屋号とは裏腹に |
【閉店】ら〜めん勢 静岡相生店
SHOP DATA | ||||
住 所 | ||||
電話番号 | ||||
営業時間 | 11:30〜14:00(月〜土) 11:30〜15:00(日) 17:30〜22:00(月〜木) 17:30〜23:30(金〜土) | |||
定休日 | 無休 | |||
席数 | カウンター14 テーブル8 | |||
駐車場 | なし | |||
緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'28.1'' E138゚23'40.7'' | 地図を見る | ||
最寄駅 | 日吉町駅(静岡鉄道) 静岡駅(JR東海道本線) 静岡駅(JR東海道新幹線) | |||
取材日 | 2012/04/27 | その他の情報... |
メニュー
- 豚骨醤油ラーメン+うずら(5個)
- 780円
- 豚骨醤油ラーメン
- 680円
- 醤油ラーメン
- 680円
- 塩ラーメン
- 680円
今年もまたGWの季節がやってきました。皆さん、GWの計画は既にお済かと思います。ラーメン紀行のGWと言えばラーメンツアーですが未だ全く考えていません…大丈夫か?>俺 管理人です。
今日は金曜日。
実は夜から約束が入っている。
ラー紀の読者の方でマイミクの方がいらっしゃるのだが、ひょんな事から一緒にバーに行くことになったのだった。
相手の自宅が沼津市内と言うことで途中下車でちょっと久しぶりに沼津のバーでも行こうかと考えた私。相手の都合で夜23時半のお約束だった事もあってか夕飯は事前に取っておく事にした。もちろん、アテがあった。
話は反れて今週の月曜日のこと。
バー紀行のコラムとして紹介した「レインボーカクテルチャリティラリー」と言う企画。7店のバーが7色の中から担当の色のオリジナルカクテルをそれぞれ提供すると言う企画だったのだが、そのラリーの最初に出向いたバーに一ヶ月ぶりに行ってみることにした。
月曜日の店内だったので先客もなく、バーテンダーと話をしている時の事だった。
「日吉町駅の近くに新しいラーメン屋で出来たんですが知ってますか?」
ネットでその情報は知っていたが行ったことは勿論なかった。とんこつ醤油もあると言う情報だけはゲットしていたのでいつかは行こうかと考えていた所だった。
話を戻そう。
約束の時間まではまだまだ時間がある。静岡で取材をしてから向かっても全く問題がないので取り合えず腹ごしらえをするために日吉町駅方面に歩き出した。
15分後。
勤務先からは新静岡駅から電車で一駅乗れば良いのだが微妙に金を払って行く距離ではない。事前に大体の場所は頭に入れてきている。特に迷うこともなく店先に到着した。店先に屋号が書いてある。「ら〜めん勢」と言うこの店は静岡の店とほぼ同時に藤枝にもお店を出したらしい。暖簾を潜るとラーメン屋には珍しい自動ドア。ボタンをポチっとして入店する。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席とテーブル席の構成。空いているカウンター席に陣取った。すると…
「すみません。先に食券の方をよろしいですか?」
やっちまった。振り返ると入って右手方向に券売機があった。オーダーは食券制。豚骨醤油ラーメン、うずらをオーダーした。ちなみに通常の味玉はメニューにないようだ。
食券を手渡して改めて席に着く。白と茶色を基本色とした店内は和風なイメージで屋号から来る当初のイメージとは違い、落ち着きのあるもの。接客自体も押し付けがましさのない、スマートな接客で屋号から想像するとかなり乖離した印象を受けた。
厨房観察。
寸胴の数は確認出来ず。麺茹では深ざるを使用したもの。麺箱が見えたのだが製麺所は確認出来ず。もしかしたら自家製麺かもしれない。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚ガラを軸にした印象。粘度自体は弱いが出汁感はそれなりにあり、旨み成分を強く感じる。また、表層のオイルがコクを与えており、表層と下層では違った印象があるがそこでバランスを取っているように思えた。醤油ダレの利かせ方も申し分ない。
麺は細ストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率はやや低めの印象を持った。デフォルトの茹で加減も若干硬めに仕上がっており好印象。ただ、細麺は絡みやすいので麺上げしたあと、綺麗に整えないと若干食べ辛さに繋がる。
具はチャーシュー、うずらの味玉、メンマ、紅しょうが、糸唐辛子、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。縁が赤くなった物でやや加工品っぽいルックスをしている。うずらの味玉はデフォルトで2個乗っているようだがトッピングしたので7個入り。茹で加減はハードボイルド(当たり前)。味付けはやや塩角が立っている。個人的には紅しょうがは必要ないと思う。スープの味を壊しやすいし、紅しょうがに頼るほど濃厚な印象もない。出来れば席に備え付けにしてもらいたい。
日吉町駅周辺は静岡に10年以上勤務しているが数える程しか来ていないエリアだが立地的にはどうなんだろう?
