猪木?
らーめん ぼんばいえ
【閉店】らーめん BOMBA家

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00〜2:00(月〜日)
定休日無休
席数カウンター9 テーブル8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚23'32.7''
E139゚28'15.3''
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最寄駅湘南台駅(小田急江ノ島線)
湘南台駅(相模鉄道いずみ野線)
湘南台駅(市営地下鉄ブルーライン)
取材日2011/06/04その他の情報...

メニュー

味玉醤油ラーメン 並盛
750円
豚骨醤油ラーメン 並盛
650円
醤油ねぎラーメン 並盛
800円
醤油チャーシューメン 並盛
850円
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東海地方もいよいよ、梅雨入りした訳ですが例年に比べるとかなり早い梅雨入りとのこと。これで梅雨明けが早ければバランスも取れようものですが大概にして長雨になるのが予想され、大雨による水害が懸念されますね。管理人です。
そんな梅雨入りも梅雨知らず。午後12時からの会社のテニスは晴天の中、行われた。気温と湿度もそれほど高くないのは幸いな事だが。
2時間後。
テニスも無事に終了し、普段着に着替えると藤沢方面に向かう。途中、昼の記事を書くために平塚にあるネットカフェを目指したが何と!更地になっていた…
『仕方ない。コメダでも探すか…』
北に向かうと厚木市内に至るこの道沿いにはコメダ珈琲店があるのは知っている。携帯端末と無線で繋がるキーボードを携えているのでネットカフェがなくても記事は書ける。コーヒーに舌鼓を打ちながら暫くは執筆に勤しんだ。
1時間後。
記事も無事に書き終え、そのままRSSリーダーを眺めながら夜の取材先を考えた。先ほど、藤沢市を目指しているとは書いたが実はアテがある訳じゃない。何となくご無沙汰な藤沢市で取材をしようとザックリと考えていただけだった。まぁ、この時間から横浜市内まで行こうとは考えてなかったので何となく近場で…と言ういつもの気分で考えた結果だった。
『たまには家系でも食べるか』
ここ数ヶ月の取材先を考えた時、本当に家系ラーメンがご無沙汰であることに気が付いていた。またおま系のラーメン店が多くなったとは言え、先週も昼夜共にまたおま系では読者も飽きてしまうであろう。
RSSリーダーを眺めているとある店の屋号が目に飛び込んできた。確かに「家」が付いているがどこかのブログで拝見した時は「一応、家系に入れても良い」くらいの触れ込みだった店だ。ただ、「藤沢で取材」と考えていた今の私のニーズにはピッタリとハマっているので早速、現地に向かった。
その店を「BOMBA家」と言う。通常、家系ラーメンの店の場合、「〜家」と書いて「〜や」と読む訳だが、この店は「BOMBA家」と書いて「ぼんばいえ」と読む。「ボンバイエ」と言えば「猪木!ボンバイエ!」なのであるが、この「ボンバイエ」にどんな意味があるのか?私自身は良く判っていない。店先に駐車場はないが駅前と言う立地故、近くにコインパーキングが多く点在しているので車で来ても困る事はない。入庫後。早速、店へと急いだ。
店内に入ると直ぐ、券売機がある。タッチパネル方式の最新式だ。メニューを眺めているととんこつ醤油以外に塩とんこつや「ドロ系」のつけ麺もある。ここでドロ系のつけ麺では先週の取材と完全に被ってしまって本末転倒。塩とんこつもかなり魅かれたが初志貫徹。オーダーは食券制。味玉醤油ラーメンをオーダーした。
店内はゆったりとカーブするカウンター席とテーブル席の構成。夕飯時には少しだけ早い時間帯の店内に先客は2名。空いているカウンター席に陣取った。
前述の通り、プロレス系の香りがする屋号の店。店内も期待通り、プロレス関連の興行用ポスターやサインが多い。また、店員の着ているTシャツのデザインが新日本プロレスのそれに似せて作っているのがちょっと面白い。細身の女店員が来ているとあまりらしくないが、体格の良い男性店員の着ている姿はそれっぽく見えた。
厨房は一段高い奥にあってあまり積極的な観察が出来ない。唯一、確認出来たのは麺上げをキッチンタイマーで管理していること。深ざるを使用していること。湯切りはかなりシッカリとされていることの3点のみ。寸胴の数などはまったく判らなかった。
そして、ラーメンがやって来た。見た目は完全な家系のそれである。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚頭を軸にした印象で濃度、粘度共にかなり高め。しかし、合される醤油ダレがビシッと決まっており、後味は至ってスッキリしている。鶏油に頼った印象は少なく、出汁の濃厚さとタレとのバランスを推進力にして食べ進めるタイプ。通常の家系ではあまり感じない魚介系にも似た風味が若干感じられたが気のせいだろうか。
麺は中太ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率はやや少なめの印象を受けた。茹で加減はやや硬めの仕上がりでポクっとした低加水な食感を残している。
具はチャーシュー、味玉、ほうれん草、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。超柔らか仕上げ。味玉は黄身が流れ出すほどの柔茹で。味つけは穏やか。メンマが入っていることから昨今の松壱系を想像させるが詳細は不明。スープの雰囲気は壱六家系や松壱家系一派のそれに非常に酷似していることから鑑みても近からずも遠からずと言った所だろうか。
私自身はプロレスファンではないが、ラーメン好きとプロレス好きの両方共訪れる可能性を秘めた店であるのは確か。
こう言った店の場合、メニュー名にプロレス技の名前を付けちゃう店とかが多いが、そう言う雰囲気がない分、ラーメン屋としてシッカリとやって行く姿勢が伺え、個人的には良い印象を残したまま店を後にした。
ちなみに「ボンバイエ」の語源はコンゴ共和国の言葉が語源で「奴を殺せ!」らしいです…
何とも物騒な屋号になっちゃいましたね (^_^;

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