スピリッツに関する話題 サントリー ジャパニーズクラフト・ジン 六(ROKU) & 粋(Sui)

ここ最近、クラフト・ジンがちょっとしたブームになってきている酒類業界。

京都発祥のクラフト・ジン、「季の美」がその火付け役だと思いますが、各地から面白い商品が出ていますよね。

我が静岡でも沼津発祥のクラフト・ジンであるLAZY MASTERをご紹介したのも記憶に新しい所です。

この現象ってウイスキーの原酒不足からくる価格高騰もその一因になっているのかな?とも思います。

また、庶民が飲める価格帯のお酒が少なくなっていることも一因かと思います。

ビールなどの酒税が強化され、メーカーがそれに代わる発泡酒や第3のビールなどを作って対抗して久しいですが、ジンをはじめとするスピリッツは酒税的にも比較的安い酒類であることも背景もあるのかな?と思います。

六と粋これだけクラフト・ジンが流行ると、流石に大手メーカーもその市場に参入しようと考えるのは当たり前のこと。

各社から色々と工夫を凝らした商品がリリースされています。

と前置きはこの辺にして、今回はサントリーがリリースしているジン、六(ROKU)と粋(Sui)をご紹介したいと思います。

先ずは六から。

六サントリーの公式HPからの内容を引用すれば、この六にはジュニパーベリーやコリアンダーシードなどの一般的なボタニカルのほか、桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子と日本の四季を感じさせる6種類のボタニカルを使用していると言います。

度数は国内向けは47%、国内以外は43%で作られているようです。価格は700mlで4000円前後。

47%と聞くと、ソーダ割りなど副材で割ることを前提に開発されているのかな?というメーカーの意図を感じます。

勿論、ジントニックなどのカクテル・ベースとして使用することも念頭にはあると思います。


そして粋。

粋こちらもサントリーの公式HPの内容の引用ですが、基本のボタニカルの他、柚子、緑茶、生姜の3種類のボタニカルを使用しているようです。

アルコール度数は40%。価格は700mlで1500円前後とリーズナブルな商品となっています。

テレビCMなどでもお馴染みですが、メーカーがこの商品を「第2の角ハイボールという位置づけで、角ハイの再来をこの商品で狙っているのが判ります。

基本的な楽しみ方は「ソーダ割り」で、食事に合わせる事が出来る味わいを目指して作られているものと思います。

メーカーが公表している飲み方で「六」がソーダ割りのみを掲載しているのに対し、粋の方はソーダ割りに追い柚子や追い生姜や潰し梅、緑茶割りなど多彩な飲み方を提案しているあたり、「ジン本来の風味や味わいは気にせず気楽に飲んで欲しい」という意図が垣間見れますね。

サントリーはウイスキーの消費を目的に仕掛けた「角ハイ」が見事にヒットして、居酒屋などでも多く飲まれるようになりました。

しかし、時は流れ、結果として「原酒不足」という事態を招くことになってしまいました。

今回、レモンサワーやジンなど、短期間で出荷できるジンやウオッカなどのスピリッツを軸に置くことで、安定した出荷が見込める商品にスイッチした感が否めませんが。

食事をしながらジンのソーダ割り、果たして流行るのでしょうか。

今後の動きを静観してみたいと思います。



公開日:2021/03/27

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