食べログで水戸市内最高得点の行列店
めんや ふるかわ
【移転】麺や ふる川

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00〜14:30(月・水〜木・土〜日)
定休日金曜
席数カウンター9 テーブル8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  36゚22'04.4''
E140゚28'50.0''
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最寄駅
取材日2017/05/04その他の情報...

メニュー

背油醤油らーめん(並盛)+味付玉子
850円
豚骨魚介(並盛)+焼豚
850円
ふる川らーめん醤油(並盛)
750円
ふる川らーめん醤油(大盛)
750円
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GWを利用して茨城に来ています。管理人です。

大洗町での所用を済ましたラーメンバカ兄弟は再度、水戸市内に戻ってきた。
今回、事前に行きたいラーメン店をリサーチした訳だか、その多くは水戸市とつくば市周辺に固まっている。
昨夜のスタミナラーメンは水戸市のご当地ラーメンではあるが、新進気鋭のラーメンというのも多くあり、食べログ等を見ていると高得点を叩き出している店はそのような店が多い。
大洗を出発する前に協議の結果、水戸市内にある「麺屋 むじゃき」という店を目指す事にした。この店、食べログで調べると水戸市内のラーメン店の第2位の実力店だ。
何故、第1位を狙わないかと言えば、単純に第1位の店のラーメンがあまり我々の好みじゃないという単純な理由なのだが。
大洗を出発して20分後。現地に到着した。店の横に駐車場があるので入庫後。店に向かうと休みのようだ。食べログを見てみると定休日が「木曜日」になっている。やっちまった。
仕方ないので食べログを見直す。こうなるともう1位の店でも良いか!という事になりナビで検索すると意外と近所にある事が判った。踵を返して現地に向かった。

10分後。
現地に到着した。その1位の店を「ふる川」と言った。店先には行列が出来ている。店裏に駐車場があると言うので向うが満車状態。仕方なく近所のコインパーキングを探して入庫後。店へは徒歩で向かった。
店先には10名程度の行列が出来ているので最後尾に陣取った。この程度の行列なら30分後には着席できるであろう。
店先にはこの店のラーメンについての表示があるのだが、醤油、塩、煮干系、チャッチャ系とんこつ魚介、担々麺、二郎系、油そば、つけ麺、坦々つけ麺と豊富なラインナップ。というか個人的には何とも無節操な商品ラインアップに映った。
食べログの写真を見ていると圧倒的に醤油か塩をオーダーしている人が多いのが判る。こうなってくると天邪鬼な性格がムクムクと湧いてきて、「醤油と塩は外す」という考えが浮かぶ。それは実兄も同じようだ。

並び始めて30分後。店内に通された。店内に入ると直ぐ券売機が見えた。オーダーは食券制。私は背油醤油らーめん、味付玉子を。実兄は豚骨魚介、煮豚をそれぞれオーダーした。
女店員によってカウンター席に通される。店内は厨房をL字に囲うカウンター席と2組のテーブル席の構成。厨房内に男性3名。ホール係の女店員1名の計4名で切り盛りする店内。
厨房観察。
寸胴の数は小さいものが3器確認出来る。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマー管理なのだが、壁には計8個のタイマーが貼り付けてある。まぁこれだけの商品ラインナップだ。麺も色々と用意されているのであろう。
ラーメン到着の数分前のこと。
「背油醤油らーめんの方、チャーシューと大葉になります」
肩ロースのチャーシューと大葉を刻んだものが別皿で先に供された。何故だろう。
そしてラーメンがやって来た。先ずは背脂を掻き分け、揚げネギで汚染されていない部分のスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。清湯系のスープではあるが表層は背脂が覆っている。背脂自体には特に味付けは施されておらず多少のコクを提供する。後半、揚げネギを混ぜ込むと若干の香ばしい香りが添加される。
麺は細ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を持った。やや硬茹でで供されるが寿命は短い。深ざるで茹でられる細麺なのである程度は仕方ないが麺がこんがらがっている。
具は鶏チャーシュー、メンマ、なると、揚げネギ、のり、ネギ。別皿にチャーシュー、大葉。そして別注の味玉。鶏チャーシューは胸肉を使用した物だが柔らかくパサつき感もない。チャーシューは豚肩ロースを使用した煮豚を燻製にしたものだろう。燻煙の香りが何とも良い。しかし、チャーシュー自体が冷めているのでスープに漬けるとスープ自体の温度が下がってしまう。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。
実兄のオーダーした豚骨魚介にも別注で同じ豚肩ロース肉が乗っているが、こちらは別皿になっていない。これは推測の域を出ないがベースが鶏の場合は別皿。豚の場合はそのまま乗せているのではないだろうか。スープに自信があるのでそれを豚の香りで邪魔されたくないという店主の考えがこのような「別皿」という形に表れているのだろう。
店を後にすると行列は更にその長さを増していた。
私は得点というのが好きではないので私自身がラーメンに得点を付ける事はしないが、遠方から来た場合などは店を選ぶためのファクターの一部にはなり得る。
ただ、最終的に店を決める要素は画像や食べた感想であって欲しいと願うのである。

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