| スピリッツに関する話題 改めてブランデーについて調べてミタ |
皆さんは普段、バーでブランデーを飲む機会はありますでしょうか。
樽熟成が必要な蒸溜酒には色々ありますが、ブランデーはウイスキーと並んで頼まれる方が多いですがあまり馴染みのない方も多いと思います。
私自身も普段はあまりブランデーを飲むことがありません。
ただ、知識としては少し持っていますが、あまり詳しい訳ではありません。
そこで今回はブランデーについて改めて知識を整理して、ブランデーをもっと知ろうというコラムです。
先ず、ブランデーがどのように出来ているのか、基本的な製造方法についてざっとおさらい。
ブランデーの原料は白ブドウで、白ブドウからワインを作り蒸溜。樽で熟成して作られます。
熟成期間は5~8年ほどですが、25年以上の長期熟成もあるようです。
また、熟成させ過ぎた時は若いブランデーとマジェマジェして若返らせることもあるようです。
究極のアンチエイジングですね(笑)
先ほど、原料は「ブドウ」と書きましたが、ぶどう以外の原料でも作られます。
有名なのはリンゴやサクランボ。珍しい物ではプラム、キイチゴ、蜂蜜などからも作られるようです。
前述した通り、ワインからブランデーが作られるので、当たり前のようにワイン作りが盛んな土地でブランデーも作られます。
ワインも私の苦手分野ではありますが、ワインは特にブドウの産地によって銘柄の価値が決まりますよね。
ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュがワインの三大産地と言われていますが、ブランデーにも産地によって名前が変わる場合があります。
お聞きになった事があると思いますが、コニャック、アルマニャックです。
古くからブランデーを製造しているフランスのコニャック地方やアルマニャック地方で作られたブランデーだけが「コニャック」、「アルマニャック」を名乗ることが出来るそうで、それ以外は「フレンチ・ブランデー」と表記されるのだそう。
シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインを「シャンパン」と呼べるのと似ていますね。
コニャック、アルマニャックで世界的に殊に有名なブランドとしてレミーマルタン、ヘネシー、マーテル、クルボアジェがあるそうで、聞いた事のある銘柄ですよね。
また、ブランデーは熟成年数を表す表記もウイスキーとは大きく違いますね。
これら表記も生産国や生産地によって違ったりするのでビミョーに統一感がありませんが、下記に列挙してみましょう。
コニャック
VS
very superior(とても優れたもの)。
ブレンドされた原酒の最も若い熟成年が2年以上。
VSOP
very superior old pale(とても優れた古い澄んだもの)。
ブレンドされた原酒の最も若い熟成年が4年以上。
XO、ナポレオン
extra old(特別に古いもの)。
ブレンドされた原酒の最も若い熟成年が10年以上。
アルマニャック
3つ星
2年以上
VO、VSOP、レゼルヴ
5年以上
XO、エクストラ、ナポレオン、ヴィエイユ・レゼルヴ
6年以上
オール・ダージュ
10年以上
コニャック、アルマニャック以外
1つ星
3~4年熟成させたもの。
2つ星
5~6年熟成させたもの。
3つ星
7~10年熟成させたもの。
VO
very old(とても古いもの)。
11~15年熟成させたもの。
VSO
very superior old(とても優れた古いもの)。
16~20年熟成させたもの。
VSOP
very superior old pale(とても優れた古い澄んだもの)。
20~30年熟成させたもの。
VVSOP
very very superior old pale(とてもとても優れた古い澄んだもの)。
ナポレオンクラス、XO、エクストラクラス
extra old(特別に古いもの)。
44~45年(XO)、70年(エクストラ)熟成させたもの。
もう、色々あり過ぎてそろそろ私も訳が判らなくなってきました。
でも、こういう知識を持って、ブランデーのラベルを見てみたり、味わってみるのも面白いと思います。
さぁ、今宵はブランデー・グラスを傾けてみませんか。

