| バーに関する話題 バーのエントランス |
今回はバーの構造について少しお話したいと思います。
バーに行き慣れない皆さんがバーという場所に入りづらいなぁって思う要因のひとつに、バー自体の構造があると思います。
入口には重厚なドア一枚という店が多く、窓もない。
外界と遮断されている感じがありますよね。
個人的な意見ですが、バーは日常から離脱するための場所であり、その店内は非日常的であっても良いのかな?と思います。
バーという場所はこの「非日常的な空間」を演出するために、その間に色々な構造を用います。
路面店はなかなかエントランスという場所が作れない関係もありますので、重厚なドアでその演出をしています。
また、店内自体を迷路のように壁で隔てて、ドアを開けただけではカウンターを含む客間が見えない構造になっているバーもあります。
バー紀行に掲載されているバーであれば、静岡市内の「Bar Alchemist」などが思い出されます。
また、同じ静岡市内の「Bar esta noche」(詳しくは食べログで)も店内がかなり面白い構造です。
また、古いバーに多いのですが、入口は1階部分にあっても、店舗は2階にあるような構造。
東部の老舗バーを思い浮かべてみて下さい。
トリスバー、Frank Bar、VICTORY、梅邑、石垣。全て、入口は1階、店舗は2階という構造ですよね。
日常と非日常を階層で分けている例です。
また、敷地的に余裕のあるバーはエントランスを作り、その先に店舗があるという構造を持つバーもあります。
東部ではBar YUMOTOが立派なエントランスを持っていますね。
私がこれまで行ったバーで凄いエントランスを持っていたなぁと思うのは、郡山市にある「THE BAR WATANABE」のエントランス。(詳しくは食べログで)
エントランスがトンネルなんです(笑)
そのトンネルを通り抜けた者だけがバーという空間に入ることが出来ます。
このような構造をとっている理由はバーテンダー毎に色々な思いがある思います。
中にいるお客のプライバシーを保つためだったり、店側がある程度、お客を選別するという意味もあると聞いています。
勿論、非日常という空間演出という部分もあるでしょう。
個人的には立派なエントランスを見ると、これから始まるちょっとした緊張感を持った一時に思いを馳せ、ワクワクしてきます。
バー好き、バーにあまり行かない者では、そのエントランスひとつを見ても、感じ方が違うと思います。

