42歳の初体験 第9章 富士山リベンジ 登山編 前編

公開日:2009/10/25

箱根でのウォーミングアップを終え、いよいよ富士山登山リベンジである。
ちなみに今回の日程を先に言うと日の出と同時に登山を開始。日没までに下山を完了することを予定している。
登山ルートは須走ルート。下山ルートは御殿場ルートである。須走ルートは前回、下山ルートとして利用したが、登山ルートとしては初。富士宮のように一気に高度を上げるルートではないため、高山病のリスクは少ない。また、緩やかな斜面が多いため、休憩を取るにしても取り易いであろう。
御殿場ルートを下山ルートに選んだ理由は何と言っても大砂走りである。前回、須走ルートの砂走りを経験した訳であるが、もっと幅の広いダイナミックな砂走りが体験できると言う。

登山前日。
御殿場市内
前日にも色々とやらなければいけないことがある。先ずは登山計画書の提出である。
今回の登山は前回とは違い、ハイシーズン(7、8月)ではない。登山客はめっきりと少なく、山小屋も営業していない所が多い。何かが起こった場合に助けを求める術がグッと少なくなる。そんな事から事前に最寄警察署等に登山計画書を提出する。同じものを家族にも渡してある。このスケジュール通りに戻らなかった場合、家族から捜索願いが出る。警察では登山計画書を元に入山している人の氏名、性別、年齢などが把握出来るという仕組みである。
登山計画書の雛形は特に決まっている訳ではないが、ネット上に多く存在し、ダウンロード出来るので必要な人はググってみると良いだろう。
また、今回は帰りの車の手配を自力で行わないといけないのだが前回、一緒に富士山に登ったH君が今回も一緒なので彼と一緒に帰りの車の準備を行うことになっている。そんな訳で今回はAさんのご自宅に前泊し、H君と一緒に御殿場口五合目駐車場に行き、私の車を置いてくることになっていた。
ちなみに明日の起床は午前4時。前日は9時には就寝したい。車を置いて来るのに余裕を見て2時間と考えた時、Aさん宅には7時には着きたい。登山計画書も出さなきゃいけない…そんな風に考えた時、風呂は出先でスーパー銭湯がないだろうかと考えるようになった。

今回、出先の風呂として行ったのが御殿場にある温泉会館である。
温泉会館温泉会館駐車場
2時間制でたったワンコイン500円ですよ。2時間も風呂に浸かる訳もなく、今の私にはちょうど良い。しかし、結構人気らしく、駐車場は満車状態…やっとのことで入った風呂は御殿場市内の夜景を眺めながら風呂に入れる絶好の穴場スポットでした。

午後7時過ぎ。引っ越し祝いでご招待された事のあるAさんのご自宅に赴く。荷物を置くと何はともあれ、H君と一緒に御殿場口五合目駐車場を目指した。

御殿場口駐車場御殿場口駐車場
夜の御殿場口五合目駐車場は誰もいないかと言えばそんなこともない。数台の車と人影が確認出来たがH君曰く、皆アベック(死語?)であると言う。確かに登山に向かうような格好ではない。
登山道イラスト
駐車場にはイラストで登山道が紹介されていた。デジカメは置いてきてしまったが携帯があるのでそのイラストを撮影することにした。前回、宿泊した御来光山荘が写っているのだが何気に撮影したこのイラストがまさか、私達を助けてくれるとは思いもよらず…その顛末は後述しよう。

7-11
私の車を置き去りにしH君の車で駐車場を後にする。帰りがけ、7-11に寄り道した。
コンビニに携帯酸素コンビニに金剛杖
流石は御殿場の7-11。何となく品揃えが独特で携帯酸素や金剛杖なども売っているのにはウケた。

今夜の寝床
Aさん宅に戻ると既に私の寝床が準備されていた。やっぱ山小屋とは違い、フカフカの布団で気持ちよく眠れそうだ。夜9時過ぎ。携帯のアラームをセットして床に就くことにした。




翌朝3時46分。
起床
4時に仕掛けた携帯の目覚ましの音を待たずに何となく起きる事が出来たのは幸運である。一応、人の家だし、他の人は寝てる訳だし…
身支度を始めるとH君もやって来て一緒に準備を始めた。後はここで落ち合う予定になっているRちゃんとその彼女が到着すれば出発なのだが…
携帯が鳴った。
「今、どこ?」
「すみません。近くまで来ているとは思うんですが…」
まぁ、正直なところ、この家はかなり判り辛い場所にあるのは事実だ。しかし、前回ほどヒドくはない。何たって前回の家は自衛隊の敷地を通らないと行けない場所だったのだから…
集合時間は4時だったのだが既に4時半を越えている。これから先のスケジュールを考えるとあまり猶予は残されていない。
ローソン
という訳でこちらから出向くことにした。H君の車に乗って一緒に近くのローソンで落ち合う。既に時間は5時前だ。一時間も押している。
荷物の積み替え
Aさん宅に一度戻り、荷物を積み替え、いよいよ出発である。

須走口へ朝日に照らされる富士山
Aさん宅を出発した時はまだ暗かったのだが、須走口へ向かう途中から段々夜が明けてきた。富士山が朝日に照らされている。出発時は霧が濃かったが、高度を上げる毎に天気は快晴に向かう。と言うか雲の上に来ているようである。
30分後。
御来光
須走口登山道の駐車場に到着した。そこで私達を待っていたのは御来光である。前回、見ることの出来なかった御来光をこんな簡単に見れてしまって良いのであろうか。しかし、今回の私のミッションは御来光ではない。
前回同様、直ぐに登山が始まる訳ではない。高度に慣れるためにこの場に30分ほど留まる。とにかく御来光が見えているので写真撮影や一服をして時間潰し。これから始まる登山にそれぞれ、思いを馳せている感じである。

「そろそろ行きますか」

着替えも終わり、装備を背負って駐車場を後にする。
今回のメンバー
登山道入口にある土産物屋近くで記念撮影をすることにした。今回はこのためだけにミニ三脚(100均購入)も購入している。今回のメンバーを紹介しよう。
先ず写真向かって左が前回も一緒に登山をしたH君。手前にいるのが私。セルフタイマーの関係でこの位置になった。その後ろに立っているのがRちゃん。今回の言いだしっぺ。そしてRちゃんの彼女である。

6時30分。いよいよ、富士山リベンジが始まったのであった。

つづく

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