バーに関する話題 高崎のバーに行ってきました。

皆さん、こんにちわ。マスターです。

今回はラーメン紀行のGW特別企画として群馬県は高崎市に行ってきました。
毎年、ラーメンツアーのついでで夜はその土地のバーを巡っている訳ですが、良いバーに当たってきたなと思います。

そもそも県外者であり、一見である私を温かく迎い入れてくれたバーテンダーやお客達。
感謝以外の何ものでもありません。

しかし、これだけバーを周っていると地元でも同じことですが自分には合わないバーというのも存在します。
それはバーテンダーとの相性だったり、お店の雰囲気だったり、客層だったり。理由を挙げればキリがありません。

バー紀行はバー初心者にバーの素晴らしさを伝えること。
そしてバー紀行のはじまりを決定付けた三島の重鎮バーテンダーが言っていた「バー好きを増やしたい」という事を主眼に書いています。

今回、高崎市内では3軒のバーを巡りました。
しかし、その内の2軒は私の琴線に触れることはないバーでした。
前述のような理由もあるのでこの場で何が原因だったのかを言及する事はしません。
それは別の機会に追々書いていくかもしれません。

なので今回は最後に訪れたバーについて書いてみたいと思います。

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9時過ぎから2軒をバーを巡り、時計を見ると針は天辺((てっぺん))に到達しようとしていた。
市内のバーは予め食べログである程度調べているが、点数の高い店やお客様に紹介された店など、かなり人伝に頼ってきた感がある。
まぁ、知らない街のバーに赴くのだから情報が全くなく、人伝に頼るのはある程度仕方ないことだ。
ただ、点数や客に頼るということは、他人に選択を委ねるということに他ならない。

私がこれまでバーを周ってきた中で、バーを選ぶ際の指針にしている材料というか理由が一つある。
それは「その街で一番の老舗バー」ということに尽きるだろう。

高崎駅高崎駅からスタートし2軒のバーを周って来たがホテルに一番近い老舗バーに向うことにした。
正直、このバーもダメなら、バー紀行のコラムは書けないだろうという「背水の陣」でもある。
しかし、このバーを選んだ理由は「老舗」以外のキーワードも含まれているのだが、それは後述しよう。

そのバーを「PRESS BAR THE SECOND」といった。
スマホを頼りに店を探す。食べログの外観は何だかハッキリしないものばかり。捜索は難航を極めた。

外観探し始めて10分後。
やっとそれらしい店を見つけた。
((つた))のようなつる性落葉樹が店の看板である小さな灯りに覆いかぶさっている。
如何にも古そうなその佇まいに何か期待感もような物が芽生え始めていた。

しかし、そこは既に2軒失敗している身。心配な部分も大いにある。


地下へ店はどうも地下にあるようで下り階段が見える。
そしてその階段には食べログで画像がアップされていた店の屋号が映し出されている。
食べログの画像も利用者の事を考えると店の外観を上げてもらえないと店自体を見つけるのが難しい。
まぁ、その「判り難さ」もバーの特徴だったり、バーテンダー自身が敢えてそうしている部分でもあるのだが。
地下にあるバーは勿論、初めてではないが、その階段を下っていく事である意味、非日常へ入っていくイメージがある。
地元のバーテンダーは「行き付けのバーは日常でなければいけない」という。
確かにそうなのだが、知らない街の知らないバーではそうはならない。

店内に入るとそこは普通のバー。しかし、この「普通」と言うのが結構重要だと個人的には思う。
普通という雰囲気は裏を返せば「日常に近いバー」。つまり居心地に繋がるからだ。

店内には先客が1名。バーテンダーが駆け寄り、おしぼりを出してきた。

「どういたしましょうか?」

バックバー先ずはシェリーカスク(フィニッシュを含む)をオススメでストレートでお願いする。
何種類かの候補が出てきた中からグレン・ドロナックをオーダーした。

前述した通り、この店を選んだ理由として「老舗」以外の理由があった。
それはこの目の前のバーテンダーが過去にラーメン店を経営していたという事実。
これは食べログで別のレビュアーさんの口コミとして書かれていた情報だ。


「こちらは初めてですよね」

バーテンダーが問う。
そこで静岡から来たこと。そしてラーメンとバーを巡る観光で来ている旨を伝えた。
すると…

「おぉ!」

バーテンダーと先客が同時にザワついた。

実はこの先客もラーメンが大好きでこの店の通っているという。
そして、ラーメン店でも二人は出合ったことがあるというのだ。

バーテンダーはラーメン店は辞めた今でもラーメンは食べに行くという。
そして、街中の若きラーメン店店主も一目を置き、時には助言を求められる事も多いらしい。

そんな調子で後はお酒の話題はほぼなく、ラーメン談義に花を咲かせた。


お客がバーに求めるものは色々あります。

内装などのハードウェアな部分を求める者。
バーテンダーやお客などのソフトウェアな部分を求める者。
お酒やカクテルなど商品の部分を求める者。

全てが揃ったバーもあれば、そうでないバーもあります。

ラーメン取材もそうですが全ての取材が成功している訳ではありません。
それはバーでも同じことです。

自分に合うバーを見つけるのは非常に手間が掛かることであるが、そんな思いを改めて感じさせる夜でした。

公開日:2018/05/06

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