テレパソを作ってみよう! その5

公開日:2004/12/04

電源、HDDの設置および熱対策

これまで触れてきた事だが、今回のテレパソでの内部構造は3階構造を持つ形でパッケージングしようと考えていた。
1階はDVDドライブ、2階はマザーボード、そして3階は電源とHDDを設置する。
今回のフェーズの最大の山場は、電源の設置および背面部の加工である。
電源は背面部で廃熱を行なっていると共に、電源コードおよびメインスイッチがあるため、どうしても外に露出させなければならない。
熱対策はPC作成において結構重要なファクターとなる。熱暴走などと言う事態は極力避けなければならないし、筐体が専用品ではないものを使用している以上、積極的に配慮しなければならない部分である。

大変見難いが塩ビ板の上に置かれた電源およびHDDである。
今回は録画が主な目的となるため、書き込み速度の向上を図るためRAID 0(ストライピング)を組むために2基のHDDを用意した。
また、録画目的のため24時間稼動のリビングパソコンの要素を持っているため静音にも気を使っている。
この電源も静音仕様の電源である。良く見ると通常の物よりファンの大きさがデカく、背面ではなく上部にファンが付いているのがお判りであろう。大きなファンをゆっくりまわして音を抑える配慮がなされているらしい。
排気があるなら吸気も必要である。
写真は底部パネルの背面部分である。
調度6cmのファンが付きそうなので穴を空けた。
6cmのファンがピッタリと納まった。
ついでに保護用のネットも付けてみた。
それぞれの階を仮組みしてみた。
これから加工する電源の背面を露出させる位置を正確に把握するためである。

左図で示す通り、下の6cmファンからエアーを導入して、中間部のCPUからの熱および最上部のHDDの熱を電源上部から吸気し、外へ排気を行なうエアフローを想定している。

ちなみにCPUファンは静音品ではなくリテール品を使用している。買ってはみたものの、静音のCPUファンはヒートシンクが高過ぎて納まらなかった。
バックパネルを内側から見た図である。
電源の背面を露出させる部分をマジックでマークした。ここからこのパネルに大穴を空けるのだが…
30分の格闘の末、大穴が空いた。
組み立てて見るとこんな感じ。
テレビの佇まいは崩れ気味であるが、やっぱPCである以上、仕方のない部分も出てしまう。
まぁ背面なので通常使用では目に触れない部分でもあるので良しとしよう。

■外部インターフェースの加工 その1

このフェーズの題名を何て付けようか迷ったが「外部インターフェース」と名付けた。あまり良く判らないと思うので説明します。
テレビにおいて外部と接続される部分って、アンテナ線外部入力端子だったりしますよね。
アンテナ線は当たり前と言うか、アンテナ線がないとテレビが見れません。
外部入力端子とは、ビデオを接続したりプレステなどを接続する「赤・白・黄色」の例の端子です。
テレパソも勿論テレビである訳ですからそれらを接続できます。って言うか私の使用目的が既存のテレビとの総入替えなのでその辺の機能がないと困るんです。テレビも見たいしプレステもやりたいし。
あとPCである以上、ネットに接続出来ないと話になりませんね。なのでLANコネクタの接続もしなければいけない訳です。
そんな訳で通常のテレビよりも多くの接続を備えている訳です。
これを如何にテレビの佇まいを残しながら行なうのか?と言うのがこのフェーズの課題でしょうか。

当たり前ですが、これはテレビデオの筐体なのでアンテナ線を接続するための既存の穴が既にあります。今回もこれを使用します。
また、その横に鉛筆で四角形を書きましたが、ここにLANコネクタを設置します。
適当な大きさに切ったアルミ板にアンテナ線を結合する時に使用するコネクタを付け、両面テープで仮留めした。
表からルーターで穴を空け、ネジで留める。
これでアンテナ線は完成だ。
LANコネクタを設置するための穴も空けた。
LANコネクタにはやはりアンテナ線の時と同様に線同士を結合するためのコネクタを使用。
LANコネクタは単純にバックパネルに接着剤で固定しました。
ネジを使うと中の回路を破壊する恐れがあると判断したからです。

これでアンテナ線、LANケーブルの外との接続は出来る訳ですが、内部的にはどうするのでしょうか?


つづく…

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