小ネタ集 お酒の殺菌効果

毎年、インフルエンザが流行する時期になると公共施設等でポンプ式の「アルコール消毒」容器が置かれている光景を目にすることがあると思います。

アルコールは殺菌作用がある事は皆さん、ご存知かと思います。

お酒、特に蒸溜酒はアルコール度数が高く、その度数はウイスキーで40度近いのはご存知かと思います。

アルコールで消毒が出来るということは、お酒でも菌に対抗する事が出来るのではないか?と考える人も多いでしょう。

と言う訳で今回はお酒が作用する殺菌効果について調べてみました。

お酒の殺菌効果でよく言われるのが赤ワイン。サルモネラ菌や大腸菌に対する殺菌効果が実験などで証明されているようです。

後、よく言われる「ポリフェノール」は抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を抑える効果が期待できるって言いますよね。

まぁ、今回に関しては「殺菌」が主題なので華麗にスルーしますが。

後、アルコール消毒で一番、主眼に置く必要があるのが「アルコールの濃度」だというのはお判りでしょう。

お酒に詳しい方は醸造酒が一定のアルコール度数で止まってしまう理由を知っているでしょう。

糖分をアルコールと二酸化炭素に分解する酵母菌は、自身が作り出すアルコールで死滅するため、度数が一定以上に上がらない。

つまりは度数が高ければ高い程に殺菌作用が期待できるという訳です。

人類が飽くなき度数を追求した結果、作り出された最高度数のスピリッツと言えば、皆さんにもお馴染みのスピリタス。

ポーランド産のウオッカでその度数は96度にも達します。

飲んで美味しいものではありませんが、緊急時の消毒にも使うことが出来ます。

そのまま使用するというよりは少し加水して度数を下げて使用した方がいいでしょう。

実際にウオッカをアルコール消毒の目的で使用する国は多いと言います。

これだけの殺菌作用が期待できるお酒ですが、ウイスキーやスピリッツを常飲する私達は健康か?と言われれば少し違います。

度数の強いお酒は口中や食道、胃などの粘膜にも作用し、損傷するリスクがあります。

ホント、度数の強いお酒ばかりを煽ると、胃に穴が開きますよ。

まぁ、飲んで健康になるには、お酒が持つアルコール度数の殺菌効果は期待しない方がいいですね。



公開日:2019/09/08

ページトップに戻る