バーに関する話題 レインボーチャリティーカクテルラリー探訪 最終夜

連載企画「レインボーチャリティカクテルラリー探訪」も今回をもって最終回をを迎えました。
虹の7色を色の波長の長い順にお伝えするこの企画。最後にご紹介する色は「白」「紫」です。

ジュイエ「白」のカクテルを担当するのはjuilletと言うお店。(詳しくは食べログで)
このバーには実は一度だけ行った事があります。
このコラムの中で以前、京都のバーをまわった事を書いた事があると思います。
その時にたまたま飛び込んだバーで「後輩の店が静岡にある」と言う事で教えて頂いたのがこのバーです。
バーを通して繋がる縁と言うか人脈について改めて思い知らされた出来事だったのを思い出します。
通常のバーとは違い、午後3時から営業していることもあり、コーヒーや紅茶も提供したり、スイーツなどの用意もありますがシッカリとお酒の類も用意されています。

白のカクテルこちらで供される白のカクテル。
日向夏の皮をホワイトラムで漬けた物がベースになっており、味の主軸はトロピカルフルーツリキュールが担っています。
トロピカルフルーツリキュールは私は初めて頂くリキュールですが、ヨーグルトのような風味を持っています。
しかし、日向夏の皮の苦味がリキュールの甘さをスポイルし、カクテル全体を引き締めています。
フルーツを使用したカクテルなどを得意とする同店だけあって、店の独自性なども考慮した内容になっていますね。
また、店内はバーにしては珍しく白を貴重にした店内だけに、カクテルの色が更に映えています。
この各店の色ですが実は「厳正なるあみだくじ」で決めたそうなのですが、この店が白を担当する事になったのも、この店のマスターが「持っている男」と言う事なんでしょうねぇ(笑)

ノンエイジさて、いよいよ最後の一軒になりました。
最後は「紫」のカクテル。担当するのはこの連載の最初にチケットを購入したBar NO'AGEです。(詳しくは食べログで)
これもたまたまですが今回、色の波長の長い順に店を回ろうと考えた時、紫が最後になりました。
そして、今回の企画についてお話を頂いたこの店でチケットを購入してラリーがスタート。
ブーメランよろしく、4週間ぶりにこの店に戻ってきた訳です。

この店で供される紫のカクテル。聞けば2種類の用意があると言います。
今回、別料金を払って2杯とも頂く事が出来ましたので紹介します。
(BAR-CODEの緑のカクテルも2種類の用意がありましたが言えば飲めたかもしれませんね)

紫のカクテル(サクランボVer.)先ず一杯目はサクランボのカクテル。
日本酒をベースにサクランボのリキュール、カシスリキュール、ブルーキュラソなどを使用しています。
そして、表層には桜の花の塩漬けと金粉を散りばめてあり、春のカクテルを演出しています。
日本酒自体のアルコール度数は平均15、6度程度であり、ジュース類も入っているので飲み口は非常にスムーズ。
カシスの風味が味の輪郭を構成しており、女性でもグイグイ飲めてしまう辺りは飲み手を選ばない万人向けな印象があります。

紫のカクテル(桃Ver.)そして二杯目は桃のカクテル。
ホワイトラムがベースですが取り合えず色んな物が入っています。(多過ぎて失念)
中でもビックリしたのがバルサミコ酢も入っていること。私もカクテルって結構飲みましたがバルサミコ酢を使っている物は正直初めて。創作カクテルの奥の深さを感じます。
グラスの脇には蝶を模った柑橘類の皮とミントの葉がカクテルピンに刺さって飾られており、見た目もかなり可愛い作品。
味もピーチ系の香りでアルコール感もそれほどないので女性にウケそうなカクテルですね。

と言う訳で約一ヶ月間に渡って7軒のバーと8杯のカクテルをご紹介した訳ですが、最後に少しばかり感想を書きたいと思います。

今回の7軒のバーの内、4軒のバーが初来店だった訳ですが、このイベントに参加している事を最初に告げるとバーテンダーとの距離もグッと短くなり、居心地の良い時間を過せました。
また、同じイベントに参加している、していないに関わらず、色々な方とお話をする機会にも恵まれました。
中にはイベント中に3度もお店でお会いした方もいらっしゃいました。
そう言う人との繋がりも広がった一ヶ月間でした。

また、連載の最初にも書きましたが今回のイベントの収益の一部は東北の震災に送られます。
私は今回の震災直後に「ガマンをしないで長く続けられる復興支援って何だ?」と言う事を言い続けてきました。
今回のイベントは私達参加者はイベントを楽しみながら東北の復興の一助を担っている訳です。
主催者、参加者、東北の被災者の全てがWin-Winの関係である今回のイベントを仕掛けたBartender's Club Shizuokaの皆様。
本当にお疲れ様でした。

またいつの日か、このようなイベントが開催されると良いですね。

(おしまい)

公開日:2012/04/09

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