| 雑談 昨今の「〇〇離れ」について考える |
最近、「〇〇離れ」という言葉をよく耳にします。
例えば「車離れ」。
私が若い頃は欲しい車のために一生懸命働いて、お金を貯めて、念願のマイカーを手に入れるっていうのが当たり前でした。
そうなると維持費もバカにならなくてガス代、車検代、税金、タイヤなどの消耗品等、結構お金がかかったものです。
私なんてガス代が月に2万円もかかってました。(まぁ、燃費が4km/㍑の車だったので…)
また、「テレビ離れ」というのもよく耳にします。
YouTubeをはじめ、AmazonPrimeビデオ、Netflix等、動画配信サービスの充実に伴って、テレビを見る時間が削られている傾向にあるのは理解できます。
ただ、これにはテレビのコンテンツ自体がツマらないというのもあると思うんです。
先日の「半沢直樹」みたいに内容がシッカリとしたドラマであれば、あれだけの視聴率を取れるのですから、コンテンツ次第といった事が判ります。
で、このコラムで扱うのは勿論、「お酒離れ」という内容。
これも年々と深刻化しています。更に新コロの影響も多大にあって夜の飲食業界は大打撃を受けています。
話は変わってもうだいぶ前の話になるが、ネットである記事を見つけた。
「4人に1人が「お酒を飲まない」時代に…誰もが楽しめる飲み会の“ルール”はある?」(詳しくはコチラから)と題した内容で、昨今のお酒離れについて書いている。
確かにお酒を飲む習慣のある人って少なくなったのかな?とも思いますが、バーに身を置いている時の「客足」として感じ取れる感覚でしかありません。
少し古い統計ですが、平成30年度を最新とする国税庁が発表している「種類販売(消費)数量の推移」という資料によれば、平成8年度の酒類全体の販売数量は965万7千㍑。
最新の平成30年が824万6千㍑ですので、ピーク時の85%の水準です。
この数字を見て確かに減ってはいるものの僅か15%程度と言われると、そこまでお酒離れが加速したとは思えないのが率直な感想です。
ちなみに酒税の推移で見ると、平成27年度の1兆3,893憶円をピークとし、令和元年度が1兆2,710憶円でピーク時の91%。僅か9%の減少です。
これについては発泡酒や第3のビールのように売れ筋商品に増税をして何とか税収を確保したいと考える国税庁の動きが垣間見れますね。
このような数値を見ているとお酒を飲む人が極端に減った訳ではないことが判ります。
ただ、「外飲み」から「家飲み」に移行しただけなのかな?というのは簡単に想像できます。
私を含め、40代以上の人達は習慣的にお酒を飲んでいた年代なので、何かしらの形で飲酒をしていると思います。
ただ、最近の若者、特に20代のお酒離れはあるように思います。
前述した通り、私が若い頃、何にお金を使っていたかと言えば「車、海外旅行、お酒」でした。
海外旅行は特に女性の方が多く行っていたように思いますので私は記憶がないのですが…
男である私としては、「女性とドライブしたい」とか「一緒にお酒を飲みたい」とかモテるためにせっせとお金を使ったものです。
後、私はあまりしなかったのですが「DCブランド」に代表される服を男女問わず、挙って買っていたように思います。
これも結局は「モテるため」だと思います。
DCブランドで身を固め、男女が食事したり、お酒を飲んだり。バブル世代の私達はそんな消費行動でしたね。
で、最近の若者の話を聞くにつけ、当時の私達とは違った価値観が見えてきます。
先ず、「飲み会は男女問わず割り勘が当たり前」という内容。
今は「男女平等」が当たり前の時代で、女性もそこまで男性に求めないのが起因しているのでしょうか。
昭和生まれのオジサン的には考えられない考え方です。要は「見栄にお金を使わない」ということでしょうか。
デフレの時代が長く続く昨今、服はユニクロやGU。車は「カーシェアリング」や「レンタカー」といった代替案もありますからね。
後、「草食男子」という言葉があるように、男性が性について追及する姿勢が薄れているのも要因かと考えます。
「女性を助手席に乗せてドライブ」とか「女性と一緒にお酒を飲む」等の行動の後に展開される事象に興味がないといった風潮ですね。
男性の性に対する消費行動に期待していた業界(間接的にもエロに繋がる業界)がこの変化に影響を受けていると思います。
後、ネットが発達したのも大きな要因だと思います。
21世紀の大産業革命であるネットの普及は、私達の仕事のあり方も変えつつあります。
一時期流行ったZoom飲み会とかもそうですが、ネット越しで何でも出来ちゃう時代になりました。
バーでカッコよく飲んで、女性と仲良くなって、そのまま夜のホテル街へ…なんて風景も過去のもの。
ネット越しでいくらでも出会う機会があります。
私が若い頃にはなかったインフラ、デフレが長く続く経済情勢、価値観の変化等が人々の「〇〇離れ」を加速させているのかな?と思いますが皆さんはどう思われますか。

