| スピリッツに関する話題 ソルジン イエロー by フランソワ ・リュトン |
皆さん、ジンと聞いて思い出すことって何ですか?
産地としてはイギリスのロンドンジンが有名ですが、クラフト・ジンのブームに乗って最近では国内産のジンも多く見られるようになりましたよね。
使われているボタニカルについてもそれぞれの産地に自生する植物から作られることで、ご当地感というか特色を出しています。
で、先日、沼津市内にあるバー「maze」を訪れた時、少し面白いジンがあったのでご紹介します。
それが「ソルジン」という聞き慣れないジン。
このジンの産地がフランスということで私自身、あまり聞いた事がなかったので色々と調べてコラムにまとめてみようかと思いました。
ソルジン(Sorjin)はピーロート社がリリースするフランス・ボルドー産のジン。
名前についている「フランソワ・リュトン」というのは、ボルドーでも有名なワインの醸造家であるリュトン家の方で1900年代にワインの醸造を行っていた方のようです。
その孫にあたるサブリーヌ・リュルトンが今回のこのジンを開発したようです。
まぁ、私はワインは詳しくないので聞きかじりですが(笑)
で、今回のこのジンはぶどうの果汁から最初のニュートラル・スピリッツを作っているとのこと。
その際に使われる品種には「ソーヴィニョン・ブラン」の果汁のみを使用しているといいます。
そのニュートラル・スピリッツにジュニパーベリーの他、ドライフルーツにしたグレープフルーツやライム、レモンの皮、スミレ、コモン ブルーム、カシスの蕾(つぼみ)などを漬け込んでいます。
その後、オーク樽で半年寝かせて樽熟成しているようです。
ちなみにソルジン(Sorjina)はバスク語で「魔女」を意味していて、ラベルにも魔女と思しきシンボルが書かれています。
これは前述のサブリーヌ・リュルトンが学生時代、仲間内からソルジンというあだ名で呼ばれていた事に由来するそうです。
実際に口に含むとジェニパーベリーの香りも勿論、感じるのですが、それと調和するような華やかなフレグランスが印象的。
通常のジンと比べるとアルコールの当たりが柔らかいのも良いですね。ちなみに度数は42度。
たまにピリリとスパイシーな印象も見え隠れしていますが、オーク樽由来でしょうか。
バニラとハーブっぽいアフターが残ります。
何だか色々調べると面白いジンでしたね。
今回はイエローという商品でしたが、通常のソルジンもあります。
バーで見かけた際は是非、ご賞味を。

