| 小ネタ集 左利きの世界 |
とあるバーでのこと。
60代であろうお客がバーテンダーにすり鉢の話をしている。
「世の中には左利き用のすり鉢があるんですよ」
その話をした時、私が思い出したのは「左利き用のバースプーン」の事だ。
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話は逸れるが先日のこと。
「マツコの知らない世界」という番組で「左利きの世界」という回があった。
世の中の全てが右利き用に出来ており、左利きの方はその度にストレスを感じているという。
まぁ、結構無理のある例えもあったが、「そうそう!」と共感できる例えも多かった。
そんな私は実は左利きである。
話は更に逸れるがバー紀行を始めた5年くらい前の話。
会社の飲み会が居酒屋で行われたのだが、デザートに出てきたのがシャンパングラスのようなグラスに入ったパフェ。
そして一緒にバースプーンが付いてきた。
バーでは流石にバースプーンに触れる機会はない訳で、氷が入ったグラスでステアをしてみたのだがどうも上手くいかない。
そんな話をバーテンダーにしてみると、「バースプーンには左利き用があるんです」という話を聞いた。
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すり鉢は右利き用と左利き用で何が違うのか?というとそのお客曰く、中に刻まれた溝の文様が違うようだ。
右利きの方はすりこぎを時計回りに回すのだろうが、左利きは反時計回りに回す。
溝が時計回しに対して引っかかりがないように刻まれているため、反時計回しに回すと引っかかりを感じる。
バースプーンの場合も右利きは時計回りに、左利きは反時計回りに回すのだ。
では、バースプーンは右と左で何が違うのか?と言うと、中間部分にある螺旋形状が違います。
ステアは親指と人差し指を支点にして、中指と薬指でスプーン部分を操作して行われます。
その際、螺旋の切り方によって回し易さ、回し難さが決まります。
左利きのバーテンダーの中では、ステアだけは右利きに矯正する方もいるようです。

