宅飲み飲料に関する話題 ハードセルツァーって知ってる?

皆さんは「ハードセルツァー」ってご存知でしょうか。

私も最近まで知らなかったのですが、どうもアメリカで2019年くらいから人気になっているアルコール飲料のようです。

YouTubeにも動画がぼちぼちアップされており、半年くらい前の動画では日本コカ・コーラが関西限定で発売している「トポチコハードセルツァー」という商品があるようです。



アサヒビールは「アサヒ FRUITZER(フルーツァー)」という商品を2022年4月5日から首都圏・甲信越エリアで先行発売。7月5日から全国発売とのこと。

対してキリンビールでは3月22日に「スミノフセルツァー オレンジ&グレープフルーツ」「スミノフセルツァー ホワイトピーチ」を全国販売したようです。



ネットでハードセルツァーについて調べてみました。

ハードセルツァーはアルコール入りを意味する「ハード」と炭酸水を示す「セルツァー」を組み合わせたアルコール飲料の総称のようです。

ハードセルツァーはサトウキビ由来の原料を糖化・発酵して作られたアルコールを使用しているのが特徴のようで、低カロリー、グルテンフリーなどのキーワードがポイントになります。

日本では言われて久しい「健康志向」がアメリカではトレンドになっているらしく、ハードセルツァーが流行っている要因がここにもあるようです。

特に例の感染症騒ぎで自宅にいる機会が多くなったのも後押ししているようですね。

国内販売向けのニュース動画を見ていると「若者のお酒離れ」が起因しているようで、アメリカのような「健康志向」とはちょっと動機付けが違います。

まぁ、日本人の健康志向って結構古くからありますから、その売り方では今更感が否めません。

で、この動画を見ていて私は思いました。

『でも、日本のこれまでの製品にも若者のお酒離れを食い止めようとする商品って多かった気がするのだが』

特にサントリーの「ほろよい」シリーズは有名ですよね。

あれもアルコール度数が4、5%程度のジュースみたいな飲み口で、ハードセルツァーと被るんじゃないの?

スミノフハードセルツァーという訳で買ってまいりました。

キリンビールが発売しているスミノフセルツァーです。

お味は「オレンジ&グレープフルーツ」「ホワイトピーチ」の2種類。

何度もスーパーに行くのも面倒なので両方とも買ってきました。

近所のスーパーに行って買ってきたのですが、最近のこれらジュース感覚の飲料ってスゴい数があるのが改めて判ります。

で、前述した通り、既に発売されている低アルコール飲料と何が違うのか?

贅沢絞りとほろよいという訳で一緒にサントリーの「ほろよい」とアサヒビールの「贅沢絞り」を買ってきました。

ちなみに味の比較をしたかったのでどちらもピーチ味。アルコール度数はほろよいが3%、贅沢絞りが4%です。


ハードセルツァー原料先ずはスミノフセルツァーの原料から見ていきましょう。

スミノフセルツァーのベーススピリッツはスミノフ、つまりウォッカということですね。

後はもも果汁、糖類、炭酸、香料、酸味料。アルコール度数は4%です。


ほろよい原料次にほろよいを見てみましょうか。

ほろよいのベーススピリッツはスピリッツと書かれていますが、やはりウオッカっぽいものでしょうか。(ジャガイモが主原料かは知らんけど)

後は桃浸漬酒、糖類、炭酸、酸味料、香料。あまりスミノフセルツァーと変わりませんね。


贅沢絞り原料最後に贅沢絞りを見てみましょう。

贅沢絞りのベーススピリッツはやはりウオッカ。最近流行りのストロング系飲料と同じでウオッカってスゴい消費されているんだろうなぁって判ります。

後はもも果汁、糖類、炭酸、香料、酸味料。スミノフセルツァーと全く一緒ですね。

この3種類、原料を見ただけでは同じように見えますが、唯一ハードセルツァーが違うのがカロリー。

100ml当りのカロリーがほろよいと贅沢絞りでは軒並み50kcalを超えているのに対し、スミノフセルツァーは30kcalと4割ほど少ないです。

まぁ、これが健康志向だと言えばそうなんでしょうけど、お酒ってそもそも健康を気にする方は飲まない方が良いのでは…

では、それぞれの味を見てみましょうか。

ハードセルツァー中身先ずはスミノフセルツァー。

グラスに注ぐと透明なんですね。ちょっとビックリしました。

もも果汁とか使っているのに透明って「どうやって原料をこねくり回したんだ!」って工業製品的なプロセスが見えちゃいますよね。

桃の香りはするのですが、味自体は控えめで甘みも抑えられています。

まぁ、食事に合わせる前提はないでしょうけど、ギリ食事と合わせる事が出来るかもしれません。(個人の見解です)


ほろよい中身続いて、ほろよいです。

こちらもかなり透明度が高いですが、薄っすらと白濁しています。

味わい的には桃の香りは穏やか。甘さはベタベタに甘くはないですが、ハードセルツァーに比べればそれなりにあります。

これだけ甘いとこちらも食事を合わせる前提は考えてないでしょうね。

ほろよいの商品ラインナップが結構エグくって18種類もあるんです。

その中にはコーラやサイダー、乳酸菌飲料っぽい物もあって節操がないというか、大手メーカーだなぁって感じがします。


贅沢絞り中身最後に贅沢絞りです。

こちらは結構もも果汁っぽい色味で一番、美味しそうだし、自然な感じがしますよね。

居酒屋で言えばただのレモンサワーではなく、生絞りレモンサワーをオーダーした時のような優越感。

流石に「贅沢絞り」という商品名だけあって、「果汁を絞った感」を大事にしている商品であることが判ります。

こちらの商品ラインナップは5種類。レモン、グレープフルーツ、桃、ぶどう、キウイとなっています。

個人的にはこの程度のラインナップの方が好感が持てますね。


私は家飲みをする際は、夕飯のおかずをアテに酒で流し込むのが殆どなんですが、若者はこの手の飲料をどういったタイミングで飲んでいるのでしょうか。

ほろよいCM私の勝手な妄想ですがCMとかを見ている限りだと、夕飯も終わった2時間後くらいのリラックスタイムにベランダの手すりに寄り添いながら飲むってイメージ(CMに影響されすぎだろ)ですが、実際はどうなんでしょうか。

今回のハードセルツァーは若者をターゲットに「もっと自由に好きなタイミングで」というフレーズが出てきました。

私も含めて50代以上って、今に比べると意外と自由じゃなかったですよね。

例えば、トレンディードラマ見たさに家に帰ってたし、好きな子と連絡を取るのも固定電話しかなかったし。

今の若者はドラマは動画配信サイトで時間を気にせず見れるし、連絡も直接、本人に取れる。しかも、電話、LINE、SNSメッセンジャー、メールと選択肢の幅も結構あります。

そういう自由に慣れた時代を生きてきた若者達をターゲットとした時、キーワードは「自由」とか「縛られない」とかになる訳で、今回の商品もそういう需要のひとつなのかもしれませんね。




公開日:2022/03/27

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