10月10日オープンの新店 |
【移転】らーめん銕
SHOP DATA | ||||
住 所 | ||||
電話番号 | ||||
営業時間 | 11:30〜16:00(月〜日) | |||
定休日 | 不定期 | |||
席数 | カウンター8 座敷12 | |||
駐車場 | あり | |||
緯度経度 (日本測地系) | N 35゚04'24.6'' E138゚52'28.7'' | 地図を見る | ||
最寄駅 | ||||
取材日 | 2012/10/08 | その他の情報... |
メニュー
文頭から唐突な話であるが、私がラーメン屋の関係者とあまり繋がりを持たないようにしている事はラー紀読者の皆さんはご存知であろう。そうなると自然にラーメン業界の知り合いはいない訳で、新店情報などが同業者を経由して入ってくると言う可能性も低くなる。
また、レセプションと呼ばれる内覧会に招待される事も殆どない。昔、卓次朗商店が出来た時、レセプションと言うものに参加した事があるが、まぁラーメン店主の間では何故か「辛口だ」と噂されているラー紀。
私自身が好きな事を書いているのでレセプションとかで正体を明かさなければならない時、どのように思われているのだろうと逆に思う事もある。
前置きが長くなったが今回、そのレセプションに行って来た。しかし、招待された訳ではない。
話は反れて先日の事。
ラー紀の読者であり前に一緒にバーで酒を飲んだ事もあるマイミクの方からメールが来た。
内容は元々海練があったうまいもの街に新店が出来ると言うことだった。そして、店のご近所に配布されたレセプション用の葉書を持っていると言うのだ。
その方は仕事の関係でどうしてもその時間にレセプションに行く事が出来ないので代わりにレセプションに参加して来てくれないか?と言う内容だったのだ。
この場合、店側に私の素性がバレる事もないし、何たってタダでラーメンを食べれるのだ。二つ返事で承諾した。
ちなみにその葉書1枚で3名まで食べる事が出来ると言うので実兄に連絡を取り、一緒に行く事にした。
レセプション当日。
実兄と合流した私達ラーメンバカ兄弟は現地に向かった。
前述の読者の方の勤務先が現地近くにあるので先ずはそのレセプション用葉書を貰いに行き、早速店へと向った。
店先に店員が立っており記名をして欲しいと言われた。まぁ、本名がバレてもあまり問題はないので正直に記名し店内へ。
店内に入るとレジがあり、そこでオーダーを取っている。ちなみに今回はレセプションと言う事で味玉などのトッピングを選ぶ事は出来ない。事前情報として聞いていたがラーメンは大別して2つあり、とんこつとマー油っぽいオイルを組み合わせた黒と呼ばれるものと、鶏出汁に海老の香油を合わせた白と言うメニューがある。私は黒、実兄は白をそれぞれオーダーした。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と座敷の構成。ほぼ前の店を居抜きで使用している。2人客ではあるが厨房観察がしたかったのでカウンター席に陣取った。
店内は店主と思しき40代の男性と若者4名の5名で切り盛りしている。このキャパでは若干多い気もするが本日はレセプションなので本営業時は若干、人を少なくするのであろうか。
厨房観察。
スープ用の寸胴は角度的に確認出来ない。スープは雪平鍋で加温する小鍋系。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りは未確認。麺箱が確認出来たが製麺所は確認出来なかった。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨を軸にした印象で乳化がかなり進んだもの。そのスープの表層にはかなり多めのオイルが確認出来る。前述の白と言うメニューもそうだが、ベースのスープと言うよりは香油を推進力に食べ進めるタイプのラーメンなのだろう。オイルは苦味もなく香りが心地良いのだが、量が多めなので後半になると若干食べ飽きてくる。このオイルの量は調整出来るかは不明だが再食の機会があるなら少なめや無しにしてベースのスープを堪能してみたい。見た目でしか判断出来ないがスープ自体のポテンシャルは高いように思えるのだ。また、塩角が若干立っている印象があるので醤油ダレの量も調整出来るのであれば若干薄めのオーダーにしてみたい。そうするとベースのスープがもっと堪能できるのではないだろうか。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干少なめな印象を持った。茹で加減はデフォルトで丁度良いがあまり積極的なコシは感じられないがダレた印象は勿論ない。
具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚を軽く炙ったもの。味玉はオーダー出来なかったので再食の機会にはオーダーして味を見てみたい。
