バーに関する話題 すすきののバーに行ってきました。(第一夜)

すすきの今回、会社の社員旅行で北海道は札幌に行ってきました。
札幌と言えば道内で最も大きな街で人口190万人を超える政令指定都市。
そして、全国的にも有名な大歓楽街、すすきのを有する街でもあります。

今回の旅行は団体行動は殆どなく、個人が勝手に行先を決めて良いという素晴らしい行程となっているため、私は夜のすすきのへ繰り出す計画を立てました。
しかも、2泊3日なので二晩もすすきので飲めちゃう訳です。

そこで今回のコラムはすすきので私が訪れたバーを2週に渡りご紹介したいと思います。

やまざき先ず、一日目の夜の最初のバーとして私が選んだのはバー好きなら誰もが知っていると言っても過言ではない「BAR やまざき」。(詳しくは食べログで)

何故、このバーが全国的に有名かと言えば、創業者である山﨑達郎氏が2016年11月に他界するまで90歳を超えてなおバーカウンターに立ち続けたことにあります。
NBA(日本バーテンダー協会)では最高名誉賞にあたる「ミスターバーテンダー」を受賞された重鎮です。

現在はお弟子さんがその意思を受け継ぎ、お店を営業されているということで早速、来店します。

店はすすきの交差点からほど近い雑居ビルの4階にありました。
店の看板には故山崎氏が得意だったご自身の横顔を模った切り絵が施されています。
ドアの前に立つとかなり賑やかな店内のようで多くの客様の話声が聞こえます。早速、入店です。

店内は大型のストレートカウンターと奥にテーブル席があります。
かなり混んでいますが何とかカウンター席に陣取りました。

バーテンダーは女性を含めて全部で4名。店主と思しき男性とサブが男女2名。そしてバイト君と思しき若者。
チェックのベストを着た身なりはオーセンティックというよりはショットバーに近い印象を与えます。

ジンフィズ初来店なので先ずはジンフィズをオーダー。
これは個人的にはもう儀式のような感じなので気にしないでください(笑)

席に付いて数分して、同じ会社の同僚が入店して来ましたが私の存在に気付かず少し離れたカウンター席に陣取っています。
まぁ、私もそうですが同僚として席を括られてしまうとバーテンダーと話が出来なくなる(というかバーテンダーは複数の客の会話には割ってはいらない)ので敢えて、私もスルーしました。

「会社の社員旅行で来ているですよー」と何だか楽しそう。それを盗み聞きしながら酒を飲むのもまた楽しいものです。

バックバーバックバーを見ていると上の方に妙な張り紙が貼ってあるのに気が付きました。そこには「2007.7.25-40000」と書かれています。

目の前で洗い物に勤しむバイト君風のバーテンダーに「ねぇ、あの張り紙の意味って判る?」と尋ねると「今年の4月から働きだしたもので…」との回答。

そこで別のバーテンダーに話を伺うことが出来た。
これは前述した故山崎氏がお客様の横顔を切り絵にした枚数が2007年7月25日に4万枚に達したことを記念して山崎氏本人が貼ったとのこと。
その日の出来事をそのバーテンダーはしっかりと覚えているとのことでおもむろにマジックがこの数字を書き、貼ったという。
そんな感じで切られた切り絵を実際に見せて頂いたが写真撮影は失念してしまいました…

規定杯数の3杯が終わり、そろそろ次のバーに移ろうと考えていた時。
女性バーテンダーに次の店について聞いてみました。すると…

「ドアにインターホンが付いてますので、押したらそこで待っていて下さい」とのこと。

これは行く前からかなり気になる情報ですね。

一慶チェックを済ませ退店後。次の店に向かいます。
次の店は「BAR 一慶」と言います。(詳しくは食べログで)

間口の大きなガラス製のドアを持つビルの1階から建物に入ると2階へ向かう階段がある。
その階段をテクテクと上がっていくとキャバクラやスナックが多いのか、2階の共用廊下は何とも騒がしい。


インターホンその廊下の一番奥に店が見えた。
本当だ、確かにドアにインターホンがある。取り合えず押してミタ。

しばらくすると中から若いバーテンダーが顔を出す。一人であることを告げると中に通された。
前の店のバーテンダーに聞いていたのだが店内はかなり暗く、カウンターにはスポットライトが光る。
ほぼ満席のカウンターでぽっかりと一つだけの空席に通された。

着席すると先ずはおしぼりと共にタブレット端末が渡された。
初心者用なのかオーダーの仕方やオススメのカクテルなどの情報が書かれている。
オーセンティックな雰囲気ながら、先鋭的な部分もあって面白い。

宮城狭先ずは宮城狭をストレートで。

店は先ほどの若いバーテンダーと女性バーテンダーの2名で切り盛りする。
若いバーテンダーはバイト君のようで、女性バーテンダーが店を切り盛りしている。

話は逸れるが皆さんは「探偵はBARにいる」という映画をご存知だろうか。
大泉洋、松田龍平を主演とし、すすきのを舞台にした探偵映画のシリーズで既にシリーズ3作が作られている。
今回、このバーを選んだ理由は、このバーが「探偵はBARにいる」のバー関連の演技指導などを担当した店なのである。

『ってことはこの女性バーテンダーがそうなのか?』

一慶という男性の名前を何故店の屋号にしたのだろう?という気持ちが沸き上がる。
聞いてみるとオーナーバーテンダーは別にいるらしく、その方が「一慶さん」なのだそうだ。

鶴バックバーは暗くて良く見えないのだが、ウイスキーの数は相当数あるだろう。
前述のタブレット端末を見てみると、海底熟成のウイスキーの飲み比べセットなどもあり、ウイスキー好きは結構楽しめそうだ。

インターホンについて聞いてみると、大人数でワーッと入ってきてしまうお客様の関係でバーテンダーがお迎えにいくスタイルに最近変えたそうだ。
確かに静かな店内にいきなり酔っ払いが大勢で入店するのって、中にいるお客としては雰囲気を壊されかねない。
バーという空間の中ではお客を区別する手法は色々とあるものだが、インターホンは初めてでちょっと面白い。

「別に会員制のバーではないので安心してください」

まぁ、一見さんはお断りの店にも見えなくないですよね。

2敗を終えたところで結構酔ってきたのでチェックしてもらうことに。

行きは階段で来ましたがエレベーターまでお見送りしていただきました。

そんな訳で初めてのすすきののバー体験でしたがいかがだったでしょうか。

実は明日もすすきのに繰り出す予定ですが、それはまた後日。

(第二夜へつづく

公開日:2018/07/01

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