穏やかな二郎系
らーめん ぶたおやぶん
【改名】ラーメン 豚親分

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30〜14:00(火〜日)
18:00〜22:00(火〜水・土)
定休日月曜
席数カウンター10
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚29'02.6''
E139゚37'44.7''
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最寄駅白楽駅(東急東横線)
取材日2013/06/15その他の情報...

メニュー

ラーメン小(豚1枚 麺約180g)
600円
ラーメン中(豚2枚 麺約200g)
650円
ラーメン中大(豚2枚 麺約300g)
650円
ラーメン大(豚2枚 麺約450g)
750円
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先月から福島や神戸への取材があったりして、なかなか充実しているラーメン紀行であるが、実は神奈川への取材が減っている傾向にある。地元での新店のオープンなども重なったのも原因ではあるが、ちょっと軌道修正というか、いつものラー紀に立ち帰ってみようかと思っている。
今日は土曜日。
実は午前中に予定があったのだが急遽、その予定が来週に延期になった関係からいきなりフリーになった。
と言う訳で久しぶりの神奈川への取材を試みることに。ちなみに最後に神奈川へ行ったのは4月末。既に1ケ月半も神奈川がご無沙汰なのである。
RSSリーダーを紐解いて、更にここ数回の取材したラーメンなども見てみる。福島ではサッパリラーメンが多かったし、またおま系のつけ麺なども取材している。
色々と考えた結果、二郎系の店を取材先に決め、早速自宅を出発した。
約2時間後。
店の近所に到着した。今回取材する店は六角橋にある豚親分と言う店だ。確かオープンは丁度1年くらい前だったと記憶している。
店まであと数mと言う所でショッピングセンターに隣接した立体駐車場を見つけたので入庫後。店までは徒歩で向かうことにした。
歩き始めて気が付いたのだが、この通りは昔、歩いた事があった。道幅2m程度の狭い路地に店が立ち並ぶちょっと変わったアーケードだ。このアーケードの中に店があるようだ。
あった!黄色い壁に黒で書かれた店の屋号。見覚えのある店構えである。早速、外観を撮影後。店内へ。
店内に入ると右手直ぐに券売機がある。通常のメニューの書かれた券売機とは違い、番号を押して発券するタイプである。このタイプはちょっと最近は見なくなったし、私の長いラーメン取材の中でも数回しかお目にかかった事のないタイプである。オーダーは食券制。ラーメン小をオーダーした。
店内はL字のカウンターが厨房を囲うような構造を持つ。入り口に一番近い席に陣取ったが結構暑い…。すると…。
「そこ、暑いでしょう。奥が空いていますからどうぞ!」と勧められたので素直に奥へ。
結局、店の一番奥に陣取ることになった。食券を渡すとニンニクの有無を聞かれたので無しでお願いした。
店は店主が一人で切り盛りする。取材前のイメージとしてはもう少し若い方かと思っていたが、白髪が混じり始めたその頭や髭を見るに私と同年代かもしれない。
厨房観察。
寸胴の数は中型の物が1器のみ。スープの他にチャーシューや背脂なども一緒に煮込んでいるのが判る。麺茹では平ざるを使用したもの。そして、圧巻なのがヤサイである。ヤサイはオーダー毎に深ざるを使用して茹でるのだが、4人前を作るのにもやし入りの深ざるを4つ。キャベツ入りの深ざるを1つ使っている。店内にはカネシのポリタンクも確認出来、期待が高まった。
そして、ラーメンがやってきた。先ずは天地返しをして、麺から食してみた。
麺は平打ちの極太麺。かん水の量はやや多め。加水率は高めの印象を持った。麺量は小で180gと食べ切りサイズ。やや食べ応えに欠けるが40半ばのオッサンには丁度いい。カバーがかけてあったので推測の域を出ないが製麺機らしき物が店内にあったので自家製麺であろう。
スープは豚ガラを軸にした印象。スープの粘度はなく、サラッとした印象で油っぽさも少なく意外と軽い。カネシの利かせ方も穏やかでインパクトには若干欠けるが食べ易い。
麺、スープと来て、具もやさしいかと言えば甘くない。具は豚、ヤサイ。ヤサイはもやし9にキャベツ1の割合い。このヤサイが結構多くて、麺よりも多いかもしれない。天地返しをして麺をやっつけるのは拍子抜けするくらい楽だったがヤサイは結構ツラかった。
常連さんっぽい方も居て、店もそれなりに繁盛しているようである。近くには同じ系統で豚星。や大黒家商店などもあって競合他者も多い立地。末永く続く事を願って止まない。

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