白のスープも少し飲ませてもらったが、海老の香りが印象的で心地よく口に広がる。ラーメン全体を食べていないのでそれ以上のレポが出来ないがこちらも香油の量や効かせ方で後半の印象が変わってくると思われるので一度、再食してみたいと思った。
店主殿は各地での修行経験もある方のようなので、限定などのバリエーションも含め、今後が色々と楽しみな店である。
また、本営業は2012年10月10日。午前11時30分からなのでお近くの方はご賞味あれ。
また、レセプションと呼ばれる内覧会に招待される事も殆どない。昔、卓次朗商店が出来た時、レセプションと言うものに参加した事があるが、まぁラーメン店主の間では何故か「辛口だ」と噂されているラー紀。
私自身が好きな事を書いているのでレセプションとかで正体を明かさなければならない時、どのように思われているのだろうと逆に思う事もある。
前置きが長くなったが今回、そのレセプションに行って来た。しかし、招待された訳ではない。
話は反れて先日の事。
ラー紀の読者であり前に一緒にバーで酒を飲んだ事もあるマイミクの方からメールが来た。
内容は元々海練があったうまいもの街に新店が出来ると言うことだった。そして、店のご近所に配布されたレセプション用の葉書を持っていると言うのだ。
その方は仕事の関係でどうしてもその時間にレセプションに行く事が出来ないので代わりにレセプションに参加して来てくれないか?と言う内容だったのだ。
この場合、店側に私の素性がバレる事もないし、何たってタダでラーメンを食べれるのだ。二つ返事で承諾した。
ちなみにその葉書1枚で3名まで食べる事が出来ると言うので実兄に連絡を取り、一緒に行く事にした。
レセプション当日。
実兄と合流した私達ラーメンバカ兄弟は現地に向かった。
前述の読者の方の勤務先が現地近くにあるので先ずはそのレセプション用葉書を貰いに行き、早速店へと向った。
店先に店員が立っており記名をして欲しいと言われた。まぁ、本名がバレてもあまり問題はないので正直に記名し店内へ。
店内に入るとレジがあり、そこでオーダーを取っている。ちなみに今回はレセプションと言う事で味玉などのトッピングを選ぶ事は出来ない。事前情報として聞いていたがラーメンは大別して2つあり、とんこつとマー油っぽいオイルを組み合わせた黒と呼ばれるものと、鶏出汁に海老の香油を合わせた白と言うメニューがある。私は黒、実兄は白をそれぞれオーダーした。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と座敷の構成。ほぼ前の店を居抜きで使用している。2人客ではあるが厨房観察がしたかったのでカウンター席に陣取った。
店内は店主と思しき40代の男性と若者4名の5名で切り盛りしている。このキャパでは若干多い気もするが本日はレセプションなので本営業時は若干、人を少なくするのであろうか。
厨房観察。
スープ用の寸胴は角度的に確認出来ない。スープは雪平鍋で加温する小鍋系。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りは未確認。麺箱が確認出来たが製麺所は確認出来なかった。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨を軸にした印象で乳化がかなり進んだもの。そのスープの表層にはかなり多めのオイルが確認出来る。前述の白と言うメニューもそうだが、ベースのスープと言うよりは香油を推進力に食べ進めるタイプのラーメンなのだろう。オイルは苦味もなく香りが心地良いのだが、量が多めなので後半になると若干食べ飽きてくる。このオイルの量は調整出来るかは不明だが再食の機会があるなら少なめや無しにしてベースのスープを堪能してみたい。見た目でしか判断出来ないがスープ自体のポテンシャルは高いように思えるのだ。また、塩角が若干立っている印象があるので醤油ダレの量も調整出来るのであれば若干薄めのオーダーにしてみたい。そうするとベースのスープがもっと堪能できるのではないだろうか。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干少なめな印象を持った。茹で加減はデフォルトで丁度良いがあまり積極的なコシは感じられないがダレた印象は勿論ない。
具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚を軽く炙ったもの。味玉はオーダー出来なかったので再食の機会にはオーダーして味を見てみたい。
白のスープも少し飲ませてもらったが、海老の香りが印象的で心地よく口に広がる。ラーメン全体を食べていないのでそれ以上のレポが出来ないがこちらも香油の量や効かせ方で後半の印象が変わってくると思われるので一度、再食してみたいと思った。
店主殿は各地での修行経験もある方のようなので、限定などのバリエーションも含め、今後が色々と楽しみな店である。
また、本営業は2012年10月10日。午前11時30分からなのでお近くの方はご賞味あれ。