| ウィスキーに関する話題 ウイスキーのコルク栓とスクリューキャップ、どっちが良いの? |
先日、バーでウイスキーを飲んでいる時、フッと思ったことがあった。
『ウイスキーの栓ってコルクとスクリューキャップがあるよなぁ』
一部、缶や紙パックやペットボトルに入っている等、例外はあるにしても、お酒っていうのは一般的には酒瓶に入っているイメージがある。
日本酒、ワインなどの醸造酒。そしてウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、テキーラなどの蒸溜酒。
その瓶には栓があって、大体コルク栓かスクリューキャップが一般的であろう。
今回は話をウイスキーに限定しますがコルク栓とスクリューキャップ、どんな違いがあるのかをネットで調べてみたいと思います。
先ずはコルク栓。
コルク栓の歴史は古いらしく、15世紀くらいからガラス瓶と共に使用されてきたようです。
現在、ウイスキーに使用されるコルク栓を「笠つきコルク栓」というようです。
コルクで出来ている部分と「笠」と呼ばれるプラスチックやアルミなどの金属で作られた部分で構成されています。
コルク部分の原材料は、ホワイトオークの一種であるコルクオークで、これはワインのコルク栓と同じようです。
ここ数年、コルクの木が減少傾向にあるようで、コルク栓の費用も上がってきているといいます。
それでも高級感を出すためにコルク栓を使用するメーカーは多いようです。
で、コルク栓を使用するメリットやデメリットはこんな感じだそうです。
メリット
・圧縮性と弾性があり、しっかり圧着するため香りが逃げない。
・外気からの熱や日光、乾燥に耐える。
・重さが軽い為、栓として扱いやすい。
デメリット
・完全に密閉できない為、少しずつ揮発してしまう。
・カビ臭がつく場合がある。
・液漏れしやすい。
・経年劣化によって折れたり、もろくなる。
オールドボトルのウイスキーの開栓でコルクが折れてしまう場面はバーで何度か見た事があり、このコラムでも過去に関連記事を書いた事があります。(詳しくはコチラから)
では、次にスクリューキャップについて見てみましょう。
スクリューキャップの歴史はコルク栓に比べれば浅く、ウイスキーにスクリューキャップが導入されたのは1926年のこと。
あの「ホワイトホース」がウイスキー史上初めてスクリューキャップを採用したそうです。
現在、コンビニなどでも手に入る、1000~2000円台のウイスキーにはスクリューキャップを採用しているボトルが多いですね。
素材としては金属やプラスチックが使用されています。
スクリューキャップは気密性があり、開栓が一目でわかることから、それ以降多くのウイスキーに利用されるようになったようです。
昔、何かの動画で見た記憶があるのですが、ガイアフローの「プロローグK」の栓は敢えてスクリューキャップにしていると言います。
優れた気密性によりアルコールのヘタりを防止すると共に、カビ臭による品質の低下を極力防ぐのだと言ってました。
後、「ティンキャップ」という、金属で出来た栓も過去にはあったようですが現在、この栓を使用しているウイスキーは現存しないようですね。
そう考えるとスクリューキャップの方が優れているのかな?とも考えられます。
ただ、アルコールのヘタりを「劣化」と考える人もいれば、「まろやかになった」と考える人もいるでしょう。
また、あの「ポン!」って言いながら開栓するバーテンダーの仕草は「美味いウイスキーなんだろうなぁ」って期待感を煽ります。
そのウイスキーの持つキャラクターだったり、密閉性などの実を取るか、作り手の考え方でどちらを採用するのかが決まるのかな?と思いました。

