バーに関する話題 カクテルワールドツアー探訪 第二夜

Bartender's Club Shizuokaが主催するチャリティ企画、「カクテルワールドツアー」
先週、シンガポールのカクテルをご紹介して始まった連載も今回で2回目。
今宵はモスクワとベネチアを周ってみましょう。

「モスクワ」のカクテルを担当しているのはBAR-CODE。
この店はダイニングバーと言う要素が強い店ですが、カクテルや洋酒の数も結構あって、飲むだけでも楽しむことが出来ます。

モスクワと言うと思い出されるのがウォッカですが、今回のカクテルラリーは逆に国の特産品(特にベースのお酒は)を使用した方がそのカクテルの特色が見えてくると思います。

モスクワで、提供されたカクテルはラズベリーやナッツを漬け込んだウォッカをベースにブランデー、ミントリキュール、クランベリージュース、 ローズシロップから作られたショート・カクテルです。
赤って昔のソ連時代を彷彿とさせると言うか、共産国って赤いイメージってありませんか?
そんな思いが見た目から感じられます。

今回頂いたのはショートですがこの店では度数の低いロング・カクテルもご用意しています。
BAR-CODEは前回もショート、ロングのカクテルを用意していましたが、ショートは度数も高いのでお酒が強くない方にはありがたいですね。

ベースのウォッカはお約束だとして、ナッツなどはモスクワで良く食べられるそうで今回はウォッカに漬け込んだ形で仕上げたそうです。
ラズベリーやクランベリーの酸味や甘み、ミントのちょっとした清涼感などが調和した1杯です。
グラニュー糖で作られたスノースタイルが極寒の地、モスクワをイメージしているようにも見えますね。


さて、今宵2杯目のカクテルは「ベネチア」のカクテル。
ベネチアを担当しているのはComfort Bar BOTANICALです。

ベネチアベネチアと言えば思いだされるのは「水の都」。街の中を移動するのに船を使う光景は映画やテレビでよく見ますね。
で、今回提供されるカクテルですが、これがちょっと変わっています。

ベースとなるお酒はリモンツェッロと言うリキュール。ベースのウォッカにレモンの果皮や砂糖、水などを漬け込んで作られ、イタリアでは一般家庭で作って食後酒として飲まれていたようです。
リモンツェッロは若干加水して度数調整をし、マスカットリキュール、パッションフルーツリキュール、生のミントをシェイクして作られます。
「水の都」をイメージした青い色は「Alize Bleu」と言うパッションフルーツリキュールによるもの。
レモン、マスカット、パッションフルーツなどの甘みや酸味。特にマスカットの香りが軸として感じられます。
生のミントもたまに顔を出し良い具合の清涼感を与えます。

ベネチアまた、このお店ではよく使われる食用の花びらも綺麗で全体的にエレガントな一杯です。

チャームそしてチャームにも凝っていてベネチアでよく食べられる焼き菓子が供されます。

更に店内の音楽もカンツォーネに変わり、全体的にイタリアな雰囲気を味わう事が出来ます。

気分だけは正に旅行をしている気分になりますよ。


さて、次回はカサブランカ。そして、北大西洋を渡りメキシコへ向います。
次回もお楽しみに。

公開日:2013/02/17

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