キリっとした後味 |
らぁ〜麺 和味亭
SHOP DATA | ||||
住 所 | 静岡県焼津市栄町1-2-2 | |||
電話番号 | 054-628-3030 | |||
営業時間 | 11:30〜14:00(月〜土) 18:00〜1:00(月〜土) | |||
定休日 | 日曜 | |||
席数 | カウンター9 テーブル12 | |||
駐車場 | なし | |||
緯度経度 (日本測地系) | N 34゚52'05.6'' E138゚19'19.2'' | 地図を見る | ||
最寄駅 | 焼津駅(JR東海道本線) | |||
取材日 | 2024/03/22 | その他の情報... |
メニュー
- かつお生姜ラーメン+煮たまご
- 1000円
- しょうゆらーめん
- 750円
- かつお生姜ラーメン
- 900円
- しおらーめん
- 800円
今日は金曜日。
久しぶりに島田市に向けての出張の最中である。
ちょうど金曜なので出張先までの道中で取材できる店がないかを考えた。
しかし、食べログに保存している店は若干駅から離れている立地の店しか残っていない。
移動中に昼休みが重なるとはいえ、そんなに時間もかけられないので駅から徒歩10分圏内が理想だ。往復20分の移動で食事の時間が30分。昼休みは1時間なのでギリギリのラインだ。
『どこも難しいなぁ』
食べログに保存している店を諦め、通過する駅周辺のラーメン屋の検索に切り替える。すると、焼津駅からほど近い場所にラーメン屋があった。早速、調べてみると確かに見覚えのあるラーメン屋だった。まぁ、無理矢理取材する必要もないけど見つけてしまったのでその店に向かうことにした。
20分後。
最寄り駅である焼津駅で途中下車する。店は本当に駅前の店といった感じで徒歩5分程度で到着した。その店を「和味亭」といった。読みは「なごみてい」と読むらしい。
外観を撮影して早速、店内へ。
店内に入ると右手にカウンター席。左手にテーブル席を有する。厨房は奥にあって観察はほぼ絶望的なので入口に比較的近いカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。醤油、塩、味噌と一通りが揃い、店のおススメとなっている和風つけ麺というメニューもある。あと、壁に張られた別メニューもあるようだ。初来店なのでラーメンに半チャーハンとも考えたが、ラーメンの中にも店のおススメメニューがあった。オーダーは口頭。かつお生姜ラーメン、セットの半チャーハンをオーダーした。
店主と思しき中年男性が一人で切り盛りする店内。前々から店の存在はなんとなく知っていたが創業からどの程度経つ店なんだろう?
正午少し前の店内に先客の姿はない。焼津駅前の昼食事情はあまり詳しくないが、営業時間が深夜1時までとなっている事を鑑みるに3次会的な利用のされ方もするのであろうか。
焼津といえば漁港を有し、「焼津おさかなセンター」をはじめとする「魚の町」という側面もあり昔、「なまり節」という鰹の加工品を使ったラーメンを食べた事があるのだが今回、かつお生姜ラーメンなるネタっぽいメニューを選択したのも、そういう町のバックボーンや過去の取材経験からそういう思考に至っている。
前述した通り、厨房観察はほぼ絶望的だが、全く見えない訳でもない。先ずはチャーハンの調理からはじめている。寸胴の数は未確認。麺は冷蔵保存されビニール袋で保管されているので外注品であろう。茹で時間は意外と早い。
そしてラーメンとチャーハンが同時にやってきた。チャーハンは後回しにして先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。当たり前のように生姜の香りが先行し、味わいとして生姜由来の酸味と辛みを感じる。具材としてかつを節が見えるが生姜の香りに抗うことは出来ず、殲滅されている。醤油ダレの塩梅は良い。後味は生姜の味わいでキレッキレ。
麺は極細ストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。茹で加減は若干堅茹でに仕上がっているが寿命は長くない。流石はストレート麺だけあってスルスルと啜り心地が良い。
具はチャーシュー、メンマ、ワカメ、ナルト、かつを節、生姜のみじん切り、のり、ネギ。そして別注の煮たまご。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。超柔らか仕上げ。味玉は黄身が液体のタイプで私好み。味付けは穏やか。
半チャーハンはコロチャー、炒り卵、ネギ。直上に紅生姜。味付け自体は穏やかで、シットリ系のシンプルチャーハン。セットだと50円安くなる。
スープを飲み干そうと頑張るも生姜のみじん切りが多過ぎて、特に後半になるとスープの辛みが強く出てしまうため完飲は諦めた。
