| カクテルに関する話題 スプリッツァー |
とある行き着けのバーでの話から今回のコラムを始めよう。
私より少しお姉さんになるであろうご婦人ばかり3名がカウンターの端で飲んでいる。
その中の一人がワインが飲みたいと言い出し、オーダーをしている。
バーという場所、特にワイン・バーでもない限り、ワインの種類はそれほど多くない。
しかも、オーダーとしてワインを飲んでいる人もあまり見かけない。久しぶりのオーダーだった。
オーダーされたのは白ワイン。
ワインって一回、開栓してしまうとあまり持たないことは皆さんもご存知であろう。
「じゃあ、私もそれをもらうわ」
別のご婦人、こちらは古くからの常連さんのようで、開いてしまったワインの事が気になったのであろう。
「じゃあ、私ももらおうかな」
そのご婦人のお連れさんの男性客も一緒にオーダー。皆、良いご常連さん達である。
しかし、私はワインをはじめとする醸造酒があまり得意ではない。手伝ってあげたいのはやまやまだが…。
「私は本当は白ワインはあまり飲まないんだけどね」
ご婦人が言っている。まぁ、酒なんて飲み慣れとか、度数的な物も嗜好の一部としてあるので、得手・不得手もあるだろう。
「じゃあ、炭酸で割ってあげるよ。これをスプリッツァーっていうんだ」とマスター。
おぉ、白ワインって炭酸で割って良いんだ!って言うか、そういうカクテルがあるのを知らなかった。
「じゃあ、私も…」
そう言って今回、頂いたのが前述したスプリッツァーである。
先ずはいつものようにレシピをば。
白ワイン 60ml
プレーン・ソーダ 適量
(NBA新オフィシャル・カクテルブックより)
タンブラーなどにワインを注ぎ、プレーン・ソーダで満たして軽くステアすれば完成である。
これだと意外とスーッと入ってくるから不思議である。
私が醸造酒が得意でない理由は度数の割りに飲む量が多い事。そして、一般的にチェイサーを飲む習慣が醸造酒にはないからである。
日本酒もワインも飲めるのだが、翌日に残る場合がある。
しかし、日本酒では「やわらぎ水」というチェイサーと共に飲む飲み方もあるらしい。
流石にワインでチェイサーは聞いた事がないが、実はやっても良いのであろう。
そして何より、日本酒だって炭酸で割って飲んでも良いんじゃないか?と考える今日この頃である。

