バーの時間の過し方 お酒が判らないのなら

このコラムでも書いた事がありますが、オススメでお願いしますと言ってバーテンダーに自分がこれから飲むお酒を委ねてしまうという内容の事を書いた事があります。

例えば、ウイスキーなどの銘柄を特に伝えず、シングル・モルトをオススメで」と言ってしまうオーダー方法で、私もたまにするオーダー方法です。
このオーダーをする場合は、バーテンダーが自分の好みを判っている前提でお願いしているのでそこまでリスクはありません。
まぁ、開栓後に私に出していないだろうと思われる物を出してくる場合が多いです。
要するに私が入荷したウイスキーを知らないからお願いする方法でもあります。

これが知らないバーだと先ず、私はこの方法は使いません。
バックバーを見て、知っている酒があればそれを。
時には「シングル・モルトで、シェリーカスクがあればそれを。もしくはアイラっぽくないやつを」とか、好みをかなり伝える場合が殆どです。
初来店のバーではその程度の気遣いはこちらもしている感じです。


とあるバーでの話。

お酒の銘柄が良く判らないお客がバーボンをオーダーしている。

「銘柄が良く判らないのでバーボンをロックで」

バーテンダーが酒瓶を持ってお客の前に差し出す。

「バッファロートレースでよろしいでしょうか?」

まぁ、有名なバーボンではあるが知らない人から見ると結構、変化球だとは思う。
その瓶をマジマジと眺めるお客。いやいや、いくら見ても判らないでしょ多分。

まぁ、暇な店内ならばその酒について聞いてみるのも悪くはないが、それなりに混んでいる店内。
バーテンダーが一人で切り盛りする店内では一人のお客にかけられる時間も限られている。

私もお酒が判らない時期があった。勿論、今でも判らない酒は沢山あるが。
飲める酒はバーボン・ソーダしかなくて、「バーボン・ソーダをください」とオーダーしているので、どのバーボンを使っていたのか判らないで飲んでいた時もある。
(今、思えば多分、フォア・ローゼズの黒、ワイルド・ターキー、メーカーズマークあたりだと思うが)

そんな感じだったので酒瓶を出して説明をしてもらった覚えがあまりないのだが、バーテンダーに委ねた以上、私は「それでお願いします」とあまり時間をかける事はない。

選んでもらって決めかねるのでは、話は先に進まない。

公開日:2017/08/26

ページトップに戻る