| リキュールに関する話題 ヒプノティック |
今回はヒプノティックというリキュールをご紹介したいと思います。
バックバーでたまに見かけるリキュールで、オーセンティックバーよりは若向きなショットバーで良く見かけるイメージです。
ヒプノティックは、ニューヨーク州ロングアイランドで両親と暮らし、大学を中退したラファエル・ヤコビーにより2001年に作られた比較的新しいリキュール。
ラファエルはニューヨークに本社を置く、ブルーミングデールズという高級百貨店で青い香水を見た際、青いリキュールを作ることを考えたそうです。
多くのプロモーションやイベントを経て、有名になったヒプノティックは2003年、商標と販売権をヘブンヒル蒸留所に移譲・売却します。
現在、アメリカの輸入リキュールの中で4番目に多く売れているそうですよ。
販売はペルノ・リカール社。
ヒプノティック(Hpnotiq)はブルガリア語で「催眠術」という意味なのだそうで、奇麗な色とボトル・デザインも相まって、若い女性が好きそうなイメージですね。
では、先ずはグラスに注いで味を見てみましょう。
香水からインスピレーションを得たその色はターコイズ・ブルー。
香りはパッションフルーツを思わせるような南国っぽいイメージが沸いてきます。
口に含むと柑橘系の味わいとやや強めの酸味が際立ち、甘さもやや控えめな印象。
アルコール感もありますが、それほど強い印象はありません。ちなみに度数は17度。
ヒプノティックは数種類のトロピカルフルーツジュースとプレミアム・ウォッカ、コニャックをブレンドしたフルーツリキュール。
今回は、お家カクテルとして簡単に作れるレシピと、ヒプノティックを有名にしたカクテルを作ってみましょう。
先ずは「Hボム」というカクテルをご紹介します。
レシピは以下の通り。
ヒプノティック 1/2
レッドブル 1/2
氷を入れたタンブラーにヒプノティックを注ぎステア。更にレッドブルを注いで軽くステアすれば完成です。
爽やかな酸味と甘みのバランスは女性が好きそうな味に仕上がっています。
レッドブル自体は単体で酸味が強いですが、ヒプノティックの甘みが加わることで適度な甘酸っぱさに。
そして、フルーツ系の香りも女性ウケが良さそうです。
度数も8度程度に抑えられてアルコール感はないので、お酒が強くない方にもおススメできますね。
次にご紹介するカクテルを「インクレディブル・ハルク」といいます。
先ずはレシピをば。
ヒプノティック 2/3
ブランデー 1/3
氷を入れたオールドファッションドグラスにヒプノティックを注ぎステア。
続けてブランデーをフロートさせれば完成です。
上記を全てステアして提供するレシピもあります。
ハルクと聞いて「超人ハルク」を思い出す人も多いかと思います。
このカクテルはニューヨークのレストランチェーン、「ジャスティンズ」において、超人ハルクをイメージして創作されたカクテルだそうです。
そのまま飲んでも良いですが、ステアすることで両者が混ざりあい、ハルクをイメージする色に変化します。
個人的にはハルクというより、うす茶糖やキングスバレイの色を思い出します。
パッションフルーツと葡萄由来のブランデーの味わいがマッチしていますね。
まぁ、ウイスキーではこうはいかないでしょう。
度数は上がって約25度。リキュール由来の甘みも抑えられて、後味は意外とスッキリしています。
という訳で今回はヒプノティックをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
試していませんが、ソーダ割りやトニックウォーター割りも合うと思います。
リキュール自体が美味いので、オンザロックで冷やしても美味しいでしょう。
バーで見かけた際は是非、ご賞味を。

