| ある帰宅時の出来事 その1 |
公開日:2004/05/01
皆さん、こんにちは。管理人です。
今回の多事笑論はちょっと笑えない内容でお送りしたいと思います。
先日、勤務先からの帰宅途中、あまり体験出来ないような事態に遭遇しました。これから書く文章は面白可笑しく書くつもりはありませんが、貴重な体験でしたので、皆さんにもご覧頂ければと思い、キーを叩いています。
そう、それは先日のこと。勤務先が旧清水市内に移って3ヶ月間くらいは残業が多く忙しい毎日を送っていましたが、最近の私は俗に言う定時退社が多くなっていました。しかし、その日に限ってやりかけの仕事をどうしても今日中にあげたいと言う衝動に駆られ、久しぶりの残業をしました。
残業を始めて2時間。やっと形になった仕事に満足をしながら帰宅の途に着くことにしました。19時半をだいぶ過ぎた頃でした。ラー紀フリークの皆さんなら、私がJR東海道線を使用して通勤をしているのはご存知のこと。その日もいつもと変わらずJR清水駅に向かって歩き出しました。
歩き出して5分ほど経った頃でした。車通りのあまり多くない道の歩道を歩いていた私は遠くにあるものを発見しました。人が倒れているのです。
『!!』
遠巻きにその倒れている人を見ながら少しづつ近寄りました。(と言うか通らないと帰れないし…)白い長袖のサマーセーターにジーンズ姿。髪の毛の長さから見てどう考えても女性です。心臓の鼓動が早くなっていくのを感じ、またそれを抑えることは出来ませんでした。
『生きているのか?』
私が最初に思った事でした。良くテレビでやっている「密着!!警察24時」が正に目の前にあると言った状況です。
『俺って第一発見者?』
刑事ドラマの見過ぎかどうかは判りませんが、「第一発見者」が先ず怪しまれるのは必須です。
『係わりたくない!』
次の瞬間、思ったのがそのことでした。
昔、近所で凄い火災がありました。その第一発見者がこれまた近所のおばさんだったのですが、やっぱかなり事情聴取をされ、もう犯人扱いだったと言う話を聞いた事もあったからです。
その女性の近くには何故か一台のミニバンが停まっていました。中を見ると男性がひとり、こちらを見ていました。
『何だ?この男は何か関係があるのか?』
その時私は勝手な想像として、この男性がこの女性を放置したのだと思い込みました。
次の瞬間、その車の助手席の窓が開き、男が車内から私に話し掛けてきました。この男性を便宜上、Aさんとしましょう。
Aさん「私も声を掛けたのですが、どうも家の鍵を無くしたみたいなんですよ」
鍵を無くした女性が道端で寝る。
『そんなことあるのかよ!』
「第2発見者」であることが確定し、少し落ち着きを取り戻した私は少しばかりの勇気を振り絞り、女性に声を掛けてみることにしました。
私「もしもし!大丈夫ですか?」
(つづく)
