| バーの時間の過し方 バー経営者が思わず感激したお客さんの神対応 |
先日、ネットニュースを見ていると、「バー経営者が思わず感激したお客さんの神対応」という記事が目に留まった。(詳しくはコチラから)
早速、記事を読んでみると、それまでお客としてバーに通っていた方が、バーを経営し始めたことで知った、バーテンダーから見た「良客」とはどういうお客達なのかというのを紹介したものだ。
ちなみに筆者はバーテンダーではなく、あくまでバーを経営している方のようだ。
自分の営むバーで客となってカウンターで酒を飲んでいる傍らで他のお客達が見せた「紙対応」というのを紹介している。
私はバー経営者でもバーテンダーでもないが、少しだけバー側の立場でバーを利用しているので、同じような着眼点を持っているのかもしれない。
また、このコラムでも「良客とは」ということについて個人的な感想を含めて書かせていただいているが、筆者の意見に合っているのか、検証してみたいと思います。
■"場慣れ感"が裏目に出るパターン
私もそうですが、バーに行き慣れた方というのがいらっしゃいます。
バー初心者は、ドアを開けるのも一苦労だと思いますが、ある程度、バーに行き慣れた方はバーのドアは軽いです。
まぁ、そこまでは出来ますが、バーテンダーとは初対面なので、ちゃんとした受け答えだったり、言葉使いだったりと、人としての最低限のマナーは総動員します。
ただ、勘違いする人(特に年配の方)も多くて、バーテンダーを年下と見るや、横柄な態度や「こっちは客だぞ」といった態度で接する方も散見されます。
この記事の中では、「バーテンダーにマウントを取りたがる人」、「高級志向をアピールする人」、「カクテルを飲んで、他店と味を比較するような輩」などが挙げられています。
このコラムでも以前、「カクテルを比較する」(詳しくはコチラから)という記事を挙げた事があるのですが、カクテルはバーテンダーによって味が違うのは大前提として、その違いを楽しむのがカクテルだと思います。
バーテンダーにマウントを取る人もいれば、他の客にマウントを取っている方もたまにいますよね。
マウントを取ったり、高級志向をアピールする人(いつもは〇〇の30年物を飲んでいる等)という人は、相手よりも優位な立場に立とうとすることで自身の心の平穏を保とうとしている方。
自身に対して自信がなかったり、自身への劣等感などを持っている人だと思います。
私はB型なので「自分は自分、他人は他人」という性格で、他者と自分を比較する事がありません。
ただ、中2病の気があるので、自分の好きなことを相手にベラベラと話す傾向にあって、相手がたまに引いている場合があるので注意しなければ…
■バーのムードにそぐわない現代の神器
次はバーでのスマホやパソコン等の使用について言及されています。
その記事の中では店内での携帯電話での会話の禁止とバーカウンターにPCをおいて作業をはじめるお客について書かれています。
私も昔、行きつけのショットバーでラーメン記事を書かせてもらうためにバーテンダーに一声かけてから、執筆作業をした記憶が思い出されました…
普段はバーで席に着くと、スマホをカウンターに置いていますが、着信があった時に直ぐ対応できるようにすることと、カクテルのレシピを検索したい時以外はあまり使いません。
また、先日のコラムでも書いたのですが、隣に外国人のお客様が座られ、外国語で会話を成立させるために翻訳アプリを使用した事もありましたね。
まぁ、あれば便利な道具ですが、バーの雰囲気の中ではデジタルな物というのは違和感があります。
このコラムでも携帯電話の着信や通話について言及したことがあります。(詳しくはコチラから)
前述した通り、私がスマホをカウンターに置いているのは、もし着信した時に素早く店外に出て、通話をするためです。
また以前、このコラムで「バーで仕事の話をする」という記事を書いた事があるのですが、バーの店内でノートPCを広げ、プレゼンをはじめたという無粋な客に出会った経験談を書いたことがありました。(詳しくはコチラから)
バーに限らず、飲食店では「変な宗教やビジネスへの勧誘」とか場違いな使われ方をする事が多いですが…
スマホやPC等、便利な道具ではあるのですが、使用する時はまわりのお客様のご迷惑にならないようにしたいですね。
■思わず感激した "まずスパークリングワインを"
この記事の内容がちょっと感動というか、判っている良客というのはこういう人の事をいうんだろうなぁという一例でした。
バーでは「好きな物を好きなだけ飲めば良い」とよく言われます
まぁ、当たり前の事なのですが、時としてバー全体の滞りとなる場合があります。
簡単にいうと「面倒くさいカクテル4杯を同時にオーダーする」といったことです。
面倒くさいカクテルというのは時間がかかります。それも4杯ともなれば尚更です。
でも、この記事の良客は「カクテルもいいけど、先に泡(スパークリングワイン)をグラスで1杯ずつ頼もうよ」と連れに提案し、誘導したのです。
このコラムでも過去に「時間のかかるオーダー」という内容で同じようなシチュエーションを記事にしたことがあります。(詳しくはコチラから)
私は複数名でバーに行く事が少なく、ましてや女性と行く機会が皆無(( ノД`)シクシク…)なのでこういうさりげない誘導をしたことはないのですが、近くでこの光景に出くわしたとしたら、「凄い良客キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って思うと思います。
言われた連れの方は何故、彼がスパークリングワインを勧めたのか、判らないと思いますが、バー慣れしている御仁ならピンとくるエピソードですね。
■トイレやおしぼりの使い方にご注意を
最後はトイレやおしぼりの使い方についてです。
この辺りは私はコラムで挙げた事がないので、この記事について見てみましょう。
バーでトイレを利用する事は私も経験があります。
最近は洋式の便器が多いので、男性である私達はあの中に正確に着弾させる必要があります。
間違って、誤射する(便器から外れる)ようなことがあれば、トイレットペーパーなどでちゃんと拭いておきましょう。
以前、行きつけのスナックでベロベロに酔っぱらった男性客が帰り際に用を済ました事がありました。
あまりにもベロベロだったのでママさんがトイレを確認しに行くと、「こっちに来てはダメ」というくらいの大惨事になっていたらしく…
私しか客がいなかったので、「私しかいないし、この間にトイレ掃除した方が良いですよ」といって一頻り、トイレに籠りっきりになったママさんを知っています(笑)
また、おしぼりの使い方にもこの記事は言及されています。
おしぼりと言えば、食前に手を拭くためのサービスであり、日本独自の文化なのだそうで、外国人がおしぼりを差し出されると思うのは、「このサービスには金がかかるのか?」ということのようです。
私のような中年オヤジは夏場は特に顔をゴシゴシ拭いたりしますが、バーテンダーはどう思っているのでしょうか。
でも、おしぼりで顔拭くのって気持ちいいんですよね。まぁ、まわりを見てからやりますか。
この記事の中ではおしぼりで鼻をかむのは止めて欲しいといっています。
私はおしぼりで鼻をかんだ記憶はなく、まわりでも見たことがないのですが、そんな人がいるのでしょうか。(鼻をかむのはティッシュでしょう)
この記事では「大切なのは、お互いへの気遣いとリスペクト」といっていましたが、本当にその通りですね。
バーテンダーに対しても他のお客に対してもそうですが、礼節を持って接すれば、お互い嫌な気持ちにもならず、気持ちよくその場を利用する事ができます。
私もこのコラムを書きながらもう一度、自分のバーでの立ち振る舞いを考えてみたいと思いました。

