バーの時間の過し方 好きなお酒、嫌いなお酒を伝える

とあるバーでの事だ。

男女2名の客が店に入ってきた。
女性の方はバーテンダーの事を知っている様子。男性の方は初来店のようだ。

「何になさいますか?」

バーテンダーの問いに「スコッチを下さい」と男性客。

この辺りですと言わんばかりにバーテンダーがバックバーを指し示し、「どちらにいたしましょう?」との問いに…

「美味しい奴で」


こういうやり取りって良く聞きます。

カクテルなんかもそうですが、「私のイメージで」と無茶振りをする女性客も良く見受けられます。

この男性客は初来店なので、バーテンダーはこの客の好みが判りません。
女性客のイメージだって、判る訳がありません。

私はこのサイトの中で「バーテンダーに任せる」という事を何度か書いた事があります。
そのためにバーテンダーがいるのだと思いますが、好みくらいは伝える必要はあると思います。

私が初来店のバーで例えばモルト・ウイスキーを飲みたいと考えたら、「シェリー・カスクが好きです」とか、「アイラ系はちょっと苦手です」など、自分の好みのヒントは伝えます。
これだけ言うだけでも、そうそう好みから外れたセレクトにはなりません。

仮に度数の具合が自分の耐性と外れる(強い酒が出てくる等)事はあっても、加水すれば何とかなります。

もし、ウイスキーやカクテルについてあまり知識がない場合だったとしても、自分の言葉で自分の判る範囲で伝えるだけでも何も伝えないよりはマシ。
好みに近い一杯に辿り着きたいと思えば、最低限の好みを伝えるのは必要な事です。

バーテンダーは万能ではありませんので、顔を見ただけでその人の好みが判る訳ではありませんが、逆に多くのヒントを与えれば、それだけ好みの一杯が出てくる可能性は高まります。

公開日:2016/04/17

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