ウィスキーに関する話題 ウイスキーの楽しみ方

以前、ウイスキーのストレートを飲めるようになるまでと言った持論を展開した訳ですが、ウイスキーは色々な楽しみ方があります。
また、そのコラムの中で「ブレンデッド・ウイスキーから飲んでみる」とご提案しています。
シングル・モルトに比べると格下なイメージがありますが、決してそんな事はなく、最終的には「好みに合うか」が重要です。
また、その中で「度数に慣れる」という意味で、水割りハイボールなど、度数の低い所から始めましょう的な事も書きました。

そこで今回はウイスキーの色々な楽しみ方についてご紹介したいと思います。
また、その中で感じたことも一緒に書いていきます。
今回、このコラムのために一晩でウイスキーばかり5杯(写真的には6枚分)を飲みましたが、夜の9時半から深夜1時までかかりました。これも書きましたがペース配分のためにどうしてもそのくらいの時間がかかります。

また、6つの飲み方はしていますが、単一のウイスキーで試しています。
今回、私が選んだのはメジャー所で、しかも普段使いに丁度良い値段のブレンデッド・ウイスキー「バランタイン12年」をチョイスしてみました。
また、今回はなるべく、度数の高い順に飲んでみました。(一部、事情により変わりますが)
また、撮影した時間も併記してみましょう。

■ストレート(21:34 撮影)
ウイスキーを常温でそのまま飲むのがストレート。
私が読者の皆様に一番、飲んで頂きたい飲み方になります。
今回は、テイスティンググラスで出していただきましたが、ショットグラスでの提供もあります。
度数は勿論、一番高い飲み方ですが、芳醇な甘さと穏やかな風味。余韻もシッカリと感じられます。


トワイス・アップ(21:38 撮影)
ウイスキーと同量の水を加水して飲むのがトワイスアップです。
上記のストレートを一口だけ頂き、同じグラスに加水していただきました。
ストレートに挑戦してみて、「未だ自分には早いな」と思ったら是非、トワイス・アップですね。
しかし、私も久しぶりのトワイス・アップだったし、ストレートの後だった事もあり、かなりぼやけた印象に感じられました。
まぁ、私自身が度数に対する耐性が出来たという証拠でもあります。


オン・ザ・ロック(22:28 撮影)
トワイス・アップは量が倍の60mlあることから、50分近く時間がかかりましたが、次はオン・ザ・ロックです。
オン・ザ・ロックは氷を入れたグラスにウイスキーを注いで頂く飲み方。前半はストレートに近く、後半は水割りに近い印象です。
ダラダラと、でもいつものペースでトワイス・アップを飲んだ後のオン・ザ・ロックは、ストレートで飲んだ時よりも甘さがスポイルされる分、キリッとした味わいが舌に伝わってきます。
トワイス・アップの後に頂くと「本当に同じウイスキーだろうか」と思うほど印象が違います。
お判りの通り、温度によっての感じ方の違いですが、如実に出てきて、この辺りから段々、この企画の面白さに気付き始めました。


ミスト(22:50 撮影)
ミストは、クラッシュ・アイスを詰めたグラスにウイスキーを注いで頂く飲み方。オン・ザ・ロックに似ていますが、味わいは若干、異なります。
ロックに比べ、氷の溶けるスピードが早く、飲み始めも低温でキリッとした印象はありますが、度数は若干和らいでいます。
また、溶けた水分の量もあるので、それなりの量が飲めますが、水割りほどではありません。
とにかく、溶けるスピードが早いので、終盤は薄くて何だか物足りませんが、既に3杯目なので良い感じです。


■ハイボール(0:05 撮影)
ミストもトワイス・アップと同じく、氷が溶けた分も一緒に飲んでいるので、案外時間がかかりますね。時計も12時をまわり、良い感じによってきました。
次はハイボール。グラスに氷とウイスキーを注ぎ、適量のソーダで割ったものです。もう、説明の必要もありませんね。
最近、居酒屋でも良く飲む、「角ハイボール」って皆さん知ってますよね。サントリーの公式HPでは、ウイスキーとソーダの割合は1:4で設定されています。
ちなみにハイボールはカクテルの一種で、バー紀の読者の皆さんには有名なNBA新オフィシャル・カクテルブックにも掲載されています。
ハイボールは私はバーボン・ウイスキーやジャックダニエルで飲んでいます。


■水割り(0:39 撮影)
ハイボールの飲み口の良さから、もっと早く飲めちゃうのかと思いましたが意外や35分と時間がかかりました。
実は知り合いの女性が入店されて、話ながら飲んでいたのもあるんですけどね。
最後は水割りです。グラスに氷とウイスキーを注ぎ、適量の水で割ったものです。
私、水割りはほとんど飲みません。こういう撮影とかコラム記事のために飲むことばかりです。(元々、ハイボールの方が好きだから)
昔、堀江淳という歌手が「メモリーグラス」という歌の中で、「♪水割りを下さ~い~、涙の数だ~け~」と歌っていましたね。
失恋を歌ったこの歌。流した涙や過した思い出の数だけ、水割りを飲むようです。
そして、そのグラスの中には「いくつもの嘘」が溶けているのです。

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ハーフ・ロック
という訳でこんな飲み方をしたと別のバーでした時に、バーテンダーに言われました。
「ハーフ・ロックも美味しいですよ」
私、ハーフ・ロックを知りませんでした。という訳で日を改めて別撮りで同じバーでハーフロックを撮影。
ロック・グラスに氷、ウイスキー、同量の水を加水した飲み方で、簡単に言うとトワイス・アップのロック版。また別のバーテンダーは「濃い目の水割り」と言っていました。
あんなにぼやけた印象しかなかったトワイス・アップがロックスタイルにするだけでこんなにもコク高い印象に変わるんですね。
度数的には20%程度ですが、この味わいはちょっとビックリです。


ついでにストレートのショット・グラスでの提供時の写真も納めてきました。


というわけでウイスキーの楽しみ方について、色々と書きましたが如何だったでしょうか。
私がこの企画を立てた理由は別にもあって、世界的なウイスキー・ブームの中、モルト原酒の値段が高騰していることに起因します。
特にシングル・モルト・ウイスキーの値上げはかなり顕著で、普段飲みするには抵抗のある値段で出てくるバーもあります。
そんな中、ブレンデッド・ウイスキーを美味しく飲むにはどう飲み方を変えていけば良いのか。
そんな自分に対する企画でもあった訳です。

公開日:2016/07/17

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