| スピリッツに関する話題 ズブロッカ バイソングラス |

新年あけましておめでとうございます。
本年もバー紀行をよろしくお願いいたします。
さて、毎年恒例になっています、干支にちなんだ年賀状シリーズ。今年は丑年ですよね。
牛に関するカクテルっていうのは実は結構あるんですよ。
このコラムでも過去にご紹介した「カウボーイ」。
あと、「ホット・バタード・ラム・カウ」とか有名ですよね。
「カウ(Cow)」は皆さんご承知の通り、牛の英名で、牛乳を使用したカクテルになります。
ただ、それだけじゃツマラらないですよね(個人の感想です)。
本当は今年の干支にピッタリのリキュールが存在します。
それが「カウ・ベル」というミルクを主体にしたリキュールです。
このリキュールを持っているバーがないかと探したのですが、ナカナカ見つからない。
これのチョコレート版のリキュールは見つかったのですが、色的にちょっと…。
と言う訳で方向転換し、ラベルに牛らしき物が描かれているウイスキーやスピリッツを探しました。
ウイスキーではその名も「ブラックブル」というのを見つけたのですが、置いてあるバーがない。
まぁ、私も初めて見たラベルでメジャーなウイスキーではないですよね。
後、バッファロー・トレース」という、かなりメジャーなバーボン・ウイスキーもありましたが、ネタ的に面白くない。
そんなこんなを経て今回、ご紹介するのは「ズブロッカ」というポーランド産のウオッカにしました。
バー好きな方には有名なウオッカですが、バー初心者の方にはあまり馴染みのない銘柄だと思います。
ラベルに描かれているのは「ヨーロッパ・バイソン」というウシ科の
ウオッカと言えば、カクテル・ベースの一翼を担うスピリッツとして有名ですが、その特徴はあまり特徴的な香りがしないこと。
なので、副材料の味や香りを生かしたい時に使用されるスピリッツです。
ただ、このズブロッカが珍しい(そんなに珍しくないけど)のは、ズブロッカ特有の風味を持っていることでしょう。
ズブロッカはウオッカの中でも「フレーバード・ウオッカ」と呼ばれる部類に入り、特有の香りを持っています。
飲んだ事がある人は判っていると思いますが、ストレートで飲むと「桜餅」の香りがするんです。
この香りは「バイソングラス」というイネ科の植物から頂いたもので、瓶の中にまるまる1本入っています。
ただ、実際にはウオッカにバイソングラスの抽出液、シュガーシロップ、水などを混ぜて作られています。
度数は40度と高いですが、キンキンに冷したものをストレートで頂くのが一番、ズブロッカを楽しめる飲み方だと思います。