生姜のような香味野菜は主役というよりは脇役に徹する場面が多い食材ではあるが、今回のように敢えて主役に持ってくる場合もある。ただ、今回に関しては「かつお」とのダブル主演なのでもう少しバランスが欲しかったという感想を持った。
会計を終えて退店する頃には時計は正午を過ぎ、数組の複数名のお客がテーブル席を占拠する形で店は8割程度の込み具合。意外と需要のある店なんだなぁと思いながら店を後にした。
久しぶりに島田市に向けての出張の最中である。
ちょうど金曜なので出張先までの道中で取材できる店がないかを考えた。
しかし、食べログに保存している店は若干駅から離れている立地の店しか残っていない。
移動中に昼休みが重なるとはいえ、そんなに時間もかけられないので駅から徒歩10分圏内が理想だ。往復20分の移動で食事の時間が30分。昼休みは1時間なのでギリギリのラインだ。
『どこも難しいなぁ』
食べログに保存している店を諦め、通過する駅周辺のラーメン屋の検索に切り替える。すると、焼津駅からほど近い場所にラーメン屋があった。早速、調べてみると確かに見覚えのあるラーメン屋だった。まぁ、無理矢理取材する必要もないけど見つけてしまったのでその店に向かうことにした。
20分後。
最寄り駅である焼津駅で途中下車する。店は本当に駅前の店といった感じで徒歩5分程度で到着した。その店を「和味亭」といった。読みは「なごみてい」と読むらしい。
外観を撮影して早速、店内へ。
店内に入ると右手にカウンター席。左手にテーブル席を有する。厨房は奥にあって観察はほぼ絶望的なので入口に比較的近いカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。醤油、塩、味噌と一通りが揃い、店のおススメとなっている和風つけ麺というメニューもある。あと、壁に張られた別メニューもあるようだ。初来店なのでラーメンに半チャーハンとも考えたが、ラーメンの中にも店のおススメメニューがあった。オーダーは口頭。かつお生姜ラーメン、セットの半チャーハンをオーダーした。
店主と思しき中年男性が一人で切り盛りする店内。前々から店の存在はなんとなく知っていたが創業からどの程度経つ店なんだろう?
正午少し前の店内に先客の姿はない。焼津駅前の昼食事情はあまり詳しくないが、営業時間が深夜1時までとなっている事を鑑みるに3次会的な利用のされ方もするのであろうか。
焼津といえば漁港を有し、「焼津おさかなセンター」をはじめとする「魚の町」という側面もあり昔、「なまり節」という鰹の加工品を使ったラーメンを食べた事があるのだが今回、かつお生姜ラーメンなるネタっぽいメニューを選択したのも、そういう町のバックボーンや過去の取材経験からそういう思考に至っている。
前述した通り、厨房観察はほぼ絶望的だが、全く見えない訳でもない。先ずはチャーハンの調理からはじめている。寸胴の数は未確認。麺は冷蔵保存されビニール袋で保管されているので外注品であろう。茹で時間は意外と早い。
そしてラーメンとチャーハンが同時にやってきた。チャーハンは後回しにして先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。当たり前のように生姜の香りが先行し、味わいとして生姜由来の酸味と辛みを感じる。具材としてかつを節が見えるが生姜の香りに抗うことは出来ず、殲滅されている。醤油ダレの塩梅は良い。後味は生姜の味わいでキレッキレ。
麺は極細ストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。茹で加減は若干堅茹でに仕上がっているが寿命は長くない。流石はストレート麺だけあってスルスルと啜り心地が良い。
具はチャーシュー、メンマ、ワカメ、ナルト、かつを節、生姜のみじん切り、のり、ネギ。そして別注の煮たまご。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。超柔らか仕上げ。味玉は黄身が液体のタイプで私好み。味付けは穏やか。
半チャーハンはコロチャー、炒り卵、ネギ。直上に紅生姜。味付け自体は穏やかで、シットリ系のシンプルチャーハン。セットだと50円安くなる。
スープを飲み干そうと頑張るも生姜のみじん切りが多過ぎて、特に後半になるとスープの辛みが強く出てしまうため完飲は諦めた。
生姜のような香味野菜は主役というよりは脇役に徹する場面が多い食材ではあるが、今回のように敢えて主役に持ってくる場合もある。ただ、今回に関しては「かつお」とのダブル主演なのでもう少しバランスが欲しかったという感想を持った。
会計を終えて退店する頃には時計は正午を過ぎ、数組の複数名のお客がテーブル席を占拠する形で店は8割程度の込み具合。意外と需要のある店なんだなぁと思いながら店を後にした。