やっぱ混んでいた…
ぎょうざの しずおかごふくちょうてん
餃子の王将 静岡呉服町店

photo

SHOP DATA
住  所静岡県静岡市葵区呉服町1-6-1
電話番号054-251-2251
営業時間11:00〜22:30(月〜日)
定休日不定期
席数カウンター15 テーブル54
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚58'19.6''
E138゚23'02.4''
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最寄駅新静岡駅(静岡鉄道)
静岡駅(JR東海道本線)
静岡駅(JR東海道新幹線)
取材日2012/10/19その他の情報...

メニュー

ちゃんぽん麺
577円
ラーメン
472円
こってりラーメン
609円
又焼麺(チャーシューメン)
630円
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今日は金曜日。
昼飯を利用して取材をしようとしている。今週の土曜日は会社のレクレーション。しかも、半年に一度のソフトボール大会の日だ。昼の取材は勿論潰れるがヘタをすると夜の取材も筋肉痛や倦怠感などの理由で難しいかもしれない。
そう考えた私はせめて一軒でも更新しようとカメラを片手に呉服町のある店に向かっていた。
今回の取材先は餃子の王将。フランチャイズ店である。
静岡県東部に住む方達には馴染みのある餃子の王将であるが、意外なことに静岡市内は初出店なのだそうだ。しかも街中に出来たという事もあって連日、昼時は混雑していると言う。
先日、勤務先の方達が昼飯で行った所、「意外に空いていましたよ」との言葉を聞いていた。オープンして1ヶ月程度が経過しているのでそろそろ空き始めているか?などと考えての今回の取材である。
市役所方面から呉服町通りを通り目的地に向う。遠くに行列が見えた。
『やっぱ混んでるじゃん!』
しかし、その行列は丸亀製麺と言ううどん屋のもの。かなりの混雑ぶりである。ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間。その先にも新たな行列が確認出来た。
『やっぱ混んでるじゃん!』
同じ台詞を二度吐いた。まぁ、安価でお腹一杯食べられる店って言うのは重宝がられる。店の外観を撮影して行列の最後尾に着いた。
先客は8名。その中の1組は女性6名の団体。それ以外はお一人様の男性客が圧倒的に多い。中から店員が出てきて人数を聞いている。
「何名様ですか?」
一人である事を告げると前述の女性客を飛ばしてカウンター席に行くように言われた。この時間帯は複数名で行くより一人で行った方がすんなり入店出来るようだ。早速、入店する。
店内は厨房に面したカウンター席と2階にテーブル席もあるようだ。カウンターの一番奥が空いていたので陣取った。オーダーは口頭。普通のラーメンは沼津店の取材時に食べた覚えがあったのでパスし、ちゃんぽん麺、餃子をオーダーした、餃子をオーダーした理由は餃子をウリにするこの店で一度も餃子を紹介した事がなかったから。ちなみに前回の沼津店では思い出の味として唐揚げを紹介している。
厨房観察は座った位置が悪くて絶望的。私の座っている場所から観察出来るのは唐揚げをはじめとした揚げ物関連でフライヤーが目の前にある。
店内は調理担当、ホール係り含め5、6名で切り盛りしているが、2階席もあり、1階で調理した料理はエレベーターで2階に上げている関係から2階にも専任のホール係りが居るものと思われる。オーダーをマイクを通して告げる方法も沼津店と変わらない。店舗面積の大小に関係なく、オペレーション自体は統一されているのであろう。
そして、ちゃんぽん麺、餃子がやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象。味付けはシンプルに塩味ながら具材と一緒に煮込む事でそれらの味が出汁になって全体的に旨みが出ている。良い意味で無難に美味い。
麺は中太のストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。茹で加減はデフォルトでやや硬めに仕上がっている。前述通り、オペは確認していないが麺茹では深ざるであろう。一部、麺同士が引っ付いていた。
具は豚バラ肉、小海老、イカ、キクラゲ、キャベツ、もやし、玉ねぎ、ニンジン、タケノコ、ネギ、鶉の茹で卵。チャーシューの類は乗らない。鶉の茹で卵以外の具材は中華なべで炒めた後、スープを加えて更に加熱されているのであろう。具沢山でコスパはかなり高い一杯だ。
餃子はキャベツと肉が半々でニラなどの青物がないタイプ。この値段で6個も付いてくる。こちらもコスパがかなり高い。
個人店でこの内容をオーダーしたら1000円を確実に超えるであろうが808円で提供されるのは流石フランチャイズ。
大量に仕入れ、大量に仕込み調理をする事で成しえるこの価格。消費者にとってはありがたい価格である。

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