| ウィスキーに関する話題 ウイスキーの種類 |
今回はウイスキーの種類について書いてみたいと思います。
このコラムの中で「モルト」や「ブレンデッド」という言葉を書いた事があります。
ウイスキーには使われている原料や、混ぜた内容によって、呼び方が色々と変わります。
今回はその辺りを中心に書いてみたいと思います。
■モルト
文頭から話は逸れますがサントリーのビールに「プレミアム・モルツ」ってのがありますよね。
あれは麦芽を100%使用したビールなのですが、麦芽のことをモルトと呼びます。
大麦麦芽を原料に作られるウイスキーをモルト・ウイスキーと呼びます。
大麦麦芽を醸造・糖化させてアルコール分を含む麦汁を作り、その麦汁を蒸溜、樽で寝かせることで、モルト・ウイスキーは作られます。
■シングル・モルト
単一蒸溜所で出来たモルト・ウイスキーだけを混ぜたウイスキーをシングル・モルトと呼びます。
昔、山崎が世に出た時のCMで「ピュア・モルト・ウイスキー」という呼び名がありましたが、同義でしょう。
ただ、呼び名自体が定着しませんでしたが・・・。
■ヴァッテド・モルト
モルトだけをブレンドしたウイスキーの事を指します。
■シングル・カスク
単一の樽(カスク)をボトリングしたウイスキーの事をこのように呼びます。
バーボン・ウイスキーでは「シングルバレル」という言葉がありますが、それと同義です。
■カスクストレングス
上記のシングル・カスクは加水してアルコール度数を調整していますが、それをしないもの。
つまり、樽に入っているそのままの原酒をボトリングしたものを指します。
なので、度数は60%近くある物が多いです。
■グレーン
モルトのほか、色々な穀物も使用して醸造・糖化させたものを、連続蒸溜機を使用して蒸溜、樽で寝かせたものをグレーン・ウイスキーと言います。
グレーン・ウイスキーは元々、後述するブレンデッド・ウイスキーを作るために作られる安価なお酒なのですが、最近ではグレーン・ウイスキー単体を商品としたものもあります。
(サントリー知多、ニッカ・カフェ・グレーン等)
■ブレンデッド
前述したモルトとグレーンをブレンドしたものです。
シングル・モルトに比べるとクセがなく、穏やかで飲み易い商品が多い印象があります。
品質も安定しており、世界で一番、生産されているウイスキーがこのブレンデッド・ウイスキーです。
バランタイン、フェイマス・グラウス、オールド・パーなどの1000円台で買えるウイスキーは皆、これにあたります。
ただ、サントリーの響に代表される高価なブレンデッド・ウイスキーもあり、ブレンダーの心粋が伺えますね。
如何だったでしょうか。まとめると色々ありますね。

