| リキュールに関する話題 パライソ |
今回は「パライソ」というリキュールをご紹介したいと思います。
バーに行かれる方はたまには見かけるボトルだと思いますが、どこのバーにも置いてあるかと言われると?(はてな)です。
何故、パライソはどこのバーにも置かれない可哀想な子なのか。
それにはちゃんと理由があります。
パライソはライチのリキュールなのですが、バーに通い慣れている方やリキュールに詳しい方なら「ライチのリキュール」といって真っ先に何を思い出しますか?
そうです。「DITA」を思い出すことでしょう。圧倒的にDITAの方が有名ですよね。
別にパライソがマイナーかと言われればそんなことはないのですが。
そんなパライソについて少し調べてみましょう。
パライソは前述した通り、ライチの香りがするリキュールです。
「パライソ」とはスペイン語やポルトガル語で「天国」、「楽園」を意味するらしく、英語の「パラダイス」と同語源なのだそうです。
ステンドグラスを彷彿とさせるラベルには白いヤシの木が描かれており、南国なイメージですね。
そういう意味では前述したDITAのラベルよりは栄える感じで若者が営むショットバーなどではパライソの方が需要があるかもしれません。
製造はフランスのルイロワイエ社で以前、このコラムでご紹介した「マンゴヤン」というリキュールと同じ会社が作っています。(マンゴヤンのコラムはコチラから)
国内向けの販売はサントリースピリッツです。
先ずはストレートで飲んでみましょう。
液体自体は無色透明で、他の素材の色を邪魔しないですね。
飲んでみると当たり前ですがライチの香りが先行し、甘み、アルコール感の順に追いかけてきます。
度数は24度あるので割り材で割った時にもある程度のアタック感が残るものと思われます。
今回は公式HPからのレシピとネットで拾ったレシピをご紹介したいと思います。
先ずはライチリキュールといえば定番中の定番であるチャイナ・ブルーです。(公式HPはコチラから)
パライソ ライチ 30ml
ブルーキュラソー 10ml
グレープフルーツジュース 60ml
氷を入れたタンブラーに上記の材料を注ぎ、軽くステアすれば完成です。
ライチリキュールは柑橘系のジュースと相性が良く、安定した味ですね。
グレープフルーツジュースの持つ酸味をパライソの甘みがスポイルしてバランスを取っている印象です。
ブルーキュラソーは完全に色付けの意味合いが強く、味にそれほど影響を与えていません。
ちなみにチャイナブルー(China Blue)のチャイナは中国(China)ではなく、陶磁器(china)が語源であり、「陶磁器のような青色」という意味らしいです。
次はネットで拾ったショートカクテルで、名前を「ミルキー・スノー(雪の野原)」といいます。
先ずはレシピから。
パライソ 20ml
クレーム・ド・ペシュ(ルジェ) 20ml
ウオッカ 10ml
牛乳 10ml
上記をシェイクして、カクテル・グラスに注げば完成です。
「パウダー・シュガーをかけたグリーン・チェリーとミントの葉をグラスの縁に飾る。」とありましたが今回は割愛しています。
お味のほうですがライチとピーチ、双方がシッカリと感じられます。
そして、全量の2/3がリキュールなので非常に甘く、ウォッカも追加されているのでアルコール感も結構あります。
牛乳が入ることで白濁しており、ややヨーグルト感もあります。
牛乳を30ml、それ以外を10mlづつとかにした方が甘さが下がって飲みやすくなるようにも思います。
まぁ、試してないのでバランスが崩れる可能性も否定しませんが…
と言う訳で今回はパライソをご紹介しましたが如何だったでしょうか。
柑橘系ジュース以外にもソーダやトニックウォーターなど色々な割り材と相性の良いライチリキュール。
バーで見かけた時には是非、ご賞味を。