メニュー構成的には若干、没個性な印象を拭えないが個人的には味は悪くないと思う。
青葉通りを中心とした繁華街では家系ラーメンなども出て来て賑わいを見せているが、敵の少ない立地は吉なのか凶なのか。その結果は数年後にならないと誰も判らない。
今日は金曜日。
実は夜から約束が入っている。
ラー紀の読者の方でマイミクの方がいらっしゃるのだが、ひょんな事から一緒にバーに行くことになったのだった。
相手の自宅が沼津市内と言うことで途中下車でちょっと久しぶりに沼津のバーでも行こうかと考えた私。相手の都合で夜23時半のお約束だった事もあってか夕飯は事前に取っておく事にした。もちろん、アテがあった。
話は反れて今週の月曜日のこと。
バー紀行のコラムとして紹介した「レインボーカクテルチャリティラリー」と言う企画。7店のバーが7色の中から担当の色のオリジナルカクテルをそれぞれ提供すると言う企画だったのだが、そのラリーの最初に出向いたバーに一ヶ月ぶりに行ってみることにした。
月曜日の店内だったので先客もなく、バーテンダーと話をしている時の事だった。
「日吉町駅の近くに新しいラーメン屋で出来たんですが知ってますか?」
ネットでその情報は知っていたが行ったことは勿論なかった。とんこつ醤油もあると言う情報だけはゲットしていたのでいつかは行こうかと考えていた所だった。
話を戻そう。
約束の時間まではまだまだ時間がある。静岡で取材をしてから向かっても全く問題がないので取り合えず腹ごしらえをするために日吉町駅方面に歩き出した。
15分後。
勤務先からは新静岡駅から電車で一駅乗れば良いのだが微妙に金を払って行く距離ではない。事前に大体の場所は頭に入れてきている。特に迷うこともなく店先に到着した。店先に屋号が書いてある。「ら〜めん勢」と言うこの店は静岡の店とほぼ同時に藤枝にもお店を出したらしい。暖簾を潜るとラーメン屋には珍しい自動ドア。ボタンをポチっとして入店する。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席とテーブル席の構成。空いているカウンター席に陣取った。すると…
「すみません。先に食券の方をよろしいですか?」
やっちまった。振り返ると入って右手方向に券売機があった。オーダーは食券制。豚骨醤油ラーメン、うずらをオーダーした。ちなみに通常の味玉はメニューにないようだ。
食券を手渡して改めて席に着く。白と茶色を基本色とした店内は和風なイメージで屋号から来る当初のイメージとは違い、落ち着きのあるもの。接客自体も押し付けがましさのない、スマートな接客で屋号から想像するとかなり乖離した印象を受けた。
厨房観察。
寸胴の数は確認出来ず。麺茹では深ざるを使用したもの。麺箱が見えたのだが製麺所は確認出来ず。もしかしたら自家製麺かもしれない。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚ガラを軸にした印象。粘度自体は弱いが出汁感はそれなりにあり、旨み成分を強く感じる。また、表層のオイルがコクを与えており、表層と下層では違った印象があるがそこでバランスを取っているように思えた。醤油ダレの利かせ方も申し分ない。
麺は細ストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率はやや低めの印象を持った。デフォルトの茹で加減も若干硬めに仕上がっており好印象。ただ、細麺は絡みやすいので麺上げしたあと、綺麗に整えないと若干食べ辛さに繋がる。
具はチャーシュー、うずらの味玉、メンマ、紅しょうが、糸唐辛子、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。縁が赤くなった物でやや加工品っぽいルックスをしている。うずらの味玉はデフォルトで2個乗っているようだがトッピングしたので7個入り。茹で加減はハードボイルド(当たり前)。味付けはやや塩角が立っている。個人的には紅しょうがは必要ないと思う。スープの味を壊しやすいし、紅しょうがに頼るほど濃厚な印象もない。出来れば席に備え付けにしてもらいたい。
日吉町駅周辺は静岡に10年以上勤務しているが数える程しか来ていないエリアだが立地的にはどうなんだろう?
メニュー構成的には若干、没個性な印象を拭えないが個人的には味は悪くないと思う。
青葉通りを中心とした繁華街では家系ラーメンなども出て来て賑わいを見せているが、敵の少ない立地は吉なのか凶なのか。その結果は数年後にならないと誰も判らない。