホテルをチェックアウト。
少しだけ空気が冷たい。
冬が確実に近づいている実感はこの時期だと朝方と夜の冷え込みで感じることが出来る。
今日は平日。勤務先へ向かうサラリーマンたち。

言葉尻だけを追いかけると何とも日常的なフレーズも、写真に映し出すとこんなにも非日常的な風景として切り取ることが出来る。
ここ博多は私にとって非日常的空間であることを再認識した。
 
昭和通りと言う通りを西進する。
日本銀行の福岡支店などもあり、ちょっとしたオフィス街のような通りである。
朝飯はやはりサブウェイ。
サンドイッチカードが2冊溜まっていたので一冊は大阪で。もう一冊は福岡で炸裂させようと決めていた。
天神昭和通り店に着く。ここは非日常空間の中でも唯一、私を少しだけ現実に引き戻してくれる。
静岡店では実施していない「モーニングサービス」
初めて見たがかなりお得である。
しかし、私はサンドイッチカードでベジーデライト、ホットカフェラテ。昨日に引き続き200円の朝食だ。
場所は違ってもサブの美味さは変わらない。
流石はフランチャイズだ。

 
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ラーメン取材にはまだ時間が早いので先ずは観光。
サブから程近い天神北バス停から福岡のベイエリア方面バスに乗車する。
福岡市内はJR、西鉄、地下鉄と鉄道が結構充実しているが、バスもスゴい台数が運行している。
近距離なら100円。遠くても220円ほどで目的地にいける。車でしか行けない場所等はバス利用が良い。
ベイエリア方面に行くためにバスは有料道路に入る。ETCでちゃんと1200円とか払っている。
有料道路を通る市内運行のバスルートなんて聞いたことがない。

バスは有料道路から一般道に入る。
ベイエリアには福岡タワーやヤフードームなどがある。
ここまで読んで次の観光スポットが予想できるであろう。そう、私は福岡タワーに向かっている。

バスを降車する。到着したのは「福岡タワー南口」と呼ばれるバス停である。
しかし、タワーらしき物が見えない。
タワーがどちらにあるか良く判らなかったが人の流れはある建物の中へ向かっている。
私もその流れについて行くことにした。
その建物を「パヴェリア」と言った。
館内に入ると直ぐ、ある看板に気がついた。
ロボスクエアと呼ばれる施設があるらしい。何と入場無料!
タワーよりも断然興味を惹かれた私は早速現場へ。
しかし、まだ開場時間前だった…
 
パヴェリアを通り抜け、反対側に出てきてようだ。
あった。これが福岡タワー。高けぇぜ!
キラキラと光る壁面はガラス張りで一見すると大阪の梅田で見たスカイビルを彷彿とさせる。
しかし、あくまでこれはタワーでありビルではない。
その何たるかは中に入ることで明らかになっていく。
勿論、展望室もあり、景色を楽しむことも出来る。
折角なので入ってみることにした。
料金は800円。
タワーの観覧って大体こんな金額だ。
ちなみに空中庭園は700円だった。
チケットを購入して中に入ると展望室へ行くためのエレベーターがあり、エレベーターホールがある。
このエレベーターホールの頭上を見上げると左のようなタワーの構造を見て取れる。何だか万華鏡を見ているようなイメージだ。
ご覧の通り、中は空洞である。
これがビルではなく、タワーである所以である。
タワーの上にアンテナのような物が付いていたのがお判りになったであろうか。
そう、このタワーはテレビの電波送信を目的に作られたもの。東京タワーと素性が同じなのである。
私が今回、是非見ておきたかったのがこの風景。
昔、「探偵ナイトスクープ」で見たのだが、ヤフードームの手前にあるJALリゾートシーホークホテルから望む名も無き島に歩いて行けるのではないかと北野誠探偵と依頼者が行った現場である。
確かに近そうで行けそうな雰囲気だが、実際は700mくらい沖にあるため、歩いては行けない。
しかも、泳いで行くと潮に流されて到着は意外と困難のようだ。
この辺りの砂浜は人工で作られているようで、このような囲われた砂浜になっている。
このベイエリア自体がそもそも埋め立てなどで作られたのかもしれないが、詳しいことは判らない。
タワーも一頻((ひとしき))り見終わり、先ほどのパヴェリアと言う施設内にある「ロボスクエア」に再度、行ってみることにした。
今度はちゃんと開場していたので早速中へ。
10年前では「アシモ」くらいしか考えられなかった2足歩行ロボットも今では身近な物になった。
現在も決して安くはないが、2足歩行ロボットを所有する事が出来る訳で時代を感じさせる。

