| 小ネタ集 酒税法の改正 |
2018年4月1日、ビールに関する酒税法が改正されたのを皆さんはご存知ですか?
私はバーでビールはあまり飲まないのですがバーでビールを飲むのもナカナカ乙なものです。
(たまに飲まないといけない状況になる場合がありますが…)
世界各国にお酒にまつわる法律がある訳ですが、そんな話をし始めると結構な文量になるので今回は割愛しますが日本のお酒に関する法律はその殆どが税金をかけるための内容になっています。
ビールに人気が集まるとビールに高い税金をかける。
売上げが落ちたメーカーはそのビールに属さない発泡酒を苦労して開発すると今度はそこに税金をかける。
売上げが落ちたメーカーはその発泡酒に属さない第3のビールを開発する…といった感じでいたちごっこになっている訳です。
もう、庶民の楽しみにここぞとばかりに高い税率をかけてくるので飲み手も売り手も困ってしまいます。
景気回復の恩恵は私達庶民はそこまで感じていない昨今にあって飲酒や喫煙など、庶民の楽しみを奪っていく訳ですから堪りませんね。
話が逸れました。
今回の改正がどのようになったのか、掻い摘んでご紹介してみたいと思います。
その前にビールと発泡酒が何が違うのかを説明します。
ビールと発泡酒の違いは麦芽比率と使用原料にあります。
有名なプレミアム・モルツなど、麦芽100%は完全にビールだと言う事は判ると思います。
ここに麦、米、とうもろこし、でんぷんなどの原料を使用してもビールと表記出来ます。
改正前は麦芽が全体の2/3入っていないとビールと表記できませんでしたが、今回は麦芽が1/2でもビールと表記できるようになりました。
また、麦芽以外で使用できる原料に果実、香辛料、ハーブ、野菜、お茶、かつお節などを使用する事が認められました。
個人的にはベルギーの「ヒューガルデン・ホワイト」というビールが好きなのですが、これまでの日本の酒税法上は発泡酒だった訳ですが、これからはビールと表記されます。
というかビールになって税金が上がるのでしょう。
今回の改正で私達消費者が受けられるメリットは「色々な味わいのビールが飲める」くらいでしょうか。
これまで、税率を気にして麦芽の量を多く使用出来なかった訳ですが、使用量が1/2でもビールになってしまうのであればメーカーとしては「それなら多めに使った方が良い」と考えるでしょう。
ただ、麦芽を増やせば原材料費が増え、価格に跳ね返ってくるので、これまでに使用出来なかった果実や香辛料などの原料で味わいに幅というか選択肢を持たせる方が目新しさで買ってくれるのでは?という風に考えるかもしれません。
そうやって行くと私達消費者が受けられるメリットはそのくらいしかないのかな?と私個人は結論付いた訳ですが皆さんはどのように考えますか?

