カクテルに関する話題 スカーレット・オハラとレット・バトラー

先日のこと。

行きつけのバーで知り合いに会った時のことだ。

彼がオーダーしたのは「スカーレット・オハラ」というカクテル。

赤い色をした奇麗なカクテルである。

「これ、度数も低くて飲み易いんですよ」

オーダーした彼が言った。

確かに見た目はショート・カクテルなので度数高めな印象だけど、そのレシピを聞いて納得した。

サザン・カンフォート 30ml
クランベリー・ジュース 20ml
ライム・ジュース 10ml

このレシピは私がよく参考にしているサイトに掲載されていたレシピ。

上記をシェイクして、カクテル・グラスに注げば完成です。

サザン・カンフォートは中性スピリッツに香りづけをしたリキュールで度数は20度前後。

素材の半分はノンアルコールですから、単純に度数は10度程度になっており、お酒が強くない女性でも行けちゃう感じですね。

第一印象はライムやクランベリージュースの酸味を感じますが、余韻としてはサザン・カンフォートの香りが残ります。

度数が低いっていうのは、香りや味を感じ易くなるというのも重要ですね。

で、この「スカーレット・オハラ」と聞いて、ピンと来た人がいたら、あなたは映画通ですね(そうでもないか)。

スカーレット・オハラはあの有名な映画「風と共に去りぬ」の中に出てくる主人公の女性の名前。

そう、このカクテルはその女性をイメージして作られたのであろうというのが想像できます。

皆さんは風と共に去りぬという映画をご覧になったことはありますか?

私などは無類の映画好き…な訳ないのですが昔、近所のディスカウントストアで1枚100円で売っていた古い外国映画を買って見たことがあります。

Wikipediaによれば、このお話の舞台は奴隷制が残る1860年代のアメリカ南部・ジョージア州。南北戦争の頃の話。

詳しくは割愛するが、スカーレット・オハラとレット・バトラーという2大主人公の話である。

スカーレット・オハラってカクテルがあるなら、レット・バトラーってカクテルがあるんじゃないの?と調べてみたら、ありました(笑)

いつものようにレシピをば。

サザン・カンフォート 1/3
オレンジ・キュラソー 1/3
レモン・ジュース 1/6
ライム・ジュース 1/6

上記をシェイクしてカクテル・グラスに注げば完成です。

飲んだ印象は前面に柑橘系の酸味。特にグランマルニエからであろう弱いアルコール感を感じる。

後味はサッパリとしたキレがあり、アルコール成分の男性的な部分もありつつも、どこか優しい、色気のある香味が印象的である。

両方共にサザン・カンフォートをベースにしたカクテルであるが、このサザン・カンフォートの故郷がアメリカ南部であり、南北戦争で出征したレットは南部のチャールストンの出身という設定である。

ちなみに「サザン・カンフォート」を直訳すると「南部の安らぎ」となる。



公開日:2019/08/10

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