愛玩目的ロボットの草分け的存在である「AIBO」も初代から最終型まで常設展示されている。
基本的に展示物は触ることが出来ないのだが、触って良い物もある。
AIBOは実際に触ることが可能で、鼻のセンサーで人間の存在を感知してジャレてくる。子供たちは興味津々である。
しかし、私は説明しているお姉さんに興味津々であった…
お掃除ロボ、ルンバ。
物ぐさな私は是非購入したいロボットの一つ。
6~7万円程度で購入出来る。
ロボットは愛玩目的より、実用性重視な物が良い。
こちらは有名なセグウェイ。
知ってはいたが実物は初めて見た。
マジで一度、乗ってみたい。
ティッシュ配りをするロボット。「モスペン君2号」
「2号」という事は「1号」もあった訳だが展示はされていなかった。
「ティッシュは受け取る物ではなく、取りに行くもの」と言うコンセプトで、それによる集客を目的にしているらしい。
アンケートを収集する機能もあるらしいのだが、顔がモニターになっているのは、そのためのものか?
(多分、タッチパネルになっていると勝手な想像)

なかなかの珍品である。
世の中、何でもかんでもキティーちゃんになっている昨今。家電でも何種類か見たことがあるが、まさかロボットにもなっているとは思わなかった。
音声認識機能が備わっていて、話しかけると答えてくれる。
値段は45万円…(汗) 誰が買うんだ、これ。
福岡タワー近辺を後にして行き同様、帰りも同じバスを利用して福岡天神に戻ることにした。
事前に色々と調べてみたりしたが正直なところ、福岡市内ってあまり観光地らしき物がなく、観光だけで話を膨らますのはこれが限界だ。
ロボスクエアは偶然見つけたものだっただけに、思いっきり話を膨らましてしまった…

 
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時計は11時半を過ぎ、昼の取材先に向かうために地下鉄乗り場に向かう。
地下鉄七隈線の天神南駅から乗車。目指すは薬師大通駅である。
昼の取材先は「玄瑛」と言う店。老舗ではなく、博多でも新しいニューウェーブ系のラーメンであると言う。
店を見つけてホッとしたのもつかの間、衝撃的な光景を目の当たりにする。

約40名の大行列である。中央の写真の右側に写る家を取り囲むように行列が出来ている。この家の人には迷惑な話である。
右の写真の矢印の所には中華料理店らしきラーメン屋もあるのだが、この行列は見てて羨ましいやら悔しいやら…と言った感じではないだろうか。
この後、店に入るまで約1時間半。店を出るまで2時間かかってしまった…
当初考えていたスケジュールが一気に押している形になったのは言うまでもない。
 
玄瑛の詳細は取材記を参照してもらいたい。
 

 
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玄瑛を後にした私は薬師大通駅まで戻るも、地下鉄を使わずにバスを利用して次の目的地、キャナルシティを目指した。
しかし、乗るバスの方向を間違え、目的地から離れていくと言う失態をしてしまった。急遽、バスを降り、近くにあった高宮駅から西鉄に乗り、福岡天神まで戻ってきたのは良いが、ここからキャナルシティまではまたバスに乗らなければならない。正直、バスで失態をした後だけにこれ以上、間違いをするとスケジュールが滅茶苦茶になってしまう恐れもあることから、タクシーを使ってキャナルシティを目指すのであった。
キャナルシティはシネコンや色んな店舗が入った複合施設。昔行った海老名のビナウォークに似ている。
こちらでお土産なども購入。持って歩くのも面倒だったので全部、宅急便で送ってしまった。

そして、ラヲタの皆さんならここに来て外せないのがラーメンスタジアムであろう。
こちらがラーメンスタジアムの入口。
当初から予想はしていたが、名古屋の「名古屋麺屋横丁」や小田原の「ラーメン宿場町」と同じで、ラーメン店を一箇所に集めたスタイル。
やっぱ、ラー博みたいにあそこまで作り込みがされた施設ってなかなかないんでしょうね。
館内では8店舗のラーメン屋がしのぎを削っていた。
ちなみに私が訪れた15時過ぎは人も((まば))らで直ぐにでも食べれそう。
でも、腹が一杯で無理だった…
と言うか当初からここでラーメンを食べる予定はなかった。
あくまで見に来ただけだ。

 
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夕刻。
キャナルシティを後にした私は博多駅に戻ってきた。
夜の取材を考えていたがまだ時間が早い。
昨日、朝マックをした博多交通バスセンターにはネットカフェもあるので旅行記を書きながら時間を潰した。
ちなみに夜の取材は博多駅前にある。
そして次なる移動もこの博多駅周辺で行われる。

 
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次なる移動のことも考えるとそろそろ時間がなくなってきた。
ネットカフェを後にした私は徒歩で夜の取材先、一幸舎に向かうことにした。
この店も博多では新しい店。新興勢力である。
 
一幸舎の詳細は取材記を参照してもらいたい。
 
一幸舎を後にした私は次なる移動のため、再び博多交通バスセンターにやって来た。
ここまで来てもう予想もへったくれもないだろう。
そう、次の移動ももちろん、深夜バスである。
18時50分。
私の乗るバスがやって来た。
気になる次の行き先は…















東京 新宿駅西口





この旅も往路を終え、いよいよ復路に突入する。
博多~東京間の移動距離は約1,100km。乗車時間は飛行機並みの14時間と言う荒行である。
明日の朝には見慣れた街、東京にいることであろう。

19時。定刻通りバスは一路、東京に向けて出発したのだった。

つづく

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