ウィスキーに関する話題 白州蒸溜所へ行ってきました!(後半)

皆さんこんにちは。マスターです。

今回、山梨県北杜市白州町にあるサントリー白州蒸溜所へ行って参りました。

前半をご覧でない方はコチラからどうぞ。



いよいよ場内へ入ります。先ずは糖化工程が行われている場所へ移動します。
金属を使用した大きな容器のような物が部屋の中を占めています。
こちらには麦芽を粉砕したものと温水を漬け込んで、麦芽のでんぷんで甘いジュースのようなもの(糖液)を作っています。


さらにその横には大きな木桶のようなタンクがいっぱいある場所があります。
こちらは先ほどの糖液にウイスキー酵母を加え、糖分をアルコールに分解している工程(醸造)を行なっています。
白州蒸溜所ではこの醸造の過程で木材を使用したタンクを使用するのには理由があるといいます。
この木桶のようなタンクの中には乳酸菌が生きており、出来上がるもろみはやや酸味を帯びたものが出来上がるといいます。


さらに場所を変えて蒸溜工程に参ります。
この蒸溜所には「初溜」「再溜」という、蒸溜を2度行う過程で使用するポットスチルを変えているようです。
向かって左手が初溜、右手が再溜に使用するポットスチルになります。
ポットスチル自体の高さや上部(ラインアーム)の角度など、目指してウイスキーによって使用するポットスチルを変えているようです。
ちなみに熱源はガスです。

次はバスに乗って見学貯蔵庫と呼ばれる見学用の樽が貯蔵されている場所まで移動します。
以前、この蒸溜所を訪れた時に唯一私が記憶として残っている場所がこの貯蔵庫になります。


貯蔵施設に入ると先ずは樽の大きさや形の種類などの説明をしてくれます。
また、所内には樽を組み立てたり修繕したりする場所もあり、専門の技術者が樽のメンテナンスをしているようです。


私の記憶の中に残っている貯蔵庫はもっと大きくて実際に使用されている貯蔵庫を見せて頂いたんだと思います。
そう考えるとこの施設が「見学貯蔵庫」となっているのは、後から作られたものであるように思えます。


見学用として前面に見えている樽には「WHISKEY DISTILLERY HAKUSHU」と綺麗に書かれた鏡板を使用していますが、その奥に貯蔵された樽は管理するための記号の書かれたそっけないもの。
まぁ、鏡板にいちいち綺麗なペイントが施さないですよね。


見学が終了するとツアー参加者全員、博物館横の建物に誘導されました。
そこでは各種白州の飲み比べが体験できる体験試飲会でした。
用意された白州は「ホワイトオーク樽の原酒」「ライトリーピーテッド原酒」「白州」。そしてハイボール用に用意された白州の4種類。
テイスティングの方法なども書かれており、各々がそれぞれの原酒を片手にその味わいや香りを楽しんでいました。

しかし、私には気になることがありました。
それは、この時間帯になって有料試飲ができるか否か、ということ。
体験試飲が終わり、参加者の皆様はその場に残って白州を楽しんでいましたが、私はひとり、近くにいた従業員に「この時間でまだ有料試飲ができるのか?」と尋ねるとギリギリできるとの回答。
早速その場所まで連れてっていただきました。とはいっても、体験試飲会の会場の横なんですけどね。



私がこの蒸溜所見学で一番楽しみにしていたこと。それがこの有料試飲です。
蒸溜所内には「BAR 白州」という有料試飲専門のバーがあります。



白州蒸溜所に来てなんですが、私が好きなサントリーのウイスキーといえば山崎。
ノンエイジ、12年、18年は飲んだことがありますが、25年はボトルすら見た事がありません。
注文カウンターに向かい、メニューを見てみるとありました!山崎の25年。
ハーフショット(15ml)で2900円ですがもうこの先、このボトルに出会うこともないでしょう。奮発します。


「ボトルを撮影してもいいですか?」

バーカウンターの店員に聞くと「もちろんです!」どの回答。
もうここまで来るとミーハー丸出しです(笑)


初めて出会う25年物の山崎は、琥珀と呼ぶに相応しい色味。18年のシェリーカスクとは違い、12年をもっと濃くした、厚みのある味わい。
しかし、12年を飲み慣れていると少し違和感があるのは仕方ないかなと思います。
好きとか嫌いとかではなく、「山崎の25年を飲んだ」というだけで満足です(笑)

最後にお土産でも買おうかと「ファクトリーショップ」と呼ばれる場所に向かったのですが、ウィスキーに関しては山崎のミニチュアボトルぐらいしか置いてなく、本当に原酒不足なんだなというのがマジマジと判りました。

というわけで今回のコラムはいかがだったでしょうか。

この蒸溜所が開所したのは1973年。
今から46年にも前になりますが、昨年伺った余市蒸溜所に比べると、近代的な施設だなあという印象が否めませんでした。
ただ、27年前に訪れた人生初の蒸溜所なだけに、個人的には感慨深いものがありました。

公開日:2019/05/26

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