良い意味で裏切られた |
【閉店】ラーメン ときわ家
SHOP DATA | ||||
住 所 | ||||
電話番号 | ||||
営業時間 | 11:00〜22:00(月〜火・木・日) 11:00〜23:00(金〜土) | |||
定休日 | 水曜 | |||
席数 | カウンター13 テーブル16 | |||
駐車場 | あり | |||
緯度経度 (日本測地系) | N 35゚34'57.1'' E139゚23'53.0'' | 地図を見る | ||
最寄駅 | ||||
取材日 | 2005/10/30 | その他の情報... |
メニュー
- ラーメン+味付玉子+のり
- 850円
- ラーメン
- 650円
- ラーメン中盛
- 770円
- チャーシューメン
- 850円
早いもので10月もそろそろ終わります。そろそろクリスマスだ、年賀状だと忙しくなりますね。一年が早いです。管理人です。
最近のラーメン紀行はメールの情報を頼りに取材をしていることが多い。本当にありがとうございます。
今回もメールで紹介された店である。東京の町田市に美味い家系を食わす店があると言う。
そのメールによれば、吉村家の直弟子だと言う。店の名前と共に住所も記載されているのは大変助かる。早速取材を開始した。
住所が判っているので今回はナビの住所検索にて目的地を設定する。町田市常盤町って町田のどの辺なんだろう?これだけ神奈川や東京に行っていても良く判っていない。少なからず横浜・町田ICまで行って、後は一般道であろうとは推測出来るのだが…
出発から1時間半後。横浜・町田ICに到着した。ナビの残距離数は12qと表示されている。まだ結構かかるなぁ。国道16号線をひたすら北進する。
30分後。鹿沼台という交差点が見えてきた。ここを「右折しろ」とのナビの指示。逆らうことなく右折する。線路を越えるための車用の大きな陸橋が見えてきた。そこから見覚えのある顔が見えたのだ。
『大石家の店主の顔だ』
一度見たら忘れられない長髪に眼鏡をかけた顔。店先にも同じようにこの顔の看板があるのだ。でもここは町田市。大石家は確か相模原市だったような…
『大石家の支店か何かかも知れん。後で確認しなきゃ』
取材途中で店を見つけることは良くあることだが、この顔を見つけるとは思わなかった。
それから暫らくして店に到着。交差点の角地にあるその店先には駐車場があり、2方向から駐車可能。入庫後、早速店内へ急いだ。
入店すると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。ラーメン、味付玉子、のりをオーダーした。
13時過ぎの店内で客は私のみ。L字のカウンターと数脚のテーブル席。どこでも空いているので座りたい放題である。券売機の見易いカウンターへ陣取った。勿論、調理台も望めるベストポジションであるのは言うまでもない。その後、何名か客が訪れた。それなりに繁盛しているようだ。
家系らしく、味の濃さ、麺の硬さ、油の量を調整出来る旨の表示がされているのだが、その表示が面白い。相田みつを氏が書きそうな墨で書かれたような字体で、一見すると薀蓄でも書いてあるのかと見間違うほど。悪く言えば紛らわしいのだが…
注がれるスープはかなり白濁したもので期待出来る。麺は麺箱が確認出来たのだが、製麺所は不明。湯切りは少し甘さを感じた。
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
表面の鶏油がかなり濃厚な印象。前述の「吉村家の直弟子」と言う内容には良い意味で裏切られた。私の吉村家の印象は鶏ガラもそれなりに強く出ていて、薄味な印象なのだが、ここは豚の印象が非常に強く、デフォの醤油ダレもガツンと来るほど強烈だ。味薄めが好みかもしれない。鶏脂の下のスープは熱々であることからも鶏油の量は容易く想像出来るであろう。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は若干少なめ。加水率は気持ち多めの印象を受けた。コシはあまりないが、喉越しのよい麺である。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の焼豚。何故か3枚乗っている。このチャーシューだけは吉村家で修行された片鱗を窺わせる。味付玉子はハードボイルドタイプで残念。味付けはシッカリ付いている。
