| バーの時間の過し方 グラスの扱い |
今回はバーでのグラスの扱いについて書いてみましょう。
バーで使用されるグラスって、色々ありますよね。
個人的な話ですが、高そうなグラスで出てくると私はちょっと緊張します。
どっしりとしたロック・グラス。バカラって高いやつだと大変です。
カクテル・グラスも足の細いやつとかで出てくると、「足が折れちゃうんじゃね?」と思います。
タンブラーも「うすはり」と言われる、薄いやつだと口当たりは良いですが、大変です。
この「緊張」は何故起こるのか?それは「割ったらどうしよう」という気持ちから来ます。
話しは逸れますが先日、行きつけのオーセンティック・バーに新人のヘルパー・バーテンダーが働き始めるタイミングに出くわしました。
マスターは一から仕事を教える訳ですが、その時、グラスの拭き方を教えている時に…
「最初にグラスタオルでグラスの淵を拭いて、引っかかりが無かったら中を拭いて…」
そう、基本的にはグラスが破損していないかを拭く際に確認しているということが判ります。
グラスを客が普通に使っても、何かの拍子で割れる時もあるし、それに気がつかない時もあるでしょう。
なので、バーテンダーは洗う度にその破損具合を確認している訳です。
後、飲み屋でよく見るシーンに「乾杯!」ってグラスを合わせることがありますが、これはあまりやらない方が良いでしょう。
バーのグラスは繊細な物が多いので、それで破損する事もあります。
バーでの乾杯はグラスを軽く上げる仕草に留めておいたほうが賢明です。
また、私は経験がないのですが、間違ってグラスを割っったり、ヒビを入れてしまった時は正直にバーテンダーに告げましょう。
間違っても割れた事を隠すような事はしないように。
グラスのヒビに間違って触れて、バーテンダーやその後の客がケガをする危険があります。
そんな話で昔、あるバーで経験した事があります。
ある女性が一人でバーにやって来ました。
その女性が2杯ほどカクテルを飲んだのですが、その時のグラスは前述の「うすはり」のタンブラー。
女性客が帰り、バーテンダーがグラスを片付ける時、グラスの淵が割れている事に気が付きました。
うすはりのグラスを歯で噛んでしまったのでしょう。うすはりのグラスはそれ程に薄いのです。
バーテンダーはグラスの心配より、ヒビの入ったグラスで彼女に提供してしまったのか。
また、割れたグラスで彼女が口の中を切っていないかと心配していました。
繊細で高価な物が多いバーのグラス。その扱いには充分注意しましょう。

