ウィスキーに関する話題 ノンチルフィルター

皆さんは「ノンチルフィルター」という言葉をご存知であろうか。

この言葉を私が初めて聞いたのはもう数年前の話になる。
とあるバーで「竹鶴」というニッカ・ウイスキーの製品の17年を飲んだことがあるのだが、その製品がこのノンチルフィルターであった。

当時、ノンチルフィルターについて調べた事があった。
英語表記だと「Non Chill-Filtered」と表記するので、「ノン・チル・フィルター」と3つの部位に分かれる。
この中で特に判り辛いのが「チル」であろうが、チルは「チルド」。つまり、冷凍するという意味になる。
ウイスキーの中には樽から出た油分などの不純物が混ざっているのだが、これを一度、凍らせることによって析出させ、取り除く事を「チル・フィルター」という。
通常、チル・フィルターしていることはラベルなどに表記される事はないのが一般的で、通常の製品では当たり前の行程なのだろう。

反して、「ノン・チル・フィルター」はこの行程を廃することにより、より原酒に近い製品として出荷されるため、ラベル表記されている場合が多いようです。
ただ、「ノン・チル・フィルター」だからといって全ての製品に表記がある訳でもないようです。要は表記する義務はないと言うことでしょう。

何故、こんな行程があるかと言えば、暖房設備や住宅技術の発達していなかった昔は寒い場所で飲む機会も多かったので、低温下に製品が晒されると((おり))が出てしまったのではないでしょうか。
なので、一度、低温下においてから濾過するという行程が出来たのでは?と推測されます。
ブランデーウォーマーなども同じ理由で発明された器具であるから、当時の状況が垣間見れますね。

公開日:2016/08/28

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