| カクテルに関する話題 バーテンダーの憂鬱 後編 |
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■マタドール
次に伺ったのは三島にあるBar 倉田。
私が「お酒の師匠」と勝手に思っているバーテンダーが営むお店です。
上記の注文をお願いするとおもむろにウイスキーの瓶に手にするお茶目ぶり。
「女性のオーダーってシチュエーションでウイスキーの水割りとか無いから(笑)」
そんな会話の中、出てきたのが「マタドール」というカクテル。
テキーラ 30ml
パイナップル・ジュース 45ml
ライム・ジュース 15ml
(NBA新オフィシャル・カクテルブックより)
上記をシェイクして、ロックグラスに注いで完成です。
ここまでコラムを書いていて思ったのですが、オリジナル・レシピを除き、スタンダードかと思われたこれまでのカクテルは「NBA新オフィシャル・カクテルブック」には掲載がなく、このマタドールで始めてカクテルブックにレシピが掲載されていました。
テキーラの独特の香りは成りを潜め、パイナップル・ジュースがかなり前面に出ている印象。
甘さ加減については標準レシピでは甘めに感じるでしょうが、状況に応じてライム・ジュースで調製出来そうですね。
■ガルフストリーム
先の「Bar 倉田」での注文の時、カウンターでご一緒していたのが近所にあるLoose The Barのバーテンダー。
日を改めて伺ったところ、「家にも来たかー!」と言った感じで作っていただいたのが「ガルフストリーム」というカクテルです。
ウオッカ 30ml
ピーチ・リキュール 20ml
ブルーキュラソー 10ml
グレープフルーツ・ジュース 30ml
パイナップル・ジュース 20ml
上記をシェイクして、ロックグラスに注いで完成です。
ガルフストリームは「メキシコ湾流」という意味で、グレープフルーツ・ジュースの味わいの陰でピーチやパイナップルの味が見え隠れして、結構トロピカルな印象のカクテルですね。
■アイス・アイリッシュコーヒー
最後に伺ったのが沼津にある「Noise」というバー。文頭での会話はこのバーでされた事でした。
前回の来店から約1ヶ月。ブーメランの如く、戻ってきちゃいました(笑)
そこでバーテンダーから提供されたのが冷たい「アイリッシュコーヒー」でした。
アイリッシュウイスキー 40ml
ブラックコーヒー 適量
生クリーム 30ml
砂糖 1tsp.
生クリームと砂糖を小さなブレンダーで軽くホイップ。
タンブラーにアイリッシュウイスキーとブラックコーヒーを注ぎ、ホイップした生クリームを浮かべて完成です。
これまでフルーツ系のジュースが多かった訳ですが、なるほどこういう手もあったか!という印象。
アイリッシュコーヒー自体は前述のBar Vevedoresでホット・カクテルとして飲んだ経験はありますがアイスは初めてです。
ウイスキーも40mlと結構入っていますが、冷製であるのも手伝ってかそれほどアルコール感はなく、生クリームを混ぜ込むと更に口当たりや飲み心地はまろやかになっていきます。
という訳で以上7つのカクテルをご紹介した訳ですが如何だったでしょうか。
これ以外にこぼれ話として「柑橘系が全くダメ」とか、もうカクテルとしてはどうにもならない無茶振りを経験したバーテンダーもいらっしゃったようで、苦労が絶えませんね。
最後に今回、ご協力頂いたバーテンダーの皆様、本当にありがとうございました。