帰り際、前述した大石家の支店と思われる店を見に行くために陸橋を上らずに側道へ入る。そこには見慣れた風景が広がっていた。
『あれ、大石家だ…』
見慣れた店構え。そして、あの顔の看板。この店のあんな高い位置にも顔の看板があるとは知らなかった。それよりも何よりも町田市と相模原市って意外と近いのね…
ちなみに前述のメールを読み返すと店の位置に関する表記に「町田市(といっても、ほとんど相模原市)」とご丁寧に書いてくれてあったのだった…
最近のラーメン紀行はメールの情報を頼りに取材をしていることが多い。本当にありがとうございます。
今回もメールで紹介された店である。東京の町田市に美味い家系を食わす店があると言う。
そのメールによれば、吉村家の直弟子だと言う。店の名前と共に住所も記載されているのは大変助かる。早速取材を開始した。
住所が判っているので今回はナビの住所検索にて目的地を設定する。町田市常盤町って町田のどの辺なんだろう?これだけ神奈川や東京に行っていても良く判っていない。少なからず横浜・町田ICまで行って、後は一般道であろうとは推測出来るのだが…
出発から1時間半後。横浜・町田ICに到着した。ナビの残距離数は12qと表示されている。まだ結構かかるなぁ。国道16号線をひたすら北進する。
30分後。鹿沼台という交差点が見えてきた。ここを「右折しろ」とのナビの指示。逆らうことなく右折する。線路を越えるための車用の大きな陸橋が見えてきた。そこから見覚えのある顔が見えたのだ。
『大石家の店主の顔だ』
一度見たら忘れられない長髪に眼鏡をかけた顔。店先にも同じようにこの顔の看板があるのだ。でもここは町田市。大石家は確か相模原市だったような…
『大石家の支店か何かかも知れん。後で確認しなきゃ』
取材途中で店を見つけることは良くあることだが、この顔を見つけるとは思わなかった。
それから暫らくして店に到着。交差点の角地にあるその店先には駐車場があり、2方向から駐車可能。入庫後、早速店内へ急いだ。
入店すると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。ラーメン、味付玉子、のりをオーダーした。
13時過ぎの店内で客は私のみ。L字のカウンターと数脚のテーブル席。どこでも空いているので座りたい放題である。券売機の見易いカウンターへ陣取った。勿論、調理台も望めるベストポジションであるのは言うまでもない。その後、何名か客が訪れた。それなりに繁盛しているようだ。
家系らしく、味の濃さ、麺の硬さ、油の量を調整出来る旨の表示がされているのだが、その表示が面白い。相田みつを氏が書きそうな墨で書かれたような字体で、一見すると薀蓄でも書いてあるのかと見間違うほど。悪く言えば紛らわしいのだが…
注がれるスープはかなり白濁したもので期待出来る。麺は麺箱が確認出来たのだが、製麺所は不明。湯切りは少し甘さを感じた。
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
表面の鶏油がかなり濃厚な印象。前述の「吉村家の直弟子」と言う内容には良い意味で裏切られた。私の吉村家の印象は鶏ガラもそれなりに強く出ていて、薄味な印象なのだが、ここは豚の印象が非常に強く、デフォの醤油ダレもガツンと来るほど強烈だ。味薄めが好みかもしれない。鶏脂の下のスープは熱々であることからも鶏油の量は容易く想像出来るであろう。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は若干少なめ。加水率は気持ち多めの印象を受けた。コシはあまりないが、喉越しのよい麺である。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の焼豚。何故か3枚乗っている。このチャーシューだけは吉村家で修行された片鱗を窺わせる。味付玉子はハードボイルドタイプで残念。味付けはシッカリ付いている。
帰り際、前述した大石家の支店と思われる店を見に行くために陸橋を上らずに側道へ入る。そこには見慣れた風景が広がっていた。
『あれ、大石家だ…』
見慣れた店構え。そして、あの顔の看板。この店のあんな高い位置にも顔の看板があるとは知らなかった。それよりも何よりも町田市と相模原市って意外と近いのね…
ちなみに前述のメールを読み返すと店の位置に関する表記に「町田市(といっても、ほとんど相模原市)」とご丁寧に書いてくれてあったのだった…