バーの時間の過し方 連れにお酒を強要しない

皆さんはバーをはじめとしてお酒を飲む場合、複数人で飲む事の方が多いでしょうか。

私はほぼ一人で飲む事が多い訳であるが、それには理由があります。
好きな時に、好きな店で、好きなだけの酒量を楽しみ、好きな時に帰宅する。連れがいるとこれが出来ない。
飲みに行くにしても先ずは「何時に集合」と時間的な制約があり、行きたい店も相手の事を考えると自分の我を通すこともままならず。
相手の酒量によって、こちらのペースや酒量も変わってしまう。相手がいるって言うのはこのような煩わしさがあると考えてしまいます。

また、この年になると流石になくなりましたが、飲む事を強要される事ってありませんか。
私が20代の新入社員の頃。新人歓迎会と呼ばれる飲み会は地獄でした。
ビールを散々飲まされて、シンガポールのマーライオンのようにリバースをする。現代でこれをやると、完全にパワハラ認定されるでしょうか。

話は変わって、とあるバーでのこと。

中年男性と若い女性客2名の計3名のお客がやって来た。
もうどこかでしこたま飲んでいるのか、男性客は酔っている感じ。声も大きく狭い店内に響いている。
この男性客は常連のようで、連れの若い女性にマスターを紹介したり、お店の事を語っている。
「ここは何を食べても美味いんだよ」
確かにピザやバーニャカウダなどのフードメニューはあるけど、基本的にはオーセンティック・バーなんですけど。

それぞれがお酒をオーダーし、楽しそうに飲んでいる3人。話はスマホのゲームの話になっているようで、女性客2名は挙ってゲームをしながらお酒を飲んでいるようだ。

数十分が経過したであろうか。
未だに女性客はスマホの画面に向っている。本当にこの女性客はこの場が楽しいのであろうか。

男性客「次、何か頼む?」
女性客「いや、未だ半分残っているし」
男性客「俺が飲んでやる」
女性客「そういう事じゃない」

女性客の次のオーダーを勝手に通そうとする男性客。
しかし、流石にバーテンダーもそのオーダーを通すつもりはないらしく、やんわりと拒否をする。
バーテンダーの手前、杯数を増やしてあげたいという気持ちが働いているのかもしれないが、そこには誰に対するどんなメンツが働いているのだろうか。

そんなやり取りを見ていて、『あぁ、やっぱ連れがいるのは面倒臭い』と感じずにはいられなかった。
飲み頃を外したカクテルとお酒を強要するお客。
色々と残念な光景が展開した、とある夜の話である。

公開日:2017/02/05

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