| カクテルに関する話題 ピンク・レディとクローバー・クラブ |
今回はピンク・レディについて書いてみたいと思います。
知っている人は知っている、案外有名なカクテルですよね。
私達の世代で「ピンク・レディ」といえば、ペッパー警部をはじめ、一世を風靡したアイドル・デゥオが思い出されます。
実は、このユニット名自体が、このカクテルから来ているという話も聞いた事があります。
で、何故、ピンク・レディについて書いてみようかと考えたかというと、そのレシピについてちょっと気になるネタを発見してしまったからです。
先ずはいつものようにピンク・レディのレシピから。
ドライ・ジン 3/4
グレナデン・シロップ 1/4
レモン・ジュース 1tsp.
卵白 1個分
(NBA新オフィシャル・カクテルブックより)
上記を十分にシェイクして、大型シャンパン・グラスに注げば完成です。
卵白とレモン・ジュースが入ることでグレナデンの甘さが抑えられ、スッキリと飲み易いカクテルです。
しかし、このカクテルのレシピが実は、「クローバー・クラブ」というカクテルのレシピだというのです。(出典・Wikipedia)
じゃあ、本当のピンク・レディのレシピはどんな物なのか?
実はピンク・レディの本来のレシピではレモン・ジュースが入らないらしいのです。
という訳で、上記のレシピからレモン・ジュースのみを抜いて作ってもらいました。
写真は左がクローバー・クラブ、右がピンク・レディです。
見た目は変わりませんが、味の感じ方は結構違います。
先ず、レモン・ジュースの酸味がないため、甘みが立ってます。
そして、ジンの香りが前面に出て、強く感じるようになります。
ちょっと、スッキリ感がないと言うか、アルコール感のある男っぽい印象が出てきます。
Wikipediaでは、この混同されている原因を、構成素材の酷似、グレナデンと卵白が作り出す色、口当たりの良さ、魅力的な名前など、良い所だけが寄せ集まった結果ではないか、と分析しています。
ちなみに、NBAのカクテルブックでクローバー・クラブのレシピを調べると…
ドライ・ジン 3/5
グレナデン・シロップ 1/5
ライムまたはレモン・ジュース 1/5
卵白 1個分
(NBA新オフィシャル・カクテルブックより)
こんな感じです。
NBAのカクテルブックでは、両者のレシピにそこまで厳格な違いはなく、ピンク・レディのレシピは「レモン・ジュース入り」というのが既に一般化されているのが判りますね。

