| 突撃!アポイント商法体験! その1 |
公開日:2004/09/01
皆さん、こんにちは。管理人です。
多事笑論、大変皆様からの反響のあるコンテンツに成長してまいりました。
私がラーメン以外の事を書きたくて始めた「内容もダラダラ」「更新時期もダラダラ」と言う中、何が良かったのか非常に好評を頂いています。
そうなってくると管理人として、前回のような「偶然」ばかりを期待している訳にもいかなくなってきます。常日頃から「ネタ」になりそうな素材を追いかける日々であります。(そんなに一生懸命でもないが…)
今回のお題は「アポイント商法」です。皆さん、少なからずは体験したことありませんか?例の電話が掛かってくるアレです。
「我がクラブの会員になると、旅行が格安になる」とか
「ゴルフクラブ、買いませんか」とか
「うちの会社の特許技術を御社のHPに採用してみませんか?」等など(謎)
最後の奴は私が前職に居た頃、私がやっていた事です。私自身、電話セールスをやった経験があります。勿論、その特許技術を世に広めるためにせっせと電話して何度断られたか判りません。勿論、こちらはビジネスでやってますし、如何わしい物を売りつけようとした訳ではないのですが、聞いてくれるのは20件掛けて1件聞いてくれればラッキーと言う物でした。
(私の場合、980円/月の価格の物を売っていました。)
先日のこと。
「あんた、Sさんって人、知ってる」
母親からだった。勿論、知っている筈もない。どう考えても電話勧誘の類だと思いました。
居留守も使えるのだがこう言う場合は自分の経験上、しつこく掛け直すのが定石なので、決着は早い方が良かろうと電話に出ることにしました。
ちなみに私のスタンスとして、話は一応全部聞きます。聞いた上で自分に必要の無いものなら「要りません」とハッキリ答えることにしています。私も電話勧誘をやっていた手前、聞いて貰えないでガチャガチャと電話を切られるのはかなりブルーです。ですから一通りは聞きます。
私「はい、なんでしょ?」
S「私、株式会社NのSと言います。○○さんですか?はじめまして!」
妙なイントネーションで「田舎者」のような印象だ。
「私どもの会社は今回、静岡にお店を出すに当たり、私どもの会社をもっと知って頂く目的で三島市民文化会館の会議場を借りて、モニターさんを募のり、説明会を開催するのでお電話差し上げたんです。」
何だかよく判らんが所詮、何かを売りたいに決まっているのだ。しかし、何を売りたいのか良く判らない。取り合えず何だかよく判らないので、細かい話を聞いてみた。
私「で、お宅は何やっている会社なの?」
S「テレビ朝日でやっていた「動物のお医者さん」ってドラマ、知ってますか?」
私「いや、知らない。見てないもん」
S「そう言う番組にタイアップと言う形で協賛なんかをしてるんです。○○さん、ディアブロって知ってますか?」
私「ランボルギーニ・ディアブロでしょ。」
S「スゴーい!知ってるんですね。その車を使ったレースのスポンサーなんかもやってる会社なんです」
何だか自分の会社のスゴさだけを強調しているが、協賛、タイアップ、スポンサー。金の出て行く話しかない。お前の会社は何で利益を得ている会社なんだ?
私「で、君の会社は何を売っているのよ」
S「色々売っていますけど、ここでは話が長くなり過ぎてお話出来ないんです。自社の特許商品についてもお話したいんだけど、私も新人なんで電話では上手く伝えられなくて、ごめんなさい。」
おっ、出たな。新手の技だ。こう言う言い方だと「じゃあ、面倒なんでサヨウナラ」と行く人がほとんどだろう。しかし、私は違った。
『多事笑論のネタ発見!』
直ぐにそう思った。この段階でいくつかの決意をした。
・前述の説明会に参加する。
・意地でも何も買わない。
・買いたい素振りはバンバン見せつける。
・この話が良い話なのか。悪い話なのかを最終的にオチとして「多事笑論」に掲載する。
それからの私はまるで前から友達だったかのように彼女と話をした。歳は24歳。この会社に入って3ヶ月目の新人だと言う。私のように丁寧に話を聞いてくれた人は初めてだと感激していた。私も彼女も笑い声すら出すほどの電話のやり取り。30分以上は話していた。勿論、こちらは全て演技である。
そして彼女から受付番号と担当(この場合はSさん)の名前を聞き、電話を切った。
「私、お会い出来るのを楽しみにしてますから」
彼女の最後の言葉だった。
さぁ、どういう話が私を待ち受けているのか?(特に特許商品)
胸を期待で膨らませ土曜日が来るのを待つことにした。
(つづく)
