| バーに関する話題 宇都宮のバーに行ってきました。 |
皆さん、こんにちは。マスターです。
今回はラーメン紀行のGW企画として、栃木県に行ってきました。
栃木県を選んだ理由は色々ありますが、やはりバー好きとしては宇都宮市を外す訳にはいきません。
宇都宮市は人口約52万人の中核都市。宇都宮餃子も有名ですが、バー好きの方ならご存知の通り、「カクテルの街」として有名な場所。全国トップレベルのバーテンダーが多く店を開く街でもあります。
そんな宇都宮のバーから今回は2軒のバーをご紹介する訳ですが、今回に限ってはハプニングというか、色々と楽しい思い出が出来ました。その辺りは後ほど。
という訳で1軒目に私が目指したのは「パイプのけむり」という店。
(詳しくは食べログでどうぞ)
老舗ですので勿論、オーセンティックなバーかと思いきや、食べログ等で調べた事前の感想は少し違います。
この店はバーというよりは、イングリッシュ・パブに近いのでしょうか。お料理の写真の掲載も多いです。
店先に到着。
店の看板には確かに「PUB」の文字が見えます。
店はビルの5階部分にありますのでエレベーターに乗っていざ5階へ。
店内に入ると広い面積を占めるテーブル席とカウンター席。お一人様ですのでカウンター席に通されました。
この店の創業は1974年といいますからざっと40年を超えています。
内装自体はやはりオーセンティックなイメージではなく、欧風な作りで複数人でワイワイと飲むスタイルがシックリきます。
この日は連休初日ということもあり、私のような余所者が多く来ているのかなとも思いましたが意外と空いており、カウンター席は私と女性客2名様、あとは全て3名以上でテーブル席で飲まれている方が殆どでした。
お店が程よく混んでいる関係からか、このお店を預かる店長さんに色々とお話を聞かせていただきました。
カウンターの中にはドリンクを作るバーテンダーが店長を含め2名。洗い物専門のバーテンダーが1名、ホール係が2名の計5名で切り盛りする店内。
総席数は80席近くあるらしく、満席に近い混雑時はドリンクを作りっぱなしになり話をする暇もないようなので、私はラッキーだったのかもしれません。
宇都宮では沼津と同様にバーで町興しをと考えており、5月には宇都宮カクテル倶楽部主催によるイベント、「宇都宮カクテルカーニバル2016」が開催されるようです。
パイプのけむりで規定杯数の3杯を終了した私は次のバーを目指してお店を後にしました。
近所に「山野井」というバーがあり、同じビルに親子でバーを営んでいるお店があるのは事前に知っておりました。
しかし、息子さんのお店は満席。お父様のお店はカウンターが満席という状況で、縁がなかったようです。
そこでタブレットで事前に調べた別のお店に向かいます。
もうこうなると高得点の店でも行っちゃうか!と言う事で食べログの宇都宮のバーでは最高得点が付いている「COCKTAIL BAR TANAKA」へと向います。
(詳しくは食べログでどうぞ)
大通りから少し路地を入った泉通りという通り沿いに見つけた店の屋号。小さなバーである事が判ります。
店内に入ると年の頃は70に近い、恰幅の良いバーテンダーが一人で切り盛りしているようです。
店内には2人連れの客と独り客の3名が既に話が盛り上がっている様子。一番奥に当たる末席に陣取ります。
先ずはギムレットをオーダー。やっぱカクテルの街なので少しは飲んでおかないとね。しかし、シッカリとチェイサーも出してくれます。
「ゆっくり飲んでね」
こういう心遣いが嬉しいですね。一見の客ではあるがホームのような居心地の良さが何だかホッとさせる。
カウンター7席の小さなバーであるが故の一体感というか、距離が近い分、会話も丸聞えなので疎外感がないといった方が良いのか。
また、このお客達が話しているのがラーメンを中心とした食の話だけに、会話に入り易い。
静岡からラーメンとバーを目的に来ている旨をお話させていただくと、市内の色々なラーメン店を教えて頂きました。
「皆さん、ラーメン詳しいね。私は一人でラーメン屋とか行けないから。誘ってもらって行くばかりで」
バーテンダーが言っている。
地元のバーテンダー達は営業終了後に他のバーに行ったり、深夜営業のラーメン屋や焼肉屋等、営業時間外に他の店に行く場合が多いものだが。
前述の2人客の方は明日も仕事だと言うことでチェックを。それと同タイミングで隣の独り客もチェックのご様子。
少しゆっくりとバーテンダーと話が出来るか、という訳で2杯目に白州のハイボールをオーダー。
バーテンダーと二人になり、少しお話をさせて頂いていると2人客の内のお一人が帰って来た。
この方、お仕事で全国をまわっている関係で宇都宮に来る際はこのバーの真正面にあるホテルを取り、必ずこのバーに寄っているという常連さん。
その方も加わって話をしていると、バーテンダーが言い出した。
「王子飯店に行きましょう」
常連さんに言っている。私は何のことだか判らないでいると…
「一緒に行きましょうよ」と常連さんが言う。
「ほら、私、一人で他の店に行けないから、常連さんと一緒に行ってもらうんだよ」
という訳で突然の深夜の宴が始まったのであった…
ちなみにこれからって所でこのような状況になった関係で、このバーでの写真は一枚も撮れていません(笑)
前述の王子飯店はこのバーから30m程度しか離れていない韓国料理のお店。
(詳しくは食べログでどうぞ)
深夜1時過ぎに麻婆豆腐、ニラチヂミ、焼きそば、ニラ豚炒めをアテに生ビール、酎ハイで乾杯!
楽しいお話と時間を過させていただきました。
バーって店の内外装を含むハードウェア、置いてあるお酒の種類の多さ、バーテンディングの技術も勿論大事である。
しかし、結局は店を後にした時に「あぁ、楽しかった」と思えるか、そして、そのバーを営むバーテンダー、お客さん等、どんな人と出会えたかは重要なファクターである。
そう言う意味では今回のバー巡りでは非常に思い出深い一時を与えていただきました。
この場を借りて、御礼申し上げます。

