会飯ってなんだ?
ほいはん よこた
会飯 よこ多

photo

SHOP DATA
住  所静岡県藤枝市田沼1-26-1
電話番号054-635-5656
営業時間11:00〜14:00(月〜土)
17:00〜21:00(火〜水・金)
定休日日曜
席数カウンター4 テーブル12 座敷10
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚50'37.5''
E138゚15'33.3''
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最寄駅藤枝駅(JR東海道本線)
取材日2015/02/10その他の情報...

メニュー

チャーシューメン
620円
ラーメン
390円
ニンニクラーメン
470円
塩よこ多メン
470円
more...

インフルエンザ、流行ってますねぇ。読者の皆様は如何ですか?
私も先日、久しぶりに熱が出まして、「遂に来たか?」と思ったのですが陰性でした。良かったのか、残念(?)なのか。管理人です。

今日は火曜日。
午後から仕事の関係で先週に引き続き、島田市に向うため、電車に乗っている。途中、昼飯を取る訳であるが正直、島田市近辺ではもうあまりアテがない。何処で昼食を取ろうか、考えながらの乗車である。
実は島田駅までの切符は買っておらず、定期券で入場し、降りる駅で精算すると言う方式なので、降りる駅に自由度があった。
「次は、用宗、用宗です」
車内アナウンスを聞く度に食べログに駅名と「ラーメン」のキーワードで店を探す。意外と行った事のある店やグッと来ることのない店の屋号が並んだ。電車は焼津、西焼津と進む。
『次は藤枝かぁ』
調べていると意外と店も多い。朝ラー、懐かしいカナキン系など、バラエティも豊富だ。
その中から行った事のない店をチョイス。藤枝を逃すと次は六合駅。島田市内に入ってしまうこともあり、久々の藤枝駅下車である。
目的の店を「会飯よこ多」と言った。会飯って何だ?と興味が沸いたのも店を選んだ一つの要因でもある。まぁ、実際に行ってみればその何かも判るであろう。
携帯端末の地図機能を頼りに店に到着。真っ青な外観はあまり飲食店には見られない光景だ。外観を撮影して早速、店内へ。
昼時の店内はほぼ満席状態。カウンターに少しばかりの空きがあったので陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。メニューの左上から例の「会飯」が並んでいるのだが、「麻婆会飯」「酢豚会飯」など。なるほど、飯の上に麻婆や酢豚などが乗っているメニューのようだ。
でも、ラーメン紀行の取材なので「御飯物」の欄はスルーし、「麺類」と書かれた欄に目を移す。
ラーメンが390円。安いなぁ。でも、サッパリラーメンが出てくるんだろうと想像する。そうなると保身のためには保険を掛けざるを得ない。オーダーは口頭。チャーシューメンをオーダーした。ちなみにいつもの味玉はメニューにない。
店内は調理全般を担当する店主と女店員が3名の計4名で切り盛りする。前述通り、昼時の店内は非常に混んでおり、人気のほどが伺えた。カウンターの頭上には多くの色紙が飾られているのだが、何故か学生が書いた物が多く見受けられた。
厨房観察。
寸胴の数は大型の物が1器。麺茹では深ざるを使用したものだ。厨房を見ていて気付くのが大きなステンレス製ボウルに入った大量の挽き肉を炒めたもの。これは例の会飯に使用されるようである。また、大量のチャーハンも仕込みが終わった状態でスタンバっているのだが、チャーハン率も高いのであろうか。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸に香味野菜を一緒に煮込んだであろう清湯スープ。ここは中華料理店なので、料理全般に使用される事を考慮してか、ラーメン用のそれと比べると動物系が突出した印象は弱い。醤油ダレも穏やかな効かせ具合で節系の香りもしている。また、オイルを添加した印象もないので全体的に和風で非常にサッパリした一杯である。まぁ、平板と言えばそれまでだが、安定感のある味である。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。製麺所は不明。茹で加減はデフォルトで意外と柔らかい。麺上げを何で計っているのかは判らない。湯切りはシッカリとされ好印象。
具はチャーシュー、メンマ、ワカメ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。厚さ1cm程度の厚切りが6、7枚は入っておりかなりのボリューム。50手前のオッサンは苦戦を強いられた。
隣の客が例の会飯を食べているのだが、これまた結構な飯量があり、ボリューム満点。
学生が書いた色紙が飾られていると書いたが、ラーメンの値段や会飯のボリュームなど、老若男女を問わず地元で愛されるお店なんだろうなぁ等と思いながら店を後にした。

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