カクテルに関する話題 ホーセズ・ネックとブラジャーとブランデー・バック

先日のこと。

とあるバーで飲んでいる時のことだ。

ご夫婦で来店されているお客様のオーダーに対し、バーテンダーはホーセズ・ネックを出していた。

レモンの皮を螺旋状に飾り付けた、見た目も楽しいカクテルだ。

そんなホーセズ・ネックを前にして、私は最近見た動画のこぼれ話を思い出していた。


話は逸れるが、私がバー関連の話題用に視聴しているチャンネルに「つっちーのBar研究室」というのがある。

その動画は本編と「おまけ」と呼ばれる雑談部分に分かれているのだが、今回はその雑談の話。

「ホーセズ・ネック事件」と呼ばれるその出来事は、一気に4杯のホーセズ・ネックをオーダーされ、その日のレモンが全て丸裸にされたというもの。(詳しくはコチラから)

その会話の中で「ブランデー・バック」を代用とする話が出てくる。


ホーセズネック話を戻すが私自身、ホーセズ・ネック自体を飲んだ事がないのでオーダーしてみることにした。

レシピは以下の通り。

ブランデー 45ml
ジンジャーエール 適量

(NBA新オフィシャル・カクテルブックより)

コリンズグラスなどトール・グラスの中にらせん状にむいたレモン1個分の皮を入れ、端をグラスの縁にかける。

氷を加え、ブランデーを注ぎ、冷したジンジャーエールで満たして完成です。

辛口のジンジャーエールを使用しているので、ファーストタッチはジンジャーエールが支配的でブランデーを感じることは殆どありません。

また、アルコール感もあまり感じることはないので、女性でも飲みやすいカクテルだと思います。

バーテンダー曰く、「まぁ、ブランデーのジンジャーエール割りです」と言っていた。

ブランデージンジャー「ブランデーのジンジャーエール割り」と言えば、横須賀の飲み屋街「若松マーケット」が発祥の「横須賀ブラジャー」というカクテルが有名である。

ネットによれば、横須賀ブラジャーが誕生したのは2011年11月。町おこしの一環として生まれたカクテルだという。

ちなみに「横須賀ブラジャー」「ジャー」の部分が上がる発声らしく、下着のそれとは言い方が違うようです。

今回は単純に「ブランデーのジンジャーエール割り」をオーダーしてみた。

レシピは以下の通り。

ブランデー 45ml
ジンジャーエール 適量

ホーセズ・ネックからレモンの皮を外しただけですね(笑)

味わいもホーセズ・ネックと遜色はありません。

で、もう一つが動画内でも語られていた「ブランデー・バック」

個人的にはブランデー・バックはこれらとは一線を画すと思われます。

それはレモンやライムを絞ることにあります。

以前、このコラムで「ジンジャーハイボールとウイスキーバックの違い」という内容を書いた事がありますが、それと同様な事が言えます。(詳しくはコチラから)

ブランデーバック唯一、レモン・ジュースが加わりますので、味わいには相当影響を受ける事でしょう。

レシピは以下の通り。

ブランデー 45ml
レモン・ジュース 20ml
ジンジャーエール 適量

(NBA新オフィシャル・カクテルブックより)

氷を入れたタンブラーにブランデー、レモン・ジュースを注ぎ、冷したジンジャーエールで満たして完成です。

柑橘系の果実感が先行し、アフターは辛口のジンジャエールのピリピリ感。

こちらもブランデーを感じることはほぼありません。

3杯飲んでみての感想ですが、ジュース感覚で飲めるのは3者とも同じで、ジンジャエールによってブランデーが完全に存在を消している印象を受けました。

個人的にはホーセズ・ネックの代用としてはブランデー・ジンジャーにレモンピールして提供してもらう方が感じは出ると思います。

ただ、ホーセズ・ネックはあの姿自体が映えるので、SNSなどにアップしたい御仁にはよろしいかと思います。

でも、「ホーセズ・ネック事件」を起こすことだけはご勘弁を。




公開日:2020/11/08

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