楽勝に思えた千葉が遠い…
ごーるでんうぃーくとくべつきかく とうきょうらーめんつあー ふつかめ ぜんぺん
'07 GW特別企画 東京ラーメンツアー2日目(前編)

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SHOP DATA
住  所東京都港区三田1-11-9
電話番号03-3455-5551
営業時間
定休日無休
席数
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚39'01.6''
E139゚44'31.4''
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最寄駅麻布十番駅(都営大江戸線)
麻布十番駅(東京メトロ南北線)
取材日2007/05/04その他の情報...

取材歴

2007/05/03  取材分
2007/05/03  取材分
2007/05/04  取材分

毎年恒例の東京ラーメンツアー。一日目をお読みでない方はこちらを先にお読み下さい。
 
5月4日
7:30am
昨夜仕掛けた携帯のアラームが鳴っている。酒を飲んで寝た次の日は何となく気だるい。布団や枕も変わっているので何度か目を覚ましたのも覚えている。喉も渇いている。
昨夜。別れ際に今日の行動を打ち合わせていた。取りあえずホテルの朝食が8時からである。テレビを見ながら身支度を始めた。
 
8:00am
「RRRRR-!」
部屋に備え付けの電話が鳴った。実兄から朝食の誘い(と言うか起きているかの確認)である。部屋を出るとエレベータホールで何となく出会う形となった。ちなみに実兄の部屋は構造上は隣になるのだが、入り口はヒドく離れている。自室のドアを開けて隣の部屋のドアを「コンコン!」と言う訳にはいかないのだが、隣の部屋の窓を「ドンドン!」やると実兄の部屋である。(判り辛れぇ〜構造)
 
8:05am
朝食はホテル内のうどん屋で摂ることになる。ちなみにこの朝食はチェックイン時に要る、要らないを選択出来、和食、洋食、讃岐うどんから選ぶことが出来る。ちなみに別途840円かかる。実兄は讃岐うどん。私は洋食を頼んでいた。
 
9:22am
朝食も終え、支度も整ったのでチェックアウトした。これから千葉市中央区にある家系の店を目指して出発するのであるが、これまた毎年恒例の甘味処を目指すことに。何故、朝っぱらから甘味かと言えば、たまたま宿から1km圏内にあるからである。
 
9:37am
甘味処ぱぽた〜じゅに到着する。実兄はどこからこんな情報を仕入れてくるのか謎であるが、この店は志村けん氏の馴染みの店であると言う。まぁ、私も実兄もミーハーなので…。朝の9時半なのに既に開店しているあたりが素晴らしい。オーダーは口頭。白玉クリームあんみつをオーダーした。甘過ぎないアンコと出来立ての白玉。黒蜜を適度にかけて甘さの調整も出来るので甘いのが苦手な男性でも結構イケる。
テーブルに備え付けの灰皿はとても灰皿には見えないもの。思わず灰皿なのか聞いてしまったほどである。
 
10:06am
ぱぽた〜じゅを後にして出発。いよいよ千葉を目指して一路、湾岸を目指す。当初の予定ではディズニーランドまでは混んでいるだろうと考えていた。
「朝10時に東京にいる。楽勝だね」
何年か前の東京ラーメンツアーでも聞いた事のある台詞を言ってみる私。しかし、本当の恐怖はこれからだったことをこの時点では知る由もなかった。
 
11:20am
浦安が近付いて来た。ディズニーランドの渋滞が予想されるので首都高湾岸線には乗らず、その脇を走る湾岸道路でここまでやって来た。予想は的中し意外とスムーズにやって来れた。浦安を越えた辺りで、雲行きが怪しくなり、混雑から遂に渋滞と言う状況になってきた。停まっている時間が多い。暇なのでテレビを見ながら渋滞を進む。
「♪お昼休みはウキウキウォッチング〜」
聞き慣れた音楽がテレビから流れてきた。麻布十番を出発して早2時間が経過しているが未だ千葉市中央区は20km先である。
 
12:20pm
「ダメだ。脇道を行こう」
湾岸道路から内陸の方へ左折。調度、二俣新町の近くであった。ナビを見ていると東へ向かう道がある。その道を抜ければ良いんじゃないの〜と勢いだけは良かったが、結果はあっけないものであった。
「大渋滞じゃん!」
こちらもヒドい渋滞だ。打つ手がなかった。目的地まではまだ10km以上もある。差し当たりコンビニに駐車して今後の事を考えた。既に時計は12時半をまわっていた。
「そろそろリカバリーでも考えないといけませんなぁ」
実兄が言い出した。しかし私も賛成である。既に12時半である。ダラダラ行っても昼の営業時間に間に合わない。そうなるとリカバリーもし辛くなるのである。
数冊持ってきたラーメン本も見てみたがあまりよい情報は載っていない。仕方なく超ら〜めんナビの周辺検索機能を使用して探してみる。自分達がどの辺りにいるのかもあまり良く判っていない状況で周辺検索機能は役に立つ。
そして一軒のとんこつを扱うラーメン店を数kmの近さで見つけた。
「もう、ここで良いだろ」
(わら)をも(すが)る気持ちで現地へ向かうのであった。
 
つづく

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