| バーに関する話題 神谷バーに行ってきました。 |
先日、東京へ行ってきた折りに、前々から行きたいと考えていたバーに行く事が出来ました。
そのバーを「神谷バー」と言います。
バー好きの皆さんなら良くご存知だと思いますが一応、ご説明を。
神谷バーの歴史は古く、1880年(明治13年)に神谷バーの前身である「みかはや銘酒店」として創業を開始します。
(本コラムでも以前ご紹介しています。ココからどうぞ!)
2年後の1882年(明治15年)。現在の「電気ブラン」となる「速成ブランデー」の販売を開始します。
1912年(明治45年)。神谷バーと屋号を変えてオープン。
現在の建物は1912年(大正10年)に建てられたものなのだそうです。
私がバー好きになる前。とある居酒屋で「電気ブランのソーダ割り」に出会いました。
リキュールの甘さとソーダの爽快感が非常にマッチして、当時の行き着けのバーで良く頼んだものです。
その電気ブランを生み出した神谷バーにいつかは行ってみたいと考えていた訳です。
ちなみに「電気ブラン」はブランデーをベースにしたカクテル飲料で当時の度数は45度あったそうです。
発売された明治時代はまだ電気が珍しかった時代。
その当時の最新の物には「電気~」と冠する名称が多くあった時代。
そこで「電気」とブランデーの「ブラン」を合わせて「電気ブラン」という名前が出来たそうです。
最近の浅草界隈は外国人旅行客も多く、かなりの人で賑わっています。
店先には懐かしいガラスのショーケースがあり勿論、電気ブランも飾られています。
私は電気ブランに関してはストレートでは甘すぎて飲まないのですが、神谷バーにも電気ブランのソーダ割りがあるようです。
店内に入ると直ぐレジカウンターがありますので先ずは食券を購入。この食券購入も既に長蛇の列を店内で成していてナカナカ大変です。
オーダーは口頭。電気ソーダと豚塩漬けをオーダーしました。
神谷バーはバーとは名が付いていますがどちかと言えばレストランに近い業態で、お料理を食べながらお酒を楽しむと言った感じのスタイル。
禁煙席と喫煙席が部屋を分けて分煙されていますので喫煙席へ。
テーブルがズラッと並ぶ席の空いている所へ相席させてもらいました。
席でホール係に食券を渡し、暫し待つとやってきました。電気ソーダ。
行きつけのバーではなかったレモンも添えられています。
まぁ、何処で飲んでも変わらない味なので特別な感動はありませんが、普通に美味しいですね。
また、豚の塩漬けは写真を撮るのを失念してしまいました。
店内は多くのお客でごった返しており、その多くは複数人でのご来店なので、話し声が絶えない騒々しい空間。
静かに飲みたい方にはちょっと不向きかもしれません。
まぁ、前述した通り、バーではなくお酒が出るレストランと考えて利用された方が良いかと思います。
100年以上の長い歴史を持つ下町の社交場はこれからも延々と歴史を重ねていくのでしょう。

