| 小ネタ集 ビーフィーターは牛を食う人 |
バーによく行かれる方なら一度はそのボトルを見たことがあるであろうビーフィーター。
イギリスはロンドンを代表するドライ・ジンですよね。
ドライ・ジンの中ではメジャーな商品で、ジン・ベースのカクテルに使用されることが多いです。
私がバーに通い始めたころ、ビーフィーターを「ビフィーター」と覚えていた時期がありました。
まぁ、ビフィーターでもビーフィーターでも大体は通じますので大丈夫ですけどね。
裏書を見ると「ビーフィーター」と書かれているのでビーフィーターが正解のようですね。
ただ、ビーフィーターって何だか呼びにくくて今でもビフィーターと呼ぶときがありますが。
ビーフィーターのラベルには、赤い制服をまとった人物が描かれていますが、これって何だか判りますか?
これは「ヨーマン・ウォーダー」と呼ばれるロンドン塔の衛兵隊であり、別名をビーフィーターといいます。
芳醇で力強い風味を持つ製品の名称に、屈強なことで知られた「ビーフィーター」の名を採用したそうです。
で、今回のコラムのお題ですが「牛を食う人」ってどういうことでしょうか。
ラベルには英語で「BEEFEATER」と書かれていますが全て大文字なので判り易く小文字を混ぜると「Beef Eater」と書きます。
そう、ビーフィーターは牛である「ビーフ」と食べる人を意味する「イーター」から作られています。
だから、ビフィーターは間違いなんだと判りますね。
で、何でヨーマン・ウォーダーが別名ビーフィーターと呼ばれるかは諸説あるらしいのですが、一説には昔、彼らに支払われる賃金の一部に牛肉が含まれていたらしいのです。
当時の牛肉は一般庶民は口にしない食材だったため、自然発生的に「牛食い」という呼び名が出来たようです。
また、別の説では昔、国王主催のパーティーの後、警護にあたった衛兵たちが残った牛肉の持ち帰りを許された事など色々あるみたいですね。

