テレパソを作ってみよう! その4

公開日:2004/11/27

■DVDドライブ関連の加工

今回のテレパソ作成にあたり、「テレビデオの((たたず))まいをなるべく残す」と言うことを自分に課しました。
折角、自作ケースで作っているのに、それが如何にもPCに見えてしまったらそのケースを使っている意味がないと考えたからです。
iMikeはiMacに似せて作ろうとした結果なのであれでOKなのかも知れない。
しかし、私の作りたいPCは「テレビの見れるPC」ではなく、「テレビの形をしたPC」なのである。
そうなるとiMikeのようにドライブ類を外に出す訳には行かない。
そこで目をつけたのがビデオの取り出し口である。あの取り出し口からDVDドライブのトレイを出す事は出来ないであろうか?
また通常のPCと違い、DVDドライブが外から見えないため、イジェクトボタンを押す事が出来ない。
そんな問題も含め、作業を開始した。

イジェクトボタンが外から押せない問題については、イジェクトスイッチを移設することで解決できると考えた私は早速、DVDドライブを分解。イジェクトスイッチに電線をハンダした。
外装にも穴を開け、電線を外へ導き出す。これでDVDドライブの加工は終了。
前面パネルに付属していたスイッチ類の並ぶ基盤に対し、先ほどのイジェクトボタンの電線を結線する。
こうすることにより、前面パネルのボタンを操作することにより、DVDドライブのイジェクト機能を使う事が出来る。
同様に液晶モニタの画質や上下左右の調整を行なうボタンもこの基盤に結線されている。
結線された電線には途中にコネクタを噛ませてあり、DVDドライブ等と基盤を独立させることが出来るようにした。
なお、基板上に汚く彫られた溝は、基板上の回路を切断し、スイッチ自体の回路を独立させるために付けてあるものだ。
底部パネルのために作成した底板にDVDドライブを固定した。
固定にはやはり塩ビ版を使用している。
塩ビ版は折り曲げるのも簡単に出来る加工のし易さと、ある程度の強度を持たすことが出来るので本当に便利である。
4本のボルトが見えると思うが、これは2階部分にあたる塩ビ版を支える支柱の役割をする。
2階部分にマザーボード、3階部分にはHDDと電源を設置する。
つまり、この部分が1階部分にあたる。
DVDドライブのトレイが出てくる瞬間にビデオの挿入口の扉を開かないとトレイは外に出てこれない。その問題を解決するため、左記のような機構を自作してみた。
これはDVDドライブのトレイがまだ出ていない状態。
赤で丸く囲んだ部分がビデオ取り出し口のフタを開ける役割をしている。
これがトレイが出てきた状態である。
静止画ではなかなか判り辛いと思うので、動画でどうぞ。

 動画1 ゆっくり編
 動画2 早い編

マザーボードの設置

これからはマザーボードの設置に向けての加工をはじめる。このフェーズでの最大の問題は拡張ボードの固定をどうするかと言う事である。
前回のおかもちサーバーを見ていただくと判るのであるが、拡張ボードはマザーに指しっぱなしで特に固定はしていない。
すると振動などで拡張ボードが少しでも動くとPC自体がハングアップしてしまうのである。
それを回避するため、これまた現在の勤務先から頂いたサーバー機を分解することからこのフェーズは始まる。

これが客先から頂いたサーバー機である。
当時はウン百万円したと言う話だ。
MMX PentiumIIのDualCPUである。
今回、私の欲しい部品は赤で囲んだ部分のみ。
この部分を切り出して拡張ボードを固定するのである。
副産物として色々なパーツをゲットした。
FDD、CR-ROM、電源、スイッチ類やLEDなどだ。
特殊なところでDATドライブなどもある。おかもちサーバーのバックアップに使えるかな?
先ほどのパーツは赤矢印の部分に使用されている。
たったこれだけの為にサーバー機を使用している。何とも贅沢なことである。


つづく…